日本映画篇はこちら。
さあ今回は外国映画篇。
1.「愛、アムール」(ロングライド ミヒャエル・ハネケ)
2.「ゼロ・グラビティ」(ワーナー アルフォンソ・キュアロン)
3.「ハンナ・アーレント」(セテラ・インターナショナル マルガレーテ・フォン・トロッタ)
4.「セデック・パレ」(太秦 ウェイ・ダーション)
5.「三姉妹~雲南の子」(ムヴィオラ ワン・ビン)
6.「ホーリー・モーターズ」(ユーロスペース レオス・カラックス)
7.「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」(20世紀FOX アン・リー)
8.「ザ・マスター」(ファントム・フィルム ポール・トーマス・アンダーソン)
9.「熱波」(エスパーズ・サロウ ミゲル・ゴメス)
10.「もうひとりの息子」(ムヴィオラ ロレーヌ・レヴィ)
……これは意外な結果。わたしは(見てないけど)ガチガチで「ハンナ・アーレント」が圧勝すると思っていた。というのも、年末に神保町を歩いたとき、岩波ホールの前に長蛇の列。ななななんだこりゃ、と思ったらもう公開されてだいぶたつというのに客足が衰えないどころか増えまくっている「ハンナ・アーレント」の客。
へー。評判が評判を呼んでいる経過と、なにしろ岩波ホールの総支配人だった高野悦子さんが亡くなった2013年なのだから、と。
まあ、ハネケの「愛、アムール」はアカデミー賞外国語映画賞とカンヌのパルムドールのどちらも獲得したブランドだしな。しかし、邦洋ともにトップは「老い」をテーマにした作品だったわけだ。うーん。