今日の東京競馬場は雨の予想で、滑るかもしれないし力の要る馬場になるかもしれない。波乱の要素が一杯です。
もちろんウオッカが断然人気ですが、前走で1秒3も負けているのがこの馬にしては珍しく、もしかしたら昨年秋でピークが終わっているのではないかと、そんな気がしてしまいます。牝馬は格よりも調子を買え、という格言もあることですし、無条件には信頼しづらい部分があります。かといって他の有力どころも一長一短の馬ばかり。
リトルアマポーラは5ヶ月ぶりの前走で0秒4差。順調な調整に見えますが、昨年のエリザベス女王杯から見て、ここは少し距離が短いかもしれません。
同じことはカワカミプリンセスにも言えて、東京コースは得意なものの、1600メートルは一度走っただけでしかもそれが実は一昨年のこのレースで、コイウタから0秒9はなされた10着と、1番人気を裏切っています。
ザレマは暮れのターコイズSを勝ってから前走まで、4回連続で牝馬線を使っていて、初戦こそ6番人気で制したものの、その後は1、1、3番人気で3着、4着、2着と、いまひとつ勝ちきれません。ピークを過ぎた感もあり、アンカツが乗っても3着以内は難しいかもしれません。
レジネッタは桜花賞馬で当然この距離は得意でしょうが、休み明けで出てきた前走が0秒8差の5着と、調教技術が向上している最近にしては、仕上がり面での不安があります。
となると、やはりウオッカが勝つのでしょうか。ウオッカが勝つとすると、断然人気の2着は薄目という格言から、人気薄の穴馬を狙うのが常道。
ショウナンラノビアはダートから芝に路線変更してマイルを2連勝。格よりも調子と考えると、ここは有力馬の1頭にしなければなりません。逃げ馬で最内枠を引いたのもかなり幸運と言えます。
ジョリーダンスは8歳馬ということで嫌われる可能性がありますが、前走を見る限り、切れ味はそれほど衰えていない感じ。
何かと穴を開けている三春駒特別の1~3着では、ここ2戦惨敗続きのセラフィックロンプを除いてチェレブリタとブラボーデイジーがここでも穴を開ける可能性があります。
それに、前々走で勝ったものの、その前後で惨敗しているムラのある成績ですが、ダイワスカーレットの妹という良血に敬意を表してブーケフレグランス。
◎ウオッカ
〇ショウナンラノビア
▲ジョリーダンス
△チェレブリタ
△ブラボーデイジー
△ブーケフレグランス
ほとんど自信がないので、◎から馬連を少しだけ買います。