outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

ヨットでウオッシュレット(シャワートイレ)

2010年10月14日 21時29分28秒 | 退職生活
仕事を辞めて(早期退職)間もなくの春、ホロホロ3世のシェイクダウン(慣らし運転)に、美由紀と二人で4ヶ月ほど沖縄に行きました

四月に徳島を出て、昼間だけ走るディセーリングで、美由紀をヨットに慣らすのと、仕事をしていたので、長いことやっていなかったスキューバダイビングに慣れる事も目標でした。

無理の無い航海と、潜り易い慶良間諸島をメインに石垣島、西表島まで脚を延ばし、オーバーナイトの経験もさせました

この航海でヨットに慣れ、ダイビングの楽しさや釣りの愉しさを覚えたから、迷わず一緒に世界一周に出発出来たと思っています

さて・・・僕には二度目のヨットで行く沖縄だったんですが・・・

前回は40日ほどと短かったので問題なかったんですが、一ヶ月を過ぎた頃から

トイレに行くと便器が真っ赤になるほどの出血が始まりました

20代から時々出血があったり、時には袋状に出てきて、大変痛い思いをしていたんですが・・・

1980年頃ウオッシュレットが発売されたのを、すぐに買ってからは、何とか耐えれる範囲で仕事も続けていられました

ところが、ヨットにウオッシュレットはありませんから・・・出始めたわけです

4ヶ月の航海を終えて、徳島に戻った時は・・・貧血になっていたほどですから、痛いしかなり酷いものでした

これでは世界一周になどとても行けないと・・・手術を決意

僕は自分で「イボ痔」と勝手に思っていたんですが、診断は「脱肛」

この手術ですが・・痛くないなんて嘘ですよ。

手術のキズが治ってから・・・細くなった出口を広げるのに・・・ステンレスのクチバシ状の物を差し込んで、ネジを回して広げた時は・・・叫びました


この痛さを筆にするのは困難です

余りの痛さに耐えられず、もっとしなければいけないのに、逃げるように退院したほどですから

しかし手術の効果はあって、快調になったんですが・・・それは主に家に居て、旅に出ても一ヶ月ほどだったからでした。

ヨットで大洋を渡ると言うのは・・・当然風呂はありませんから、シャワーです。

そのシャワーも、海が荒れると浴びる事が出来ませんから・・・周辺が不潔になります

そうなると・・・なんかモゾモゾし始めるんです

話は少し飛びますが、イスラム教の国と言うのは殆どが油は出るけど紙が余り無くて・・・

殆どの国では、終った後は紙を使わず、空き缶に入れた水を上手に後から掛けながら、手で洗います

インドネシアの島の入り江にイカリを入れていたら・・・毎朝、老若男女が空き缶片手に波打ち際に来て、水を掬い、そしてしゃがんで用を足します

何十人もが並んでいる姿は見事?ですが・・・最後に水で洗ってお仕舞いです。

ブツは・・・普通波に流されて魚の餌になるんですが・・・引き潮の時などは・・・次の潮まで海岸に沢山盛り上がっているので、上陸は注意を要しました

でもイスラムの人に痔は殆どいないそうで、水で洗う威力は絶大なんです

そこで・・・僕も空き缶を使って・・・洗う練習をしたんです

が・・・子供の頃からやってないので、なかなか上手くいきません

それで・・・考えたのが、4リットル農薬散布用の噴霧器でした

霧になったのでは上手く行きませんから、先端を工夫して交換し、ウオッシュレットの様に出るようにしました

一度は紙を使って・・・その後、水で洗うんです。

これは快調で・・・今もヨットに来たらこれを利用しています

ヨットにウオッシュレットが付く日はまだまだ先でしょうから・・・綺麗に洗いたい人は試して見てください。

そんな訳で今日の写真は、そのウオッシュレットとして使っている噴霧器です。

ポンピングしておくと何度か使えます。 具合がいいですよ

写真をクリックすると大きく見えます。

話しが変わりますが「てっぱん」見てますか?

今回も楽しく楽しみに見てます

コメント
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