「宮内庁ごときが決める問題ではない」石原知事が反発 五輪招致 皇太子さまご協力問題 2008年7月4日 産経夕刊
http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/080704/imp0807041933001-n1.htm
2016年の夏季五輪開催を目指す東京都の石原慎太郎知事が皇太子さまに招致活動へのご協力を求めていることについて、宮内庁の野村一成東宮大夫は4日の定例記者会見で「招致活動の段階からかかわることは難しい」と述べ、実現は困難であるとの見通しを示した。
これに対し、石原知事は4日、訪問先の小笠原諸島・父島で記者団に「宮内庁ごときが決めるべきことではない」と反発。そのうえで「(五輪招致は)ある意味では国運のかかった問題なのだから、政府が正式に(皇太子さまに)申し込んだら別の話になると思う」と述べた。
石原知事は東京五輪の招致活動で「旗頭がほしい」として皇太子さまにご協力を求める考えを示しており、1日には福田康夫首相と会談して政府に正式にご協力を要請し、森喜朗元首相が今月の皇太子さまのご公務に同席する際の感触をふまえ、政府に動いてもらうとしていた。
野村東宮大夫は「招致活動には政治的な要素が強いこともあるし、すでに決まった式典に出席されるのとは違う話だ。いずれにしても政府内で詰めることが先決」などと述べた。
『宮内庁ごとき』という言い草にも、『お前こそ何様のつもりだ!』とかなりムツとしたのですが、現実問題として既に経済大国となった日本に五輪を誘致することに、一体どれ程の意味があるんでしょうね…。
いくら皇太子にご登場頂いたところで、他にも立候補したがっている地域はいくらでもあるのに、肝心の地元が盛り上がらなければ誘致など到底できない(そもそも東京ではオリンピックの誘致に本当に盛り上がっているのでしょうか???)でしょうし、100歩譲って五輪を誘致したところで、その後の跡地利用まで考えておかなければ、いろんな意味で長野の二の舞になるだけのこと…。
新銀行東京の一件といい、どうもこの人は、派手なパフォーマンスばかりが大好きで、費用対効果といった経済感覚は著しく欠けているのでは…とどうしても疑わざるを得ません。
http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/080704/imp0807041933001-n1.htm
2016年の夏季五輪開催を目指す東京都の石原慎太郎知事が皇太子さまに招致活動へのご協力を求めていることについて、宮内庁の野村一成東宮大夫は4日の定例記者会見で「招致活動の段階からかかわることは難しい」と述べ、実現は困難であるとの見通しを示した。
これに対し、石原知事は4日、訪問先の小笠原諸島・父島で記者団に「宮内庁ごときが決めるべきことではない」と反発。そのうえで「(五輪招致は)ある意味では国運のかかった問題なのだから、政府が正式に(皇太子さまに)申し込んだら別の話になると思う」と述べた。
石原知事は東京五輪の招致活動で「旗頭がほしい」として皇太子さまにご協力を求める考えを示しており、1日には福田康夫首相と会談して政府に正式にご協力を要請し、森喜朗元首相が今月の皇太子さまのご公務に同席する際の感触をふまえ、政府に動いてもらうとしていた。
野村東宮大夫は「招致活動には政治的な要素が強いこともあるし、すでに決まった式典に出席されるのとは違う話だ。いずれにしても政府内で詰めることが先決」などと述べた。
『宮内庁ごとき』という言い草にも、『お前こそ何様のつもりだ!』とかなりムツとしたのですが、現実問題として既に経済大国となった日本に五輪を誘致することに、一体どれ程の意味があるんでしょうね…。
いくら皇太子にご登場頂いたところで、他にも立候補したがっている地域はいくらでもあるのに、肝心の地元が盛り上がらなければ誘致など到底できない(そもそも東京ではオリンピックの誘致に本当に盛り上がっているのでしょうか???)でしょうし、100歩譲って五輪を誘致したところで、その後の跡地利用まで考えておかなければ、いろんな意味で長野の二の舞になるだけのこと…。
新銀行東京の一件といい、どうもこの人は、派手なパフォーマンスばかりが大好きで、費用対効果といった経済感覚は著しく欠けているのでは…とどうしても疑わざるを得ません。