ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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親パチンコ中、子が交通事故 「店にも責任」の判決

2009-05-04 06:56:23 | Weblog
親パチンコ中、子が交通事故 「店にも責任」の判決 2009年4月11日 
朝日 http://www.asahi.com/national/update/0410/SEB200904100014.html
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090411-OYT1T00158.htm
 両親がパチンコ中に子どもが店外で交通事故に遭った場合、パチンコ店側に責任があるかが争点となった訴訟の控訴審判決が10日、福岡高裁であった。牧弘二裁判長は「幼児同伴の客の入店を許す以上、幼児の監護を補助すべき義務があった」とパチンコ店経営会社の過失を認定し、同社を含む関係者に総額約650万円の支払いを命じた。
 判決によると、大分市のパチンコ店に04年6月、2歳の男児と女児が双方の両親に連れられ入店。パチンコ玉を運ぶ台車に女児が乗り、男児が押して遊んでいた際、店外に出てしまい、国道で乗用車にはねられて女児が死亡した。
 女児の両親は、同社と男児の両親らに総額約2600万円の損害賠償を求めて提訴。一審・大分地裁判決は「事故は公道で起きており、同社に安全配慮義務違反は認められない」として、同社への請求については退けていた。
 これに対し、高裁判決は、前方確認を怠った運転手の過失を5割と認定。女児の両親にも責任があるとしたうえで、同社の責任を検討した。従業員が幼児の面倒をみると伝えたこともあった点などを考慮して、過失を認定した。



 少し前の報道ですが、こちらの裁判判決にも吃驚させられましたね…。
 子供を失ったやり場のない悲しみが、子供を預けたお店につい向いてしまうというのも心情的に理解できないわけではありませんが、専門の保険に入っているわけでもない単なる託児ルームしか持たないパチンコ店に対しても、損害賠償を認める判決が出たのには正直吃驚しました。
 まあ、損害賠償請求が認められたのは、子供の監護責任もさながら『パチンコ玉を運ぶ台車に女児が乗り、男児が押して店外に出て、国道を横断中に乗用車にはねられて女児が死亡した』ということで、台車を子供の手が届くところに放置して、その台車が持ち出されたことに気がつかない?まま死亡事故が発生してしまったという、店の側の注意義務不行届がむしろ問題視されたのではないかと思うのですが、専任の保育士など雇っていてはとても採算が合わない大半のパチンコ屋にとって、この判決は非常に脅威ではないかと思います。

熊本県長洲町は中逸氏が初当選 益城町長は合併断念を表明

2009-05-04 06:52:16 | Weblog
中逸氏が初当選 熊本・長洲町長選 2009年4月27日 西日本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/91867
 任期満了に伴う熊本県長洲町長選は26日投開票され、無所属新人で元熊本市職員の中逸博光氏(54)が、無所属新人で元町議の福永栄助氏(59)を破り、初当選を果たした。
 中逸氏は31年の行政経験を強調。現行の町財政再建計画の着実な遂行などを訴え、支持を集めた。投票率は71・78%。当日有権者数は1万3892人(町選管調べ)。
長洲町長選結果
当 中逸博光 無新 5627
  福永栄助 無新 4216


益城町長が合併断念を表明 2009年04月25日 朝日
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000904250004
 益城町の住永幸三郎町長が24日、熊本市との法定合併協議会からの離脱を表明した。12日にあった益城町の住民投票で熊本市との合併に反対が多数だったことを受け、合併を事実上断念した。熊本市や県などの関係者に波紋が広がっている。
 住永町長は取材に対し「町の平和を保つため、民意に従った」と語り、熊本市に対しては「申し訳ない」、植木、城南両町については「しっかりがんばってほしい」と話した。法定協終了後に改めて合併の賛否を問うため予定していた2回目の住民投票は「やりません」と明言。今後については「医療費助成など子育て支援の充実を進め、単独によるまちづくりをすすめる」とした。
 合併反対派の「ふるさと益城町を守る会」(木原雄治代表)は、現在進めている住永町長の解職請求の準備を中止するかどうかを検討する。木原代表は「町議会で法定協継続が決まる可能性もあり、まだ安心できない」と話した。
 賛成派の「政令市をつくる益城町民の会」の福島章之代表は「残念。来年3月の合併特例法期限に間に合わなくても、仲間を増やし、政令市の必要性を訴える活動をしていきたい」と話した。
 熊本市の幸山政史市長は「熊本市は両市、町の議決をへて設置された合併協議会をきちんとやり遂げることが重要と考えていた。政令市実現のため全力で取り組む」と談話を発表した。植木町の藤井修一町長は「民意に従った選択。植木町はこれまでと同様に粛々と合併協議を進めていく」とコメントした。
 蒲島郁夫知事は「大変驚き、残念。(合併の意義が)浸透しなかったことが、益城町特有か、ほかの町と共通なのかを分析し、県の支援策を図っていきたい」と語った。



 熊本県長洲町は、熊本県北西部に位置する人口1.7万人弱の町ですが、町長選は1997年5月から3期12年市長を務めた橋本孝明氏が出馬を見送ったため、元熊本市課長の中逸博光氏と、元町議で会社役員の福永栄助氏の2新人による争いとなったのですが、「町財政は危機的状況にあり、町は活気をなくしている。開かれた町政で生き生きとした町に変えていく」と財政再建を訴えた中逸博光氏が5627票を獲得し、「一人一人が生きていて良かったという町を、地方自治の原点に戻ってつくる」と述べ、地域の暮らしの充実を訴え4216票を獲得した福永栄助氏を破り初当選を決めました。

 一方、12日に熊本市との合併の是非を問うために益城(ましき)町(人口3.3万人)で行なわれた住民投票は、反対票が12205票、一方賛成票は7905票となり反対多数となっていたのですが、24日に益城町長が合併断念を表明。
 実はこの合併問題は、2003年8月にも住民投票が行なわれ、反対票が多数を占めたため、合併協議会の設置は一旦断念したものの、その後2006年の町長選挙で合併反対派の当時の町長を、合併に対して中立だとする現町長が破り当選したため、再び議論が再燃したのですが、今回も合併反対派が多数を占めたことで、さすがに住民投票で2度も合併反対の意思表示がなされた状況では、町民の意思を無視して合併を強行することは、町制を混乱させかねないものと現職町長が判断したものと思われます。
 まあ、益城町の場合は、熊本市のベッドタウンとして人口も増加しているようですし、どうせ合併の道を選ぶならば、上益城郡の御船町や嘉島町あたりと一緒になって市政を引くというのも一つの選択肢なのかな…とも思うのですが、行政面積や人口規模を考えると単独で生き残っていくにはやや小さめの自治体ですし、それだけに市長が合併の是非についてどのような判断を下していくのかが注目されていくように思います。

(26日の選挙)谷口義幸氏が初当選 合併伴う日南市長選

2009-05-04 06:50:01 | Weblog
(26日の選挙)谷口義幸氏が初当選 合併伴う日南市長選 2009年04月26日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=16809&catid=74
 合併に伴う日南市長選は26日、投票が行われ即日開票の結果、旧日南市長の谷口義幸氏(65)=無所属・新人=が1万7687票を獲得し、元県議会議長の坂元裕一氏(60)と都市プランナーの深川保典氏(55)=いずれも同=を大差で破り、初当選した。
 投票率は2008年6月の旧日南市長選を10.79ポイント上回る65.44%だった。
 当日有権者数は、4万8823人(男2万2510人、女2万6313人)。
宮崎県日南市 市長選挙結果
当 17687票 谷口義幸 無新 旧日南市長
  10647票 坂元裕一 無新 前県議会議長
  3384票 深川保典 無新 大学院教授、都市プランナー


 宮崎県日南市は、県南部に位置する今年の3月に旧日南市・北郷町・南郷町が合併してできたばかり(新設合併)の人口4.2万人の市ですが、市長選は、2004年7月から2期6年旧日南市長を務めた現職の谷口義幸氏(南郷町長の坂元勝久氏、北郷町長の倉岡清美氏は出馬せず)に対して、前県議会議長の坂元裕一氏、大学院教授&都市プランナーの深川保典氏の2新人が挑む形となったのですが、『合併を実現し、行財政改革を着実に進めてきた実績を強調し「合併によって古里を再生できる芽が出てきた。これからは花も実もつける時。旧3市町で交わした取り決めに従い、市民の力を結集して基盤づくりに全力を傾けたい」』と訴えた旧日南市長の谷口義幸氏が17687票と過半数の票を獲得し、『「合併で市は大きな借金を抱え込み、人口は減り続けている。このままでは第二の夕張になりかねない」と危機的状況を指摘し「すべての政策をゼロから見直し、まず若い人が働く場を確保できるように、政策にメリハリをつけていく」』と訴え10647票を獲得した前県議会議長の坂元裕一氏、『「日南市が地方の中核都市として生き残るには、10万人の人口が必要」といい、「そのためには、串間市との合併はもちろん、市立大学を設置して若い人を呼び、滞在型の観光地として新たな産業と雇用を生み出していく」』と主張して3384票を獲得した都市プランナーの深川保典氏を破り初当選しています。

(26日の選挙)四万十市長に新人・田中氏、田野町は現職が再選

2009-05-04 06:47:02 | Weblog
四万十市長に新人・田中氏 2009年04月27日 高知
http://203.139.202.230/?&nwSrl=242542&nwIW=1&nwVt=knd
 任期満了に伴う四万十市長選挙は二十六日投票が行われ、即日開票の結果、新人の元農林中央金庫職員の田中全(ぜん)氏(56)=民主県連、社民県連合、共産推薦・実崎=が一万一千三百四票を獲得。現職の沢田五十六氏(66)=自民、公明両支部推薦・中村桜町=を一千八百七十六票差で破り、初当選を果たした。投票率は71・27%で、前回十七年(69・97%)を1・30上回った。田中氏の任期は五月十五日から四年間。
高知県四万十市 市長選挙結果
当 11304票 田中全 無新
  9428票 沢田五十六 無現 四万十市長

高知県田野町長選挙
田野町長に安岡氏再選 2009年04月27日 高知
http://203.139.202.230/?&nwSrl=242543&nwIW=1&nwVt=knd
 任期満了に伴う安芸郡田野町長選挙は二十六日投票が行われ、即日開票の結果、現職の安岡雅徳氏(61)=大野=が一千二百三十八票を獲得。新人で元安芸市総務課長の桑名正博氏(56)=日野=を三百十四票差で破り、再選を果たした。投票率は83・81%だった。安岡氏の任期は五月十九日から四年間。

当 1238票 安岡雅徳 無現 田野町長
  924票 桑名正博 無新 元安芸市総務課長

 


 1週間前の選挙の結果を何を今更とも言われそうですが…(苦笑
 高知県四万十市は、高知県の南西部に位置する、2005年4月に中村市と西土佐村が対等合併して誕生した 人口3.6万人の市ですが、市長選は、4年前の初代四万十市市長選で、134票差(沢田五十六氏10562票;宮崎等氏10428票)の大接戦でライバル候補を退けて初代市長に就任した旧中村市長の沢田五十六氏に、新人の田中全氏が挑む形になったのですが、『現職の田中氏が旧中村市長時代から13年市長を続け澤田氏におごりが出てきていると批判し、「市民の命を守るために、救急医療が止まっている市民病院を立て直す」として、「医師を確保するため、新たに1億円の財政出動をする」』と訴えた他、お年寄りに優しい道路交通システムの構築、0歳児保育の導入なども公約として掲げた新人で民主・社民・共産が推薦する田中全氏が11304票を獲得し、『4年間の実績を強調すると共に、市民病院の再建策については、財政再建を達成し、その財政力で医師を最低11人まで戻し、救急医療を復活すると明言。新しい産業を振興し、若者の雇用の場を確保する』と訴えて9428票を獲得した現職の沢田五十六氏に2000票近い差をつけて見事初当選を決めています。

 一方、高知県田野町は、県東南部に位置する人口3000人超の小さな自治体ですが、町長選は1期4年現職を務めた安岡雅徳氏に対して、新人で元安芸市総務課長の桑名正博氏が挑む形となったのですが、こちらは現職の安岡雅徳氏が1238票を獲得し、新人の桑名正博氏に300票以上の差をつけて再選を決めています。

最高裁が「体罰」認定破棄 熊本の損害賠償訴訟

2009-05-04 06:42:17 | Weblog
最高裁が「体罰」認定破棄 熊本の損害賠償訴訟 2009年4月28日
朝日 http://www.asahi.com/edu/news/TKY200904280147.html
毎日 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090428-00000023-mai-soci
 小学校2年の時の「体罰」をめぐって熊本県天草市の男子生徒(14)が同市に損害賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第三小法廷(近藤崇晴裁判長)は28日、「体罰」があったと認定して市に賠償を命じた一、二審判決を破棄し、生徒の請求を棄却した。第三小法廷は、臨時講師が注意を聞かない生徒の胸をつかんで体を壁に押し当てて怒ったことを「許される教育的指導の範囲を逸脱せず、体罰にはあたらない」と判断した。
 最高裁が民事訴訟で教員の具体的な行為について「体罰でない」と判断したのは初めて。学校教育法は体罰を禁じているが、どのような行為が体罰にあたるかの具体的な例示はない。どの程度の指導が許されるのかが学校現場で議論になっているなか、幅広い影響がありそうだ。
 第三小法廷は、講師の行為が「有形力の行使」で「やや穏当を欠く」と認めたうえで、「指導するためにしたことで、悪ふざけの罰として肉体的苦痛を与えるために行われたのではない」と指摘。目的、態様、継続時間などを考慮すると体罰にあたらず、違法ではないと判断した。
 判決によると、生徒は小2だった02年、休み時間中に廊下で友達と一緒に通りかかった女児をけり、さらに、注意した講師の尻をけった。講師は追いかけて捕まえ、洋服をつかんで壁に押しつけ、「もう、すんなよ」としかった。生徒は講師から怒られた後に食欲が低下するなどして通学できず、03年2月に病院で心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された。その後、回復して元気に学校に通うようになったが、生徒の母親は学校側の説明に納得せず、学校や市教育委員会に極めて激しく抗議を続けた。
 生徒は05年に提訴。約350万円の賠償請求に対し、一審・熊本地裁は市に65万円の賠償を命じた。二審・福岡高裁はPTSDとの診断結果を否定したものの、講師の行為が体罰に当たるとして約21万円の支払いを命じたため、市が「教育的指導の範囲内だ」として上告していた。



 この事件については、親の側の教師に対するモンスターペアレント化が問題となる中、従来ならば『校長や教頭が仲裁に入ることで解決していた』ような事件でも裁判沙汰になってしまったこともさながら、その争いが最高裁まで行ってしまい、しかも地裁、高裁レベルでは教師の過失とされてしまったことにも吃驚しましたね…。
 勿論、この教師の側にもやや行き過ぎた言動があったとは思いますが、今は、昔のように悪いことをしたら問答無用で鉄拳制裁をしてくれる、自分の子供と同じくらい他人の子供のことも思ってくれる近所のおじさんなどいない時代ですし、既にこの男児には口で注意するだけでは反省しないような悪ガキ振りの兆候さえ見えますが、もし親も教師も子供を本気で叱ることができなければ、一体この男児を誰が本気で叱るの??? と思います。
 もし男児の行なった行動を大人同士が行なえば、損害賠償請求どころか、下手をすると警察沙汰にもなりかねないでしょうし、会社の上司に対して行なえば(たとえ酔っ払った上での言動でも)左遷されて一生を棒に振ることになりかねませんが、世の中にはやっても許されることとそうではないことの区別を教える存在も必要だというのに、この親にははなから教育的指導は期待できず、教師も指導ができないとなれば、一体この男児に対して誰が指導するんでしょうね…。
 どうも男児の親の側は、『夜中に泣き叫ぶようになり、食欲も低下した。』とPTSDを主張しているようですが、教師は『男児の洋服の胸元を右手でつかんで壁に押し当て、「もう、すんなよ」と大声でしかった』とあり、胸元を掴んで壁に押し当てたものの、それ以上の感情はなんとか抑えていることを考えれば、金銭的損害を認める程教師の側に重い過失が問われるような事件とはどうしても思えませんし、むしろこの裁判が世間に知れ渡ることで、当の教師の側がますます萎縮して『勉強しろ!』以外のことが言えなくなり、頭でっかちで我侭な大人が社会に蔓延してしまわないかむしろ心配になってしまいます。

かばんに4千円あったのに…忘れて強盗、悔恨の有罪判決

2009-05-04 06:39:56 | Weblog
かばんに4千円あったのに…忘れて強盗、悔恨の有罪判決 2009年4月30日 朝日夕刊
http://www.asahi.com/national/update/0428/NGY200904280022.html
 「お金があるのを知っていたら強盗なんてしなかった」。コンビニエンスストアからパンを奪ったとして強盗などの罪に問われた無職の男(54)に、岐阜地裁は28日、懲役3年執行猶予5年(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。男のかばんからは逮捕後にお金が見つかり、公判で何度も悔やんだ。
 宮本聡裁判官は「耐えられないほど空腹になったのは無計画な金遣いが原因。動機に酌量の余地はなく実刑も十分考えられる」と述べた。しかし、被害が少額で弁償されたことを刑猶予の理由とした。
 判決などによると、昨年12月に仕事を辞め、車内で寝泊まりしていた男は、今年2月、所持金が4円しかないと思い込み、果物ナイフを持って岐阜県各務原市のコンビニに入った。店員をナイフで脅し、菓子パンと缶ビール、たばこ(計800円相当)を強奪。近くでパンを食べているところを発見され、逮捕された。10日間余り、何も口にしていなかったという。
 逮捕後、警察官が男の車にあったかばんから現金4千円を発見。男は公判で、「すっかり忘れていた。金があると知っていれば、こんなことしていません」と繰り返した。4千円のうち千円を、弁償金として弁護士を通じコンビニの店長に払った。



 ん…。最近はお財布に十数万円も入っているのに、『自分のお金を使うのは勿体無いから』といった実にふざけた理由で、平気で万引きをするような輩もいますし、所持金が4円しかないと思い込み強盗に入ったという理由も、後から考えた言い訳のような気もしなくもないのですが、被害額が少ないため執行猶予がついてしまうのも致し方ないのでしょうか…(溜息
 どうもこういった事件は、容疑者の量刑の方にばかり注目が集まりがちですが、私はナイフを突きつけるという被害を受けた店員の心のショックの方が余程気になりますし、どうも被害者の心のケアの問題の方がないがしろにされる傾向があるのではないかという危惧をどうしても感じずにはいられませんね。