お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

皆さんのお陰で

2007年11月13日 | 雑感
 緑のピーマンの中に、赤いピーマンが数多く実っています。初めて見つけた時はびっくりしました。「なんで、普通のピーマンの中に、赤ピーマンが・・・」って。

 今、ウチの小さな畑には、茄子とピーマン(これは、夏から)そして、最近は春菊、ネギ、今、成長しているのは、ホウレン草と青梗菜・・・
 全て、総代のM・S氏がお世話してくださっているもの。私は水やりと収穫するだけ・・・

 今朝は、そのM・S氏と農協の米貯蔵庫までご一緒して、来春の巡番報恩講・お斎用のお米100㎏をありがたく頂き、運搬してまいりました

 その折り、いつものようにM・S氏の畑のお野菜たちも頂いてきました。

 M・S氏以外にも、ご門徒の皆様には、お米、お野菜、お菓子・・・時々は「釣りに行って来ました」と、お魚まで。
 皆さんのお陰で、いつも新鮮な、おいしいものを頂いています。我が家の食卓は頂き物ばかり。

 ご自宅庭に咲いた季節のお花をいただいたり、境内に花の苗を植えてくださったりも・・・

 先ほどは、お体と相談しながら生活しておられる責任役員のM・M氏が、雑用(古い梯子の手入れ)においでくださっていました。

 お寺に住まわせていただいて、皆さんに大切にしていただいて、感涙でございます。 私は、本当に幸せです。
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護岸工事経過その2

2007年11月12日 | 行事・案内
 東側から始まった護岸工事は、南側進入路まで進んできています。
 現在、墓地側の駐車場には、進入できない状態ですので、駐車は、境内外、南側だけになります。ご注意ください。
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偽装

2007年11月12日 | 仏教
 何だかイヤな世の中ですね。一流料亭まで偽装。
 
 「老舗・一流」のプライドは、中身にあるのではなく、外側(パッケージの名前)だけのものだったなんて・・・
 
 船場吉兆の食品表示偽装・・・「但馬牛」「三田牛」表示に使われた「佐賀牛」農家は怒ってますよ。 長年のご努力で知名度も上がり、「佐賀牛」ブランドを確立されているところなのに・・・
 まじめな佐賀牛農家に、大変失礼な偽装です

 「黒毛和牛飼育のカリスマ」と呼ばれる、佐賀県伊万里市の畜産農家の方が朝日新聞にこうコメントされています。
 「但馬牛の方が、うけはいいのかもしれないが、偽装はあってはならないこと。プライドを持って取り組んでいるだけに心外だ」

 偽装、ズルして儲けるのでなく、自分の仕事にプライドを持ちたい。
 それが、仏教で言う「いのちの尊厳」を大切にした生き方だと思います。

 自分の尊厳だけでなく、人の尊厳も大切にした生き方。
 
 他人を軽んじてしまいがちであるならば、いつも「最愛の人のため」を想定して仕事をしていただきたい。

 自分の最愛の人が乗っても安全な乗り物。
 自分の子どもや孫が安心して住める建築物。
 自分の大切な人が安心して口にできる食物。

 「自分だけ得すれば、他人は、どうでもいい」なんて生き方は、仏さまを悲しませる。  (自分のいのちの尊厳に傷がつく)
 
 それぞれの仕事、役割の場で、人の幸せに、お互いが貢献しあえること。それこそが、仕事のプロ。
 本物のプライド(いのちの尊厳)を忘れないで、生きていきたいと思います。

 
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涙、涙・・・

2007年11月11日 | Weblog
 武雄市の射殺事件。
 「がばいばあちゃん」や「はだしのゲン」のロケ地になった、温泉地でもある田舎町でのことです。
 草刈りカマは、あっても、拳銃なんて考えられない、のどかな町です。

 そんな町の病院内で、善良な方が人まちがいで、射殺されるなんて・・・
 

 昨日、私は、出張不在の住職の代わりに、先日51才で亡くなられたM氏の満中陰(四十九日)法要をつとめさせていただきました。
 
 M氏のご遺族は、体調を崩されているお父様に、長男M氏の死を隠しておられました。それを住職はずっと気にしていました。

 M氏のお父様は、若い頃から仏教に親しまれ、長年、法専寺の総代役員をつとめていただいてきた方です。私たち夫婦の考えでは、家族のいたわり、配慮はわかるが、自分がM氏のお父様の立場だったら、内緒にされるより、事実を知らせて欲しいと思う。それで、住職は思いきって、六七日のお参りの折、自分の思いをご遺族にお伝えした。

 そして、昨日の満中陰。 M氏のお父様のお姿も。
 
 当日、息子の死を伝えられたお父様。お顔は涙でクシャクシャです。
 私は「大丈夫ですか」と、お声をかけるのが精一杯。

 仏事の間、おつとめする私のすぐ後ろに、車いすで同席されていましたが、ずっと静かに泣いておられました。
 おつとめする私も、たまらなくなって、時々声が乱れました。

 ご法話の途中も声をつまらせました。 愛する者、大切な人を失う悲しみ。涙、涙の仏事でした・・・・

 言葉も少しご不自由になっておられるM氏のお父様。仏事の後は、涙をためた私に、涙をためたまま、穏やかな笑顔で深くうなずいてくださいました。

 



 
 
 
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絶滅品種?

2007年11月10日 | 雑感
 AERA(雑誌)11月12日号を読んでいたら、最近、赤ちゃんの命名に難読名前をつける親が増えている という記事がありました。

 私の名前も難読ですが、ウチの名字も難読です。(私の同姓同名は絶対にいないと断言できる)

 先日、次女がネットで調べたら、ウチの名字は希少の部類だったとメールしてきました。以下メールのやりとり。
 
 「たぶん、ウチの一族しかいないはずだよ。」と私。
 「そうかあ、じゃあ、私は○○名字の最年少なんだ・・・」と娘。
 「そう。しかも、現存する男は、叔父ちゃんとお父さんだけ。お父さんが最年少ということになるねえ。次世代は全員女だし・・・絶滅危機にある名字ってことよ」
 「はあ、これはもう絶滅ですなあ・・・私は協力せんからね

 後継問題は、けなげに、長女が考えてくれていますが、ご縁・お相手次第のこともありますから、まあ「なるようになる」ってことで・・・

 絶滅することになるのか、続くのか・・・

 もしかして、ウチの姓を名乗る隠し子が、どこかに居られたりして・・・

 
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自分を大切に

2007年11月09日 | 仏教
 本願寺から出ている 季平博昭師著『「自分色」のままで・・・』
にこう書かれています。

 宗教的に物事を深く考えるとは、私たち一人ひとりの「いのちの尊厳」を考えることにつながると思います。他の人と比べた上での自信のところで一生懸命がんばっているという状況は、世間の価値観に合わせて、自分らしさを殺して生きるということでしょう。(略)自分が自分であることの自信が大事なんだということなのです。

 私たちが劣等感を感じたり、嫉妬を感じたりするのは、全て人と比べた上で、自分の心が作り上げた「自分の思い」に、自分自身がが苦しんでいるのですよね。

 人と比べた上での負けん気も、自分を奮い立たせ、向上させるためには、必要なことかもしれませんが、そればかりで生きていたのでは、疲れます。

 何かの本で読みましたが、人に嫉妬・ねたみを感じるということは、自分がその人と同等だと思っているから、嫉妬するのですって

 例えば、私が女優の黒木瞳さんに嫉妬することはありません。最初から違いすぎて比較の対象にならないから・・・
 
 でも、身近な人で、自分と同じ程度と思っている人が、恵まれていたり、称賛されたりしたら、「何であの人が・・・」なんて思ってしまう。

 人の幸せを素直に喜べないのは、そこにいつも「比較」があるからなんでしょうね。
 比較しない「自分」を生きる。

 自分のいいところも悪いところも、仏さまは、丸ごと包んでくださっている。

 自分を肯定、自分を大切にできれば、人の幸せに、顔の引きつった作り笑顔でなく、心から素直に喜んであげられるように思います。

 自分色を大切にできるということは、人の色も大切に尊重できるのだと思います。
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護岸工事経過その1

2007年11月08日 | 行事・案内
 順調に進んでいます。
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当番表

2007年11月08日 | 行事・案内
 法専寺日帰りバス旅行の打ち合わせが済み、予定が決定しました。
 法専寺近辺の参加者の皆さんは、お近くまで、バスで送迎いたします。ご遠方の方は、法専寺まで、おいで願います。
 
 と言うことで、昨日、バス乗車場所、時刻を記載した日程表をお届けする作業をしました。
 
 ついでに、来春の巡番報恩講(5日間)の「おとき・接待」の当番表を作成しました。

 毎回、勝手ながら、ご門徒の皆様全員(主に女性陣)に、手伝い当番日を割り当て、「その日1日は、責任もってお手伝いをお願いします」と依頼しています。
 今回も、「仕事の休みをとる都合があるので、当番日を早めに知らせて下さい」と、仰ってくださる(何と有り難い)方のために、年内には、当番表をお届けするつもりです。

 前回、平成14年の当番表をもとに、少し入れ替えて作成。

 当番表作成にあたって
 まず、1日の人数配分。これは、言うまでもないことですが・・・
 
 次に、悪い頭を巡らせ、大いに考えること
 
 その方の職業、家業を考慮して、なるべく、お寺に来やすい曜日を割り当てる。
 
 また、皆さんに楽しくお手伝いしていただくために、なるべく顔見知り(友達同士、親戚同士、ご近所)を一緒にする。

 でも、中には、「あの親戚と同じグループに入れないでください」というご要望もあり、なかなか難しく気を遣います。

 こうして、私なりに精一杯、配慮したつもりの当番表が出来ました(単なる自己満足)

 ご門徒の皆様、ご協力をお願い致します。

 お寺から手伝いの依頼・・・
 「チェッ、またか 忙しいのに、面倒な 」とお思いの皆様、または、無関心の皆様、

 依頼する側も申し訳なく思い、結構胃の悪くなる思いで、お願いしていますので、

 どうぞ、仏さまへの報恩感謝のお心で、
 「助けてくださ~い」 (法専寺の中心で「慈悲」を叫ぶ)

 



 

 
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シチメンソウ

2007年11月07日 | 佐賀ネタ
 シチメンソウとはアカザ科の塩生植物。泥の海岸に生育する植物で、茎の高さは40~60cm。
 成長、季節と共に色が変化することから「七面草」と言われます。

 晩秋のこの時期、シチメンソウは、紅に染まります。

 佐賀市東与賀町の有明海海岸沿いに長さ1,600m、幅10mに渡ってシチメンソウが生育されています。

 以前、東与賀町にお住まいだったKさん。佐賀市北部にお引っ越しをされてからも、お仲間と共に、シチメンソウが生育する海岸の清掃ボランティアに励んでおられることをお聞きしていましたので、まだ、一度もシチメンソウを見たことがなかった私。近くまで出たついでに、車でひとっ走り。初めてシチメンソウの公園に行って参りました。

 いやあ、広いです。(海だから当たり前なんですが・・・)
 
 写真上側の柵の向こうは、有明海の広大な干潟が広がっています。海と言っても波がザブンと漂う海とは、全く異なり、海水も見えない・・・見渡す限り、真っ黒な泥地です。

 でも、モノトーンのその風景がまた素敵なんです 海岸線に赤く色づいたシチメンソウの帯と共に。

 私、とってもこの景色が気に入りました。
 次回は時間がある時に来て、ゆっくりボーっと座っていたいと思います。

 
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工事の重機たち

2007年11月06日 | 行事・案内
 境内東と南側護岸工事のため、岸縁に、故M氏が植樹してくださっていたカイズカ(そのうち数本)と、10月に甘い香りを放っていた金木犀を、境内北側に植え直してもらいました。(ちゃんと根付いてくれるか心配ですが・・・)

 昨日から、久々のまとまった雨。本日は、雨のため工事はお休みでした。  
 久々に静かな境内・・・
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