outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

霧氷の六甲山で凍死直前

2010年03月29日 19時20分41秒 | 退職生活
七時半、高橋家で朝食を済ませて徒歩で四人は家を出ました

四国島に住む僕らには・・数年ぶりの電車乗車です

しかし田舎者の哀しさ・・・なかなか切符が買えませんでした

高橋夫妻はプリペイドカード持参。それは便利そうでした。

そんなものが日本にあることさえ知らない僕らなんですから

電車、地下鉄、また電車と乗り換えて「花山」から「芦屋川」に到着

芦屋川沿いの桜は見頃で川に沿って「高級住宅街」の間を登っていきます

そこで・・二人共がカメラを忘れたことに気付きました

その後、六甲山を甘く見ていた僕らは・・・意外に急で意外に山らしい登りに息を切らし始めた頃からアラレが降り始めました

そのアラレはやがて雪に変わり・・・頂上(六甲山最高点)に近づくと周辺は桜が咲いたかと思えるように霧氷がまだ芽が出ていない落葉樹を飾っていました

最高点で・・携帯電話で記念写真を写して・・少し下った所で弁当

ところが・・「霧氷が襲ってきた」と言う感じで急激に気温が下がり・・・あっと言う間に4人が揃って手の感覚を全く失うほどに

慌てて下山準備を始めたけど・・・手が動かない

チャックも出来ない状態で次に足にシビレもきはじめて・・・

兎に角下へと駆け下り始めました。

体を温めないと・・・と思って一生懸命吹雪になった六甲山を有馬温泉に向って

手の感覚が戻ったのは・・随分下ってからでした。

千メートル足らずの六甲山ですが・・・今日は予報通り二月の気温

ダウンジャケットは着ていたけど、こんな手の感覚が無くなるほどの冷たさを味わったのは子供の時以来。

高橋夫妻も美由紀も僕も3月末の六甲山を軽く見すぎていたようです。

それでも無事に有馬温泉に下って、観光客が多い、狭い急な温泉街を抜けて電車の駅へ

高橋家に戻りついた時の僕は目が開かないほどくたびれていました

コーヒーを頂いて暫らく雑談。

再会を約束してバスまで来て見送って貰って出発

高速道路に入って・・最初のパーキングエリア「西宮、名塩」で停まって・・・晩飯。

でも・・もう動く元気はありません

美由紀は・・・花山を出発してからここまで・・・カラオケを歌い続け

オンナが長生きするのが解ります
コメント
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