朝美由紀と鍛冶が峰に登った後、久しぶりにモクズガニ罠を仕掛けようとカゴ罠の破れが無いかをチェック。
毎年九月中頃から10月下旬にかけて数回モクズガニのカゴ罠を仕掛けています。
ブログを見てみると2018年は9月17日が初回で、2019年は9月25日が初回になってますから・・・
毎年大体この季節と言う事が分かります。
私が子供の頃は竹で編んだ「がにうえ」と言う仕掛けで、川をせき止めて産卵に下って行くモクズガニを獲っていました。
しかし今の蟹罠は中にエサとなる魚のアラを入れて・・・匂いで呼び込みます。
この方法になってから「乱獲」が進んで、今は昔の様な大きなモクズガニは僅かしか獲れません。
その上に・・・漁師でも無いのになんでもお金にする輩が・・・獲ったモクズガニを道に駅や産直市に持って行って売るようになってしまい、小さくても放流せずに売ってしまうから、ますます獲れなくなっています。
食べる分を捕るのはいいけれど、売るのはどうかと思います。
今の季節のモクズガニは、まだ十分に卵を持っていません。
また川で自然のエサが十分でないから・・・獲ったばかりのモクズガニは痩せています。
それで私は獲れたモクズガニを水槽に入れてカボチャやうどんを食べさせて・・・太らせてから食べるようにしています。
毎年一回目は太る間もなく食べてしまうんですが・・・二回目以降は十分太ってから食べています。
さて今日は毎年仕掛けてる場所が工事中だったので、下流の初めての場所に4個の罠を仕掛けてきました。
一回エサを入れて仕掛けたら・・・明日の朝見に行って・・・カニだけを回収して罠はまたそのまま仕掛けます。
明後日の朝にはカニも罠も引き上げて持って帰ります。
と・・・この様に毎年一度エサを入れたら二日獲るようにしています。
今日は昼過ぎに夕立の様に短い間だけど強く降ったので・・・多分モクズガニは下ると思います。
問題は仕掛けた場所が下流過ぎるので・・・そこまで下って行くかが問題です。
でも・・・何度仕掛けても罠は楽しみなものです。
カゴ罠に入ってるモクズガニの中から、大きいのだけを回収して小さいのは放流するんですが・・・時によっては殆どが放流になってしまいます。
半面滅多に無いですが・・・殆ど回収できる粒ぞろいが入ってる事もあります。
明日はどうだろう???
「落ち鮎のコロガシ漁」の季節も近いので・・・場所を見てきましたが・・・いつも一足早くからやってる上流でも誰もコロガシ漁をしてませんでした。
もう一度大きな水が出ないと鮎が下って来て無いのだと思います。
ただこれも河川工事で釣り場へ行くのが難しくなっていました。
明日ちゃんと確認しようと思うんですが・・・落ち鮎も楽しみな季節の漁だから獲れなかったら辛いです。