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それからなんと、財形年金は在職中から受け取っている人もいるんですって。これはびっくり。でも要件を読み込めば確かに可能だ。
・受け取り開始日における年齢が満60歳以上であること。
という一項が確かにある。もっとも、給料は現役だからもらっているし、まもなく退職手当も受給する時期にわざわざ設定する意味がどこにあるのかな、って気もしますが。
さて、選択肢のふたつめ「任意継続組合員」は、その最大のメリットが現役のときと同じサービスを受けられること。問題は、そのコストだ。
説明会のたびにくりかえされるのは、国民健康保険制度との比較。今年はいつも以上にはっきりと説明されていた。なにしろ資料にちゃんとサンプルが載っている!鶴岡市の例では……
・任意継続 → 497,000円(一括前納)の場合
・国民健康保険 → 670,400円(給与収入750万円の場合)
ここまで差があれば、被扶養者になれないかぎり、当然任継を選択する人が多いわけだ。わたしも、例外なくそうしてきた。
ところが、これはあくまで退職してすぐの話。二年目からは話が違う。国民健康保険は、前年の収入によって掛金が変わることが影響するので、退職する年度はバカ高くなる。でも二年目は違いますよと説明されてきた。でもいったいどれくらいになるのかは知らなかったが、資料によると
・国民健康保険 → 207,100円(前年1~3月の給与収入を150万円として算定)
こんなに違うのかっ!だからたいがいの人が二年目からは国保にうつるわけだ。だから自然な流れは
1年目……任継
2年目以降……国保
になる。でも、ちょっとここで考えておかなければならない点がある。それは、国保はあくまで世帯で掛金を払うということ。以下次号。
本日の一本は「レッド・ツェッペリン狂熱のライブ」ボンゾすげー。しかしロック少女たちが熱狂したように、ジミー・ペイジのギターにはやっぱり泣けるのでした。終わってからしばらくボーッ。