1着オルフェーブル
2着エイシンフラッシュ
3着トゥザグローリー
馬券はブエナビスタが7着に負けたのでハズレ。
ブエナビスタのラストランとしては何とも不満の残る内容でしたが、スローペースの内側を先行しての負けですから、何の言い訳もありません。内枠が逆に災いしたかもしれません。包まれたくなかったからでしょうが、スタートしてすぐに岩田ジョッキーがのしをつけて前に行きました。本来のブエナビスタでしたら、オルフェーブルと同じ競馬をしたはずです。直線での伸びしろはまだあったと思いますが、前が詰まってしまいました。
天皇賞もジャパンカップも同じ競馬でした。ジャパンカップはトゥザグローリーが道をあけてくれたので勝てましたが、天皇賞と有馬記念は脚を余しての負けです。安藤ジョッキーが乗っていたら、再内枠ということもあって一旦下げて外を回したでしょう。武豊ジョッキーでもそうしたと思います。わざわざしごいてまで先行したのに直線で包まれては、乗り方を批判されてもやむを得ないでしょう。岩田ジョッキーは暫く不調に陥る可能性があります。
勝ったオルフェーブルは強かった。上がり34秒0の競馬を後方から差し切るのですから、現役の日本の競走馬では最強と言えるでしょう。もはや日本では敵はおらず、キングジョージやブリーダーズカップ、凱旋門賞などを目指して遠征するでしょう。楽しみです。
上がりだけの競馬に向いているのはダービーで実証済みのエイシンフラッシュが2着、先行してよく頑張ったと思います。天皇賞で先行してただ一頭粘ったことで評価されましたが、ジャパンカップの大差負けで評価が落ちていました。同じく評価の落ちていたトゥザグローリー、ルーラーシップが3着、4着に来ました。これらの馬も瞬発力勝負に強いところがあります。先行して粘ったトーセンジョーダンが5着で、外国人騎手は4人のうち3人が掲示板に載りました。
それにしても中間ラップで14秒4、14秒3と、14秒台のラップが2回もある、しまりのないレースでもありました。競馬も人間のマラソンと同じようにペースメーカーを出走させて澱みないレースにさせた方が紛れがなくていいかもしれませんね。
来年もG1レース中心に競馬の予想をしていきます。