立候補特集はこちら。
キネマ旬報の決算特別号が発売された。すでに報道もされているようなので紹介しよう。今回は日本映画篇。
1.「ペコロスの母に会いに行く」(東風 森崎東)
2.「舟を編む」(松竹=アスミックエース 石井裕也)
3.「凶悪」(日活 白石和彌)
4.「かぐや姫の物語」(東宝 高畑勲)
5.「共喰い」(ビターズエンド 青山真治)
6.「そして父になる」(ギャガ 是枝裕和)
7.「風立ちぬ」(東宝 宮崎駿)
8.「さよなら渓谷」(ファントム・フィルム 大森立嗣)
9.「もらとりあむタマ子」(ビターズエンド 山下敦弘)
10.「フラッシュバックメモリーズ3D」(SPOTTED PRODUCTIONS 松江哲明)
主演女優賞は「さよなら渓谷」「そして父になる」の真木よう子、男優賞は「舟を編む」の松田龍平。助演女優賞は「共喰い」「はじまりのみち」の田中裕子、男優は「凶悪」「そして父になる」のリリー・フランキーという結果。
点数的にはペコロスと舟がダントツ。個人賞は二位以下を引き離して圧倒的な結果になっている。納得。
わたしはベストテンのなかで4本しか見ていないのでえらいことは言えないけれど、ペコロスのトップには驚いた。妻は原作を読んでいたので気にはしていたようだが「だめ。絶対に映画館に行こうとは思わないわ」と断言。わたしも、自分がボケが入っているし、母親の介護とくればいろんなことが想起されそうなので逃げております。根性なしです。
まもなく鶴岡まちキネで「凶悪」と、ごひいき山下敦弘の「もらとりあむタマ子」が公開予定。わくわく。気になるのは10位。選んだ評者の多くがトップに挙げている。これもやってくんないですかまちキネさん。イオンには期待してないです(笑)
次回は外国映画篇。