outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

定年退職と旅

2010年03月21日 19時18分04秒 | 退職生活
僕は人より旅が好きだと思っている・・それは多分十代からずっと旅を重ねてきたから一種の中毒なのかも知れない

何故「旅が好きか?」と問われたら・・色々沢山あるので一言で答えるのは難しいけれど、一番に「自由」を一番感じられる事を挙げるべきだろう

色々な日常の視界を遮るシガラミから離れ、広く社会を感じることが出来る時間を旅はくれます

その広くなった感性のなかに・・初めて見るものや出会いがあるから・・・驚き、感激などに事欠きません

退職生活20年を過ぎた僕ら夫婦は実質15年ほどを「旅の空の下」で過ごし、延べで5年ほどを家で過ごして来ました

退職すると・・・今までの束縛から解放されます

今まで出来なかった「長い旅」が可能になります

一週間や10日の「疲れるだけのツアー」から・・・ゆっくり感性を解き放てる疲れない旅をする時間が持てるようになります。

最近の(ここ10年ほど)僕等の旅は、今年もですが「5ヶ月」を基本にしています。 五ヶ月と言うのは前後の事も考えると「半年」になってしまうんですが退職者に一番適当な期間と考えています

この「五ヶ月」と言う期間はキャンピングカーで旅しても、ヨットでクルージングしても、バックパッカーで海外を旅しても「退職者に相応しい効率」が保てる期間のようです

「予算」は・・・短い旅は目的地まで往復する費用が、その短い期間に割り込まれるので一日当たりの費用が嵩みますが五ヶ月になるとその無駄を感じる事がありません

「感性」は・・・短いと忙しくて・・・「行っただけ」に近いものになります。最も恐ろしい事は、人の感性と言うのは「初」の場合には非常に吸収性がありますが、二度目には五分の一以下になるんだそうです

これは僕も長く旅をして感じましたが、初めて行った国の場合、最低半月は「全てが驚き」となります。

ところが・・・以前に半日でも過ごした事がある国に行った場合、最初から殆ど驚きがないんです。

だから・・・短い旅は「心も貧しくします」

僕は体力がある間に「海外」と「山」の旅を予定に組んでいます 

ヨットとキャンピングカーを今まで使っていますが・・・新定年退職者に、このどちらかは是非準備して欲しいと思います。

高価な新品を買う必要はありません。 

ヨットもキャンピングカーも自分で修理したり、自分の目的に合うように改造するのも愉しみなんですから・・・30万円か100万円位のでいいのではないでしょうか??

箱物にお金を掛けてソフトでケチケチするより、箱に掛けなかった金額をきちんと計算して「使いきり金額」にプラスしたほうが遥かに愉しいと思いますよ

基本的に今まで定年を迎えた日本人は「貧しさが抜けていない」人達でした。

だから・・・旅をしているのを見ても・・・「忙しくて無駄が無い」んです

人間に一番必要で疲れを取り除き、英気や感性を養えるのは「時間のゆとり」なのに・・・です

それとは逆に・・・「ただ時が過ぎていくのを待っている」(死ぬのを待っている?)ような・・・「無駄な時間」を過ごしている人もいます

こんな人の中には国民年金などで予算が厳しい人も中には居ますが・・・平均的には充分な年金や預貯金がありながらもちゃんとした将来の計画が組み立てられず「常に不安で少しでも残そう」とする人に多いです

目隠しをして運転すれば・・・前方が心配で怖くて進めないのに似ています。

確かに先のことは誰にも解りませんが・・・仮定してそれを信じて堂々と進み、間違いや変化があれば訂正すればいいんです

どんな人の人生も・・・・「楽観的仮定」が建てられたから結婚でき、子供も作り生きてこられただけなんですから(人を脅かす事が仕事の保険会社の言うことを信じてはいけませんよ。周辺に沢山居る保険金詐欺師以外の普通人は損をするように考えられているんですから)

僕は基本的に僕の友達に一番多い片方が「公務員や団体職員」退職者なら絶対に全員が出来る夫婦で「年間300万円使いきり実験」を変更する気はありませんが欧米人の退職者が平均的に過ごしている、夫婦、又はカップルで年間2万ドル(日本円で180万円)でも年齢、体力に応じた計画をしっかりして、天下り機関をせめて半分に減らせば結構遊べるように思い始めています(僕の予算は平ベタなので歳をとるとボランティアをしない人は使い切れなくなる恐れがある

西欧諸国の場合は日本の様に「全く不要な天下り機関が無い」ので例えば運転免許証の書き換え費用や車検費用、小型船舶の検査や免許、備品などから生活に直結する殆ど全てのものまで限が無いほど「天下り機関に払う」費用が多量にあるので300万円と二万ドルで同じ
程度にはなってしまうんですが

まあいずれにしても・・・体力がある間に世界を巡って色々な事を感じて欲しいと願っております

それは人が最後に「思い出を食べて生きる」期間を満ち足りて送れる事に繋がります。

ボケて「思い出せない」場合も多いですが

その見本を実況で見てもらえるように来年の山旅の後、オーストラリアキャンピングカー旅を半年ほどして、次の年はキャンピングカーでなくバックパッカー旅行を半年ほど組み入れて、場合によっては皆が解り易いようにキャンピングカーとバックパック旅行を年毎、交互にすることも考えています

年間5ヶ月程度の海外旅行も皆さんに是非加えて頂きたいプランですね(予算がある人は定住で無く旅行が愉しいと思う)

なにより先に・・・この風邪を治さなければなりませんが

最後に・・・フィリピンで一緒に航海していた「ラー三世」金田氏(現在マレーシア)よりメールが入り、昨日のブログ一部補填書きしました
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