ストレス調査:PCの全データ損失、失恋より痛手が大きい でも5000円しか支払わない シマンテック 2008年6月18日 毎日
http://mainichi.jp/life/electronics/news/20080618mog00m100030000c.html
パソコンの全データを損失するのは「失恋」より痛手が大きいにもかかわらず、損失したデータを復元するために平均5346円しか払わないという結果が、セキュリティー大手シマンテックの「パソコン利用時のストレス調査」で明らかになった。精神的なダメージを受けても、懐はあまり痛めたくないようだ。
データ保存でストレスを感じるのは、「重要なデータの損失」で37%。深刻度合いを最高10点で平均すると、「パソコンが使用不能」「保存ファイルを全て損失する」は、すべての年代で「失恋」より高い結果になった。失恋の痛手の点が最も高かった10代男性でも「失恋」(6・68点)に対し、「パソコン使用不能」(6・99点)「全データ損失」(6・98点)が高い。
1年以内にデータを損失した経験があるのは2割。男性はどの年代も20%台。女性は同10%台で、女性が経験率が低い。失ったデータの種類は、静止画像、テキスト、送受信メールなど。半数は「ほとんど復元できなかった」。復元のために支払ってもいい金額は平均5364円。2万円以上も6%、最高額は10万円だった。一方、支払わないという回答も30%あり、意識の差が現れた。
失うと困るのは「写真画像」で、男女とも30代が特に割合が高い。10代、20代は音楽や動画を挙げ、年代が上がると住所録や連絡先の割合が高くなる。しかし、バックアップ実施率は低く、「していない」が4割で最多だった。
私生活でインターネットが使えなくなったら「生きていけないほど困る」は10%にとどまったが、「日常生活に支障をきたす」は6割に上った。回答は年代、性別によって差があり、15歳から19歳の女性では「生きていけない」が26%に上ったほか、30代~50代は、女性の方が「かなり支障をきたす」割合が高かった。使えなくなって一番困るのは「ウエブ一覧」で43%だった。また、パソコンのトラブルは「自力で解決」が56%で最多だが、女性は半数以上が「詳しい家族や知人に頼る」。
調査は08年4月、インターネット利用歴が3年以上で、15歳以上の男女計1000人を対象にウェブ調査で実施。20代~50代が男女各100人。10代と60歳以上は同50人。パソコン利用年数は半数が8年以上で、1世帯あたりのパソコン台数は1・99台だった。
報告書によれば、もっとも深刻なダメージを10とした場合のストレス度は、「財布紛失」が7.99でトップ、次いで「友情を失う」の 7.41 、「病気やケガをする」の7.32がストレス上位3項目ですが、次いで高いのが、「パソコンがクラッシュして使用不能になる」の6.99。
一方、「失恋をする」は6.03で、全ての世代で失恋よりもパソコンクラッシュの方が衝撃が大きいと回答したようです。
もっとも、その割には、データーのバックアップ実施率は、前回調査と変わらず57%にとどまり、過去1年間では5人に1人が大切なデーターを損失したと回答し、損失データーの復元も約半数の方が「ほとんど復元できなかった」と回答しています。
ちなみに損失したデータは「音楽や音声ファイル」( 31% ) と「動画ファイル」( 30% ) がそれぞれ前回より 10 ポイント程度増加。
復元できるものなら負担してもいいと思える金額が平均 5364円と比較的小額になってしまったのは、自分自身で苦労して作成した文書データーではなく、オンラインデーターなら再びネットからダウンロードできる期待があるからでしょうか…。
「パソコン利用時のストレス調査」はこちら
http://www.symantec.com/ja/jp/about/news/release/article.jsp?prid=20080618_01
http://mainichi.jp/life/electronics/news/20080618mog00m100030000c.html
パソコンの全データを損失するのは「失恋」より痛手が大きいにもかかわらず、損失したデータを復元するために平均5346円しか払わないという結果が、セキュリティー大手シマンテックの「パソコン利用時のストレス調査」で明らかになった。精神的なダメージを受けても、懐はあまり痛めたくないようだ。
データ保存でストレスを感じるのは、「重要なデータの損失」で37%。深刻度合いを最高10点で平均すると、「パソコンが使用不能」「保存ファイルを全て損失する」は、すべての年代で「失恋」より高い結果になった。失恋の痛手の点が最も高かった10代男性でも「失恋」(6・68点)に対し、「パソコン使用不能」(6・99点)「全データ損失」(6・98点)が高い。
1年以内にデータを損失した経験があるのは2割。男性はどの年代も20%台。女性は同10%台で、女性が経験率が低い。失ったデータの種類は、静止画像、テキスト、送受信メールなど。半数は「ほとんど復元できなかった」。復元のために支払ってもいい金額は平均5364円。2万円以上も6%、最高額は10万円だった。一方、支払わないという回答も30%あり、意識の差が現れた。
失うと困るのは「写真画像」で、男女とも30代が特に割合が高い。10代、20代は音楽や動画を挙げ、年代が上がると住所録や連絡先の割合が高くなる。しかし、バックアップ実施率は低く、「していない」が4割で最多だった。
私生活でインターネットが使えなくなったら「生きていけないほど困る」は10%にとどまったが、「日常生活に支障をきたす」は6割に上った。回答は年代、性別によって差があり、15歳から19歳の女性では「生きていけない」が26%に上ったほか、30代~50代は、女性の方が「かなり支障をきたす」割合が高かった。使えなくなって一番困るのは「ウエブ一覧」で43%だった。また、パソコンのトラブルは「自力で解決」が56%で最多だが、女性は半数以上が「詳しい家族や知人に頼る」。
調査は08年4月、インターネット利用歴が3年以上で、15歳以上の男女計1000人を対象にウェブ調査で実施。20代~50代が男女各100人。10代と60歳以上は同50人。パソコン利用年数は半数が8年以上で、1世帯あたりのパソコン台数は1・99台だった。
報告書によれば、もっとも深刻なダメージを10とした場合のストレス度は、「財布紛失」が7.99でトップ、次いで「友情を失う」の 7.41 、「病気やケガをする」の7.32がストレス上位3項目ですが、次いで高いのが、「パソコンがクラッシュして使用不能になる」の6.99。
一方、「失恋をする」は6.03で、全ての世代で失恋よりもパソコンクラッシュの方が衝撃が大きいと回答したようです。
もっとも、その割には、データーのバックアップ実施率は、前回調査と変わらず57%にとどまり、過去1年間では5人に1人が大切なデーターを損失したと回答し、損失データーの復元も約半数の方が「ほとんど復元できなかった」と回答しています。
ちなみに損失したデータは「音楽や音声ファイル」( 31% ) と「動画ファイル」( 30% ) がそれぞれ前回より 10 ポイント程度増加。
復元できるものなら負担してもいいと思える金額が平均 5364円と比較的小額になってしまったのは、自分自身で苦労して作成した文書データーではなく、オンラインデーターなら再びネットからダウンロードできる期待があるからでしょうか…。
「パソコン利用時のストレス調査」はこちら
http://www.symantec.com/ja/jp/about/news/release/article.jsp?prid=20080618_01