ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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バス事故:豊鉄また接触 3日前と同じ運転手 愛知・豊橋

2009-05-25 20:04:51 | Weblog
バス事故:豊鉄また接触 3日前と同じ運転手 愛知・豊橋 毎日新聞 2009年5月24日 毎日
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090524k0000m040118000c.html
 23日午前9時25分ごろ、愛知県豊橋市中野町の県道で、豊鉄バス(本社・豊橋市)の路線バスが信号待ちの同市の女性会社員(44)運転の乗用車に追突し、乗客9人のうち2人と女性会社員が胸などに軽い打撲などを負った。
 同市では20日早朝にも、豊鉄バスの路線バスが車線変更した乗用車に衝突し、乗客12人が軽傷を負う事故が発生。同社によると、バスを運転していたのは同じ男性運転手(62)だった。
 県警豊橋署によると、今回の現場は見通しのよい直線道路。バスの運転手は「運行表に気を取られ、車に気付くのが遅れた」と話しているという。
 同社は「大変申し訳ない。再発防止に努めたい」と陳謝した。


 ん…。私達バスに乗る側の人間から言わせて貰うならば、『なんで3日前に衝突事故を起こした張本人が、すぐに運転業務に戻ってまた衝突事故を起こすの(怒?!!!』と どうしても思ってしまうのですが、事故を起こした運転手は62歳。
 加齢に伴い判断能力が落ちている可能性だって完全に否定できるわけでもないでしょうし、、せめて1週間程度は業務から外して自動車教習所で再教育を受けさせた上で、反射神経のテストを受けさせるといった措置は取れなかったものでしょうか…。
 車で衝突事故を起こした場合は、その時は異常がなくても、後からむちうちなど後遺症が出てくることも少なくありませんし、だからこそ車を運転する人間の責任は重大ですが、単にこの運転手の契約を打ち切るとか、次の契約を更新しないといった場当たり的な対応ではなく、バス会社として公共交通の責任は何かを深く噛み締めた上で、どうしたらこの手の単純な運転ミスをなくすことができるのかを真剣に考えてもらう必要があるように思います。

伊東市長、佃氏再選 千票差で掬川氏破る

2009-05-25 13:11:06 | Weblog
伊東市長、佃氏再選 千票差で掬川氏破る 2009年05月25日 静岡
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090525000000000009.htm
 任期満了に伴う伊東市長選と同市議補選(欠員2)は24日投票が行われ、即日開票の結果、市長選は現職の佃弘巳氏(62)=無所属・公明推薦=が、新人で元市議の掬川武義氏(56)=無所属・民主推薦=を抑え、再選した。市議補選は四宮和彦氏(46)と榎本元彦氏(42)が当選した。
 市長選で佃氏は自らを“市民党”と名乗り、市議、県議時代から培った組織力を生かして選挙戦を展開。1期目に手がけた行財政改革の実績を強調し、計画中の新市民病院の早期着工などを訴えた。掬川氏は民主党の強力な支援を得て浮動票を狙ったが及ばなかった。投票率は64・19%(市議補選64・1%)と前回選を10・74ポイント上回った。
 同市広野の事務所で大勢の支援者に拍手で迎えられた佃氏は、「4年間を評価していただいた結果。大好きな伊東市がさらに良くなるために、もう1度しっかりと足元を見ていきたい。『創造』を肝に銘じながら進めていく」と力強く述べた。
静岡県伊東市長選 選挙結果
当 佃弘巳 (無現、62歳) 20120票
  掬川武義(無新、56歳) 19173票




 一方、静岡県伊東市は県東部の伊豆半島の右端にある人口7.1万人の市ですが、市長選は4年前の選挙で初当選した現職で公明が推薦する佃弘巳氏に新人で民主が推薦する掬川武義氏が挑む形となったのですが、こちらは事実上の与野党対決となったものの、『財政再建を果たした実績を強調すると共に「病院建設や観光、産業振興などを推進し『伊東創造』に挑む」』と訴え20120票を獲得した現職の佃弘巳氏が、
『公平で、平等な伊東市を作りたい思いで立候補を決意した。やる気、思いをくんでもらえるよう戦う』と訴え19173票を獲得した掬川武義氏を約1000票差で辛くも退けて再選を決めました。
 野党の勢いを考えると、民主が推薦する掬川候補が逆転する可能性もあったと思うのですが、佃候補が『今までは3つのK(健康、観光、行政改革)を推進してきたが、今度は経済改革・子育て支援・環境・教育・危機管理を加えた8つのKに全力で取り組んでいく』と具体的な取組みを訴えたのに対して、掬川候補は『皆さんの力を借りて、市民が総参加のまちをつくることが目標。市政交代、チェンジ伊東を目指して全力で戦う』とどこかで聞いたことのあるような『チェンジ伊東』といった抽象的な表現でイマイチ何をやりたいのか伝わらなかったのが、強いて言えば掬川候補の敗因でしょうか…。
 佃市長は再選を果たしたものの、大接戦に迫られた現実を真摯に受け止め、次の4年間で何を残すかが強く問われているように思います。

島田市長に桜井氏 大塚氏、津田氏退け再選

2009-05-25 13:02:16 | Weblog
島田市長に桜井氏 大塚氏、津田氏退け再選 2009年05月25日 静岡
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090525000000000008.htm
 任期満了に伴う島田市長選、市議選(定数23)は24日、投票が行われ、即日開票の結果、市長選は無所属の現職桜井勝郎氏(65)=連合静岡推薦=がいずれも無所属の新人で元市議の大塚修一郎氏(69)、津田恵子氏(61)を振り切り、再選を果たした。26人が立候補した市議選は地区代表のほかに、組織票を手堅くまとめた公明、共産現職、労組関係を母体とした新人ら23人が当選を決めた。民主(新人1人)は同市議選では初当選。
 市長選投票率は72・64%で、前回選を1・76ポイント下回った。市議選投票率は72・64%で、前回選を1・75ポイント下回った。
 桜井氏は新人2人より数カ月早く選挙準備に着手し、現職の強みを生かして商工、農業、労働団体、企業、福祉など幅広い支持を集めた。地域の会合にも小まめに足を運び、医師不足対策などの市政課題を分かりやすい言葉を選んで伝え、有権者の関心を引き寄せた。大塚氏、津田氏とも現職への批判票取り込みを狙ったが、及ばなかった。
 島田駅北口の桜井氏の事務所では午後10時すぎに当選確実の一報が伝わると、駆け付けた大勢の支援者から歓声と拍手がわき起こった。桜井氏は激戦を振り返り、「今までの当選の中で一番うれしい。島田、金谷、川根の各地域に合った政策を進めるとともに、深刻な志太榛原の病院問題、環境、福祉にも取り組みたい」と抱負を語った。
静岡県島田市長選 選挙結果
当 桜井勝郎 (無現、65歳) 27260票
  大塚修一郎(無新、69歳) 20116票
  津田恵子 (無新、61歳) 11847票



 静岡県島田市は県東部に位置する人口10.1万人の市ですが、市長選では4年前の前回市長選で、民主党の推薦を受けて新人同士の争いを制した桜井勝郎氏(桜井勝郎氏は31649票、ライバル候補の沢脇圭司氏は24437票を獲得)に対して、島田市議会議員の津田恵子氏と大塚修一郎氏の2新人が挑む形となったのですが、『中心市街地の活性化、若者が活動しやすい仕組み作りなどハードを生かす事業に取り組む。企業誘致も進め、働きやすく、暮らしやすいまちを目指す』と訴えた現職の桜井勝郎氏が27260票を獲得し、『「公平さが政治家の信条。それに欠けた現市政を正さなければならない」市の財政運営の在り方を課題に挙げ、「今のままでは財政が行き詰まり、子供や孫の時代に重いつけがくる。将来の不安を取り除くため、政治生命と人生を懸けた勝負に挑戦する」』と訴えて20116票を獲得した大塚修一郎氏、『「女性が市長になるチャレンジをしたい。市政への市民参画を掲げ「市長の提案を市民が議論し、市民の意見を聞いて決定するという市民参加の仕組みを作りたい」と強調すると共に財政再建に向けては「少子化や人口減少の中でハコモノ行政を継続するわけにいかない。私が変える」』と訴え11847票を獲得した津田恵子氏を破り再選を決めました。
 現職の桜井候補は、自民・民主両党の国会議員からの支持及び連合静岡からも支援を受ける万全の体制だったものの、新人2候補の総得票数を下回る思わぬ苦戦。一応の信任は得たものの、次の4年間でどんな実績を残すかが問われているのではないでしょうか。津田候補の場合は、兵庫県宝塚市長選のように女性を売りにする二番煎じ商法だけではアピール不足だったようにも思います。

さいたま市長に清水氏 民主支援で圧勝

2009-05-25 12:53:02 | Weblog
さいたま市長に清水氏 民主支援で圧勝 2009年5月25日
埼玉 http://www.saitama-np.co.jp/news05/25/01p.html
毎日 http://mainichi.jp/select/today/news/20090525k0000m010055000c.html
日経 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090525AT3S2400A24052009.html
 任期満了に伴うさいたま市長選は二十四日、投開票が行われ、新人で前県議の清水勇人氏(47)=民主県連支持=が、三選を目指した現職の相川宗一氏(66)=自民県連、公明県本部推薦=らを破って初当選した。六人が立候補した混戦の中で、辞任した小沢一郎氏に代わり新代表となった鳩山由紀夫代表ら民主党の全面支援を受けた清水氏は「さいたま市からの政権交代を」と訴え、自民党本部や県連の支援を受けた相川氏や、多数の自民党代議士の応援を受けた前衆議院議員中森福代氏(59)らを振り切った。清水氏は全国十八政令市の中で二番目の若さ。
 清水氏は自民を離党後、渡辺喜美衆院議員の政策集団に加わって立候補。民主党の県連支持を得ると、枝野幸男衆院議員が選対本部長に就いて臨んだ。
 選挙戦は民主県連や同党市議団がフル回転した上、渡辺衆院議員や民主党幹部らが相次いで応援に入ってテコ入れ。告示翌日に同党の小沢一郎氏が代表を辞任し、代わった鳩山由紀夫新代表が応援に駆け付けて、浮動票獲得へアピールを強めた。
 相川氏は、自民県連の支援を受け、集会所などでのミニ演説会や企業回りで二期八年の実績を訴えて組織票を固める戦術を採った。清水氏が民主党を前面に出してくると、自民党の閣僚や党幹部の応援を受けて政党色を強めたが、高齢多選の批判に加え、党本部の応援が中森氏にも入る“ねじれ”状態が起きたこともあり、清水氏の勢いを阻めなかった。
 中森氏は国会の人脈を生かし、自民党の閣僚や女性代議士の応援を多数迎えて「政令市初の女性市長を」と訴えた。しかし現市政への批判票が清水氏に流れる動きを変えられず、支援する県議や市議がいない地盤の弱さと、自民党本部の“ねじれ”状態もあって票が上滑りした。
 元市議の日下部伸三氏(50)は旧大宮市長の支持を受け、現職批判票を取り込もうとしたが、政党対決の様相を示した選挙戦で埋没した。
 元県議の松下裕氏(64)=共産党推薦=は、同党の支援を受けたが、革新支持層から無党派層へ支持の幅を広げられなかった。
 元知事特別秘書の高橋秀明氏(52)は政党や地域にこだわらない市政を主張したが、脆弱(ぜいじゃく)な支持基盤を最後まで克服できなかった。

さいたま市長選挙結果
当 155966 清水勇人   無新
  98816 相川宗一  無現
  62991 中森福代  無新 元衆議院議員
  32249 日下部伸三 無新 医師
  27448 松下裕   無新
  26397 高橋 秀明  無新 松下政経研究所研究員



 さいたま市は、2001年5月に浦和・大宮・与野の3市の合併(2005年4月に岩槻市を編入)により成立した人口120.6万人の政令指定都市で、市長選は、現職で自民党県連と公明党県本部が推薦した相川宗一氏に対して、前回も出馬して相川宗一氏と接戦を演じた中森福代氏(相川氏135553票、中森福代氏121735票)、元県議会議員の松下裕氏、元県議会議員で民主党埼玉県連が支持した清水勇人氏、松下政経研究所研究員の高橋秀明氏、医師で元市議会議員の日下部伸三氏の5新人が挑戦する形となったのですが、
 『「市の未来に危機を感じて出馬を決意した。現職は旧浦和市長から数えて6選を目指しており、祖父から3代続けて市長を『世襲』してきた。こんな政令市はない」と現職を批判して市民の声が届かない市政を改めるとして、▽政令市初の予算編成過程の公開▽身近で素早く対応できる区▽市民が幸せを実感できる市政--の「三つの日本一」』を公約として約束した清水勇人氏が155966票を獲得し、
 『「首長には先を見る力が求められている」とし、新型インフルエンザに効果があるとされるタミフルを30万人分備蓄する市の事業を紹介すると共に、「既に市内6公立病院に100人分ずつ配布した。先を読み、市民の安心安全のために打った手が、今ピタリとはまっている」と強調すると共に、地下鉄7号線の延伸などに取り組む姿勢を示し、「旧市間の融和に注力してきた。市をどうするかの大きな転換点。培った実践力を発揮して、さらに発展させたい」』と訴えこれまでの実績を強調して98816票を獲得した現職の相川宗一氏、
 『「いきいきさいたま」をスローガンに、▽在宅介護の負担軽減▽幼児教育の充実▽情報センターを設置しての救急医療体制の確立--を掲げ、「4年間で確実に実行する」「大宮や浦和で争っているのは大変残念。あるのはさいたま市」と旧市間の対立構図の解消も強調。過去8年間、県議や衆院議員として防犯ボランティアの支援に取り組んだ実績を例に、「力を合わせればできる。市民の手に市政を取り戻そう」』と訴え62991票を獲得した小泉チルドレンの中森福代氏、
 暮らし第一の市政を作り『「三つの緊急政策」として、▽75歳以上の医療費無料化▽小中学校の給食費無料化▽国民健康保険税の1万円引き下げ--を挙げ、「同じ政令市でも保険税は川崎市の2倍以上。こんな政治は変えていこうじゃありませんか」と訴えると共に、保育園や特別養護老人ホーム、市営住宅の建設も約束。「中小企業を大事にした街づくりをしたい。各区に予算を付けていく。思いつきの大開発ではいびつな街になる」』と訴え27448票を獲得した松下裕氏、
 『「市民自治モデル都市にしたい。皆さんの力を貸してほしい」と訴え、自然公園大都市、観光都市構想の象徴とする見沼田んぼを「宝物」と表現。「農業、食育などをつなげて整備すれば5~10人程度の小さな雇用を100以上も生むことができる。ゲストを迎えられる街づくりができる」と主張し、市民参加や行財政改革の重要性も強調。自治基本条例や区長と副市長の公募、市長給与3割カットなどを約束し、「区に権限を持たせて連邦的な運営をしてコスト削減したい」』と訴え26397票を獲得した高橋秀明氏
 を破り初当選しました。

 まあ、現職の相川氏は、旧浦和市時代も市長を3期(1991年5月~2001年4月)務めその後もさいたま市市長を2期8年務めていたことから、もともと多選批判のあったところに、同じ自民党から改革派として中森福代氏が出馬して女性議員が支持に回ったことで自民票が分裂したことに加えて、民主党候補の清水氏も直前まで自民党に所属していたことから、保守層の抵抗も少なく受け入れやすかったことなど、与野党対決の構図を見せながらも、かなり特殊要因にも振り回される形となった選挙だったとは思いますが、それでも投票終了直後に民主党が応援する候補に当選確実が出て現職が敗れてしまったことには与党としてはやはりショックでしょうし、当選した清水氏もバリバリの野党議員ではないとはいえ、小沢氏が辞任して鳩山新代表になってから初の大型選挙でこれだけの大差がついたのは(元々さいたま市は野党勢力の強い地域であることを割り引いても)、今後の政局にも少なくない影響を与えそう。
 まだ40代と若い新市長がどう市政運営していくか、その第一歩に注目が集まりそうです。

北朝鮮「2回目の核実験に成功」と発表

2009-05-25 12:50:56 | Weblog
北朝鮮「2回目の核実験に成功」と発表 2009年5月25日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090525AT2M2500U25052009.html
 北朝鮮は25日午前、朝鮮中央通信を通じて2回目の核実験に成功したと発表した。それに先立ち、韓国政府は北朝鮮の咸鏡北道吉州郡で大規模な地震が発生したことを感知。北朝鮮は2006年10月にこの付近で地下核実験を実施しており、韓国政府は今回も核実験の可能性が高いと見て、緊急安全保障会議(NSC)を招集、午後に開催する。米韓情報当局は関連情報の収集を急いでいる。
 米地質調査所(USGS)はマグニチュード4.7、深度10キロメートルの地震を感知したと発表した。聯合ニュースは韓国の与党関係者の話として「人工的な地震が感知されており、以前に核実験をしたところと同じ場所だ」と述べた。
 朝鮮中央通信は25日午前、地下核実験を成功裏に実施したと伝え、今回の「爆発力と操縦技術で新しく高い段階で実施した」とした。


 ………(滝汗 また、この国はお騒がせ行動ですか…。ついこの間の人工衛星もどき(実際はミサイル)の打ち上げ騒ぎといい、オバマ政権が北朝鮮外交を前任者程には重要視していない以上、常に注目を集めるような言動でもしなければ気が済まないのかもしれませんが、万が一にも他の国相手に、この核兵器を使うようなマネをすれば、直ちにアメリカを中心とした軍隊の反撃にあい、たちまち国そのものが解体に追い込まれることくらい、いくら孤立していてもわかりそうなもの。
 まあ、そのあたりも含めて、大国が介入してこない範囲内での他国へのぎりぎりの牽制なのでしょうが、核爆弾を開発するお金があったら、どれだけの国民を飢えから救うことができるか…(溜息
 国民が反乱を起こさないのも不思議と言えば不思議なのですが、ホント この国はいい加減にして欲しいものですね。