事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

ぼくのわたしの2013 永遠の0

2014-02-05 | 読者レス特集

3b2b391a あまちゃん篇はこちら

映画では、年末に「永遠の0」に泣いた人が多かったみたい。

「永遠の0」、重い映画でした。後ろの40代~50代のご婦人は途中からすすり泣きが止まらなかったでござんす。
機体として二一式は大好きな小生としても、この映画は「こんな涙誘っていいんかい!」と思えてしまって、年末最後の映画に選んで重いっす。
お友だちの現総理が、まだなにかしら感じ取ってくれるものがあればいいのですが、原作では搭載爆弾も爆発せず、アメリカ空母乗組員が生存したことの意味も思いいたってくれるのだろうかと思うと……。岡田君の最後の顔、いろいろ思えていい表情です。

ナイトショーでしたので、ガラガラでゆっくり見れました。
感動よりも感激ですねえ。
空母「赤城」は戦艦からの改造空母なので甲板下の構造が正規空母とは違い、よく作ってある。さすがTAMIYAがついている。零式戦闘機、それも21型の塗装が剥げていて……
青い海、緑の森林をバックにした空戦……様々な「特撮」もここまできたかと。
本当にガダルカナルは……辻政信なんぞが……宮部教官に共感……教員を長くしていると無力感が……

どうも教員たちは違った側面からこの映画を見ていたようだ(笑)。みんなどこまでマニアなんだか。わたしもしかし、この映画における戦闘シーンのリアルさにはたまげた。薬莢がきちんと排出され、赤城の構造は“きちんといびつに”なっているし、撃墜された戦闘機が水面にふれるということは“激突”と同義なんだなと……さすが、70億もかせごうという映画は違いますね。しかし原作者の暴言が止まらないのはなんとかなんないのか。こんなレスも来ている。

ううむ。
この映画はなんとも言えないです。
岡田くんの演技もうまい。感情移入出来て、号泣もした。
戦争を美化してるわけでもない(そのふしも否めませんが)、どんな状況下でも 生きる ことの意をふまえている。でも…なんなんだろう。この違和感。
最後に現代を零戦で飛ぶことと、サザンの歌が流れたことで拒否反応でした。(それだけではないのですけど)
なので、あえて深く考えず、戦争を知らない(私もですが)若者に知ってもらうきっかけになれば、の意味がある映画、と思うことに。

次回は「立候補」篇。

コメント
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