(27日の選挙)八幡平市長に田村氏再選 2009年9月28日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20090928-OYT8T00048.htm
八幡平市長選は27日、投開票が行われ、現職の田村正彦氏(61)が、新人でフリーアナウンサーの川村龍雄氏(51)(民主党推薦)を破り、再選を果たした。投票率は77・38%で前回を3・16ポイント上回った。
田村氏は、連合岩手の支援を受けたほか、県議、市議19人が支援。選挙戦では、2005年の合併後の市政運営の実績を強調するとともに、新市庁舎建設計画の推進、小学生の医療費無料化、JR大更駅前の活性化を訴え、支持を集めた。
当選を決めた田村氏は、大更駅前の事務所で支持者を前に、「苦しい選挙戦だった。市に誇りを持ち、みんなでもっと素晴らしい市を目指そう。これからも謙虚にまい進していきたい」と喜びを語った。
一方、川村氏は、告示1週間前の出馬表明となったが、衆院選の大勝で勢いに乗る民主党が全面支援。連日、同党の国会議員が応援のマイクを握り、達増知事や現職閣僚も応援に駆けつけたが及ばなかった。川村氏は「八幡平市を変えようとの思いで走ってきたが、力不足だった」と敗戦の弁を述べた。
岩手県八幡平市 市長選挙結果
当 10226 田村正彦 61 男 無現 八幡平市長、農業
9027 川村龍雄 51 男 無所属 新 フリーアナウンサー
岩手県八幡平市は、青森県や秋田県と県境を有する2005年9月に西根町・松尾村・安代町が合併してできた人口2.9万人弱の市ですが、市長選は県議・西根町議を歴任し、前回新人同士の争いで民主が応援する候補を破って初当選した現職の田村正彦氏に対して、新人で民主が推薦するフリーアナウンサーの川村龍雄氏が挑戦する形になったのですが、
『合併直後の八幡平市で、財政改革やコミュニティーバスの運行などに取り組んできた。地域振興や人口減少など、まだ残る課題を前に、「1期で終わりというわけにはいかない。時代に合った形で着実に進めたい」』と1期4年の実績を訴えた現職の田村正彦氏が10226票を獲得し、
「人的資源の見直しに力を入れたい」などとして、少年時代を過ごした八幡平市への思いを語り、庁舎建設計画の見直しなども掲げ9027票を獲得した川村龍雄氏
を破り初当選しました。
こちらは、与野党の代理戦争的な一面も示し、結果は中々の接戦となったのですが、連合岩手が現職田村氏の支持に回ったこともあり、現職がかろうじて新人を退ける形で勝利。
正直、あれだけ広大な面積を誇る八幡平市で新庁舎が必要なのか(分庁舎のままでも良いのではないか)疑問に思わなくもないのですが、再選を決めた田村氏は次の4年間でどのような市制運営を行ってくれるのでしょうか…。秋田・青森の両県と県境を有するだけに、岩手県とだけでなく、時には両県と手を結んで観光振興を図るなど、独自性を打ち出してくれることを大いに期待したいですね。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20090928-OYT8T00048.htm
八幡平市長選は27日、投開票が行われ、現職の田村正彦氏(61)が、新人でフリーアナウンサーの川村龍雄氏(51)(民主党推薦)を破り、再選を果たした。投票率は77・38%で前回を3・16ポイント上回った。
田村氏は、連合岩手の支援を受けたほか、県議、市議19人が支援。選挙戦では、2005年の合併後の市政運営の実績を強調するとともに、新市庁舎建設計画の推進、小学生の医療費無料化、JR大更駅前の活性化を訴え、支持を集めた。
当選を決めた田村氏は、大更駅前の事務所で支持者を前に、「苦しい選挙戦だった。市に誇りを持ち、みんなでもっと素晴らしい市を目指そう。これからも謙虚にまい進していきたい」と喜びを語った。
一方、川村氏は、告示1週間前の出馬表明となったが、衆院選の大勝で勢いに乗る民主党が全面支援。連日、同党の国会議員が応援のマイクを握り、達増知事や現職閣僚も応援に駆けつけたが及ばなかった。川村氏は「八幡平市を変えようとの思いで走ってきたが、力不足だった」と敗戦の弁を述べた。
岩手県八幡平市 市長選挙結果
当 10226 田村正彦 61 男 無現 八幡平市長、農業
9027 川村龍雄 51 男 無所属 新 フリーアナウンサー
岩手県八幡平市は、青森県や秋田県と県境を有する2005年9月に西根町・松尾村・安代町が合併してできた人口2.9万人弱の市ですが、市長選は県議・西根町議を歴任し、前回新人同士の争いで民主が応援する候補を破って初当選した現職の田村正彦氏に対して、新人で民主が推薦するフリーアナウンサーの川村龍雄氏が挑戦する形になったのですが、
『合併直後の八幡平市で、財政改革やコミュニティーバスの運行などに取り組んできた。地域振興や人口減少など、まだ残る課題を前に、「1期で終わりというわけにはいかない。時代に合った形で着実に進めたい」』と1期4年の実績を訴えた現職の田村正彦氏が10226票を獲得し、
「人的資源の見直しに力を入れたい」などとして、少年時代を過ごした八幡平市への思いを語り、庁舎建設計画の見直しなども掲げ9027票を獲得した川村龍雄氏
を破り初当選しました。
こちらは、与野党の代理戦争的な一面も示し、結果は中々の接戦となったのですが、連合岩手が現職田村氏の支持に回ったこともあり、現職がかろうじて新人を退ける形で勝利。
正直、あれだけ広大な面積を誇る八幡平市で新庁舎が必要なのか(分庁舎のままでも良いのではないか)疑問に思わなくもないのですが、再選を決めた田村氏は次の4年間でどのような市制運営を行ってくれるのでしょうか…。秋田・青森の両県と県境を有するだけに、岩手県とだけでなく、時には両県と手を結んで観光振興を図るなど、独自性を打ち出してくれることを大いに期待したいですね。