近畿・首都圏、マスク一気に在庫切れ 2009年5月23日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090523AT1G2204S22052009.html
国内で新型インフルエンザに感染、発症した患者が確認された16日から1週間で、近畿や首都圏の薬局や売店の店頭からマスクが消え、在庫が一気に吹っ飛んだ。厚生労働省はマスクメーカーに増産を要請したが、店頭にマスクが並ぶまでには時間がかかりそうだ。
「マスクをつければ感染を予防できるだろう」という“マスク過信”は行政を含めた情報提供が十分でなかったことも一因だ。患者と接する医療従事者はマスクは不可欠だが、専門家は「一般の人は屋外や込み合っていない状況でマスクを着用する必要はない」と指摘する。
新型インフル、妊婦・糖尿病患者は早期治療を WHOが指針 2009年5月22日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090522AT2M2200G22052009.html
豚インフルエンザから変異した新型インフルエンザの感染者の治療に向けて、世界保健機関(WHO)が作成した医療機関向け指針が明らかになった。特に注意すべき感染者として妊婦や糖尿病患者を挙げ、タミフルなどのインフルエンザ治療薬の早期投与を求めた。炎症を抑えるステロイド剤については「副作用があるため使うべきでない」と明記した。
新型インフルエンザは未知の病気のため、各国の医療機関から治療法が分からないとの訴えが寄せられていた。22日に正式発表する。
一方、この新型インフルエンザが急速に国内で広がったことで、新たな社会問題になりかけているのが『マスクが足りない』という切実な問題。
この問題については、私自身『自分用として購入するつもりで薬局やドラッグストアを数軒回ったものの、ドラッグストアでは、お徳用は勿論のこと、1枚しか入っていないタイプも売り切れ、あるいは1枚400円もする高級品しか残っておらずに、近くの薬局でようやく3枚だけ手に入れることができた』といったことを数日前のこのブログで書いたのですが、昨日あたりからテレビ報道でもマスクを求めてさまよう『マスク難民』のような光景がしばしば映し出されるようになり、別の県に住んでいる知人に聞いても、『薬局を何軒か回ったけど、どこも売り切れだった』と複数の方が語っていることから判断すると、このマスクを買えない現象は、大阪・兵庫の感染者の多い地域や人口の多い都市圏だけでなく、全国的な現象と考えた方が無難かと…。
ただ、マスクというのは、あくまでも他の方の口からウイルスが飛び散り、そのウイルスを直接吸い込むことを防ぐことができる、あるいは既に感染した方がウイルスを撒き散らすことをある程度防ぐことができる程度の効果しかありませんし、ごくごく個人的な意見を述べるならば、マスクの確保に奔走するのもよいのですが、それよりも石鹸での手洗いの頻度を増やして、外出後はできればうがい液を使ってうがいを行い、食べ物を接種する前には石鹸での手洗いあるいはウェットティッシュで手を拭くなどの対策を取れば、健常な方ならば、ある程度の感染防止効果は期待できるのではないかと思います。
もっとも、注意して欲しいのは妊婦さんと糖尿病患者やその予備軍の方。妊婦さんの場合、出産時には正常な方でも血圧が平常時よりも20は高くなるといいますし、糖尿病患者の方も普段食事療法などの治療をしないで放置している方が罹患すれば、健常者よりも症状が重くなるだけに、こういった方は、タミフルまで打つかどうかは別にしても、普段以上に気をつけたいところ。
結局のところ、必要以上に心配せず、かといって過信もせず、通常のインフルエンザ対策と同様の、慎重な対応が求められるということでしょうか…。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090523AT1G2204S22052009.html
国内で新型インフルエンザに感染、発症した患者が確認された16日から1週間で、近畿や首都圏の薬局や売店の店頭からマスクが消え、在庫が一気に吹っ飛んだ。厚生労働省はマスクメーカーに増産を要請したが、店頭にマスクが並ぶまでには時間がかかりそうだ。
「マスクをつければ感染を予防できるだろう」という“マスク過信”は行政を含めた情報提供が十分でなかったことも一因だ。患者と接する医療従事者はマスクは不可欠だが、専門家は「一般の人は屋外や込み合っていない状況でマスクを着用する必要はない」と指摘する。
新型インフル、妊婦・糖尿病患者は早期治療を WHOが指針 2009年5月22日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090522AT2M2200G22052009.html
豚インフルエンザから変異した新型インフルエンザの感染者の治療に向けて、世界保健機関(WHO)が作成した医療機関向け指針が明らかになった。特に注意すべき感染者として妊婦や糖尿病患者を挙げ、タミフルなどのインフルエンザ治療薬の早期投与を求めた。炎症を抑えるステロイド剤については「副作用があるため使うべきでない」と明記した。
新型インフルエンザは未知の病気のため、各国の医療機関から治療法が分からないとの訴えが寄せられていた。22日に正式発表する。
一方、この新型インフルエンザが急速に国内で広がったことで、新たな社会問題になりかけているのが『マスクが足りない』という切実な問題。
この問題については、私自身『自分用として購入するつもりで薬局やドラッグストアを数軒回ったものの、ドラッグストアでは、お徳用は勿論のこと、1枚しか入っていないタイプも売り切れ、あるいは1枚400円もする高級品しか残っておらずに、近くの薬局でようやく3枚だけ手に入れることができた』といったことを数日前のこのブログで書いたのですが、昨日あたりからテレビ報道でもマスクを求めてさまよう『マスク難民』のような光景がしばしば映し出されるようになり、別の県に住んでいる知人に聞いても、『薬局を何軒か回ったけど、どこも売り切れだった』と複数の方が語っていることから判断すると、このマスクを買えない現象は、大阪・兵庫の感染者の多い地域や人口の多い都市圏だけでなく、全国的な現象と考えた方が無難かと…。
ただ、マスクというのは、あくまでも他の方の口からウイルスが飛び散り、そのウイルスを直接吸い込むことを防ぐことができる、あるいは既に感染した方がウイルスを撒き散らすことをある程度防ぐことができる程度の効果しかありませんし、ごくごく個人的な意見を述べるならば、マスクの確保に奔走するのもよいのですが、それよりも石鹸での手洗いの頻度を増やして、外出後はできればうがい液を使ってうがいを行い、食べ物を接種する前には石鹸での手洗いあるいはウェットティッシュで手を拭くなどの対策を取れば、健常な方ならば、ある程度の感染防止効果は期待できるのではないかと思います。
もっとも、注意して欲しいのは妊婦さんと糖尿病患者やその予備軍の方。妊婦さんの場合、出産時には正常な方でも血圧が平常時よりも20は高くなるといいますし、糖尿病患者の方も普段食事療法などの治療をしないで放置している方が罹患すれば、健常者よりも症状が重くなるだけに、こういった方は、タミフルまで打つかどうかは別にしても、普段以上に気をつけたいところ。
結局のところ、必要以上に心配せず、かといって過信もせず、通常のインフルエンザ対策と同様の、慎重な対応が求められるということでしょうか…。