産科医、厳しい労働くっきり 厚労省研究班が調査 2006年06月19日 朝日 http://www.asahi.com/life/update/0618/004.html
産科医は週61時間労働で、当直は月17回、休みは年50日――。そんな労働実態が、厚生労働省の研究班の調査で明らかになった。ほとんどが当直明けもそのまま続けて働いており、調査を担当した杉本充弘日赤医療センター産科部長は「かなり厳しい状況で、産科の救急診療体制は崩壊しつつある。集約化や地域の助産所との連携などの対策が必要だ」としている。
昨年10~12月、産科または周産期を掲げる全国の473施設(26大学病院、208一般病院、166診療所、73助産所)から回答を得た。
産科医の週平均労働時間は61.0時間。大学病院65.1時間、一般病院59.5時間、診療所60.0時間だった。当直回数は月平均16.7回で、大学病院5.2回、一般病院6.6回に対し診療所は21.7回と多かった。96.9%が当直明けに継続して勤務していた。
年間休暇は平均50.4日で、それぞれ57.9日、68.9日、38.6日だった。
年間休暇が年50日では、普通の民間企業の半分以下。全体でも週に1日休むのがやっとの計算になりますが、特に一般病院は10日に1日しか休めない異常なペースですね。
出生数は毎年減る傾向にはありあすが、だからといって産婦人科医が要らないわけではありませんし、産婦人科医を安定的に供給できる体制作りが急務になっているように思います。
産科医は週61時間労働で、当直は月17回、休みは年50日――。そんな労働実態が、厚生労働省の研究班の調査で明らかになった。ほとんどが当直明けもそのまま続けて働いており、調査を担当した杉本充弘日赤医療センター産科部長は「かなり厳しい状況で、産科の救急診療体制は崩壊しつつある。集約化や地域の助産所との連携などの対策が必要だ」としている。
昨年10~12月、産科または周産期を掲げる全国の473施設(26大学病院、208一般病院、166診療所、73助産所)から回答を得た。
産科医の週平均労働時間は61.0時間。大学病院65.1時間、一般病院59.5時間、診療所60.0時間だった。当直回数は月平均16.7回で、大学病院5.2回、一般病院6.6回に対し診療所は21.7回と多かった。96.9%が当直明けに継続して勤務していた。
年間休暇は平均50.4日で、それぞれ57.9日、68.9日、38.6日だった。
年間休暇が年50日では、普通の民間企業の半分以下。全体でも週に1日休むのがやっとの計算になりますが、特に一般病院は10日に1日しか休めない異常なペースですね。
出生数は毎年減る傾向にはありあすが、だからといって産婦人科医が要らないわけではありませんし、産婦人科医を安定的に供給できる体制作りが急務になっているように思います。