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(18日の選挙)市川三郷町長選 久保氏が大差で3選

2009-10-24 09:13:23 | Weblog
(18日の選挙)市川三郷町長選 久保氏が大差で3選 2009年10月19日 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/10/18/17.html
 任期満了に伴う市川三郷町長選挙は18日投開票され、現職の久保真一氏(70)が新人で前町議の青沼博氏(60)を3081票の大差で破り、3回目の当選を果たした。得票は、久保氏7331票、青沼氏4250票(選管確定)。
 投票率は、78・69%で前回を6・27ポイント下回った。
 久保氏は、6月議会で立候補を表明し、旧町単位に選対組織を設けるなど、組織力を生かして浸透を図った。 地元選出の丹沢県議や町議の大半の支援を受けて序盤から優位に選挙戦を展開し、町債残高の削減や中学3年生までの医療費の窓口無料化などの実績を強調しながら「町財政の健全化を一層推進し、教育や福祉政策に力を入れる」と町政継続を訴えた。
 一方、青沼候補は「町民主役の政治を実現する」と町政転換の必要性を強調。役場窓口を休日、夜間に開く事などを公約に掲げ、支持拡大を図ったが及ばなかった。

山梨県市川三郷町 町長選挙
当 7331 久保真一 70 男 無現 市川三郷町長
  4250 青沼博 60 男 無新 株式会社丸富代表取締役



 山梨県市川三郷町は、2005年10月に旧市川大門町と旧三珠町・旧六郷町が合併してできた山梨県中南部にある人口1.7万人程の町で、町長選は現職で旧市川大門町時代から町長を務めている久保真一氏に対して、株式会社丸富代表取締役の青沼博氏が挑んだものの、
 財政健全化などの実績を訴えると共に、小学校の現場で障害児らの生活や学習をサポートする特別支援教育支援員の増員、児童手当の支給継続など、教育や福祉の充実などを公約に掲げた現職の久保真一氏が7331票を獲得し、
 再編の対象となっている県立市川高の存続や、コミュニティーバスの運行時間延長などを公約に掲げ「町長が変わらなければ、町政も変わらない」と訴え4250票を獲得した青沼博氏に圧勝しました。

(18日の選挙)加賀市長に寺前氏 新人対決 林氏破る

2009-10-24 09:11:25 | Weblog
(18日の選挙)加賀市長に寺前氏 新人対決 林氏破る 2009年10月19日 中日
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2009101902000136.html
 石川県加賀市長選は十八日、投開票され、無所属新人の元高崎経済大教授寺前秀一氏(60)が、無所属新人の元市議林茂信氏(59)を破り、初当選を果たした。投票率は75・59%で、前回(76・26%)より0・67ポイント低かった。
 国土交通省元官僚の寺前氏は現市政からの刷新を主張。「市民主役の市政」を旗印に、国や県の関係者との人脈の広さを強調しながら、企業誘致や地場産業支援、経済活性化などを訴えた。
 林氏は大幸甚市長の強力な支援を受け、子育て支援や交通網整備などを主張したが及ばなかった。
 市議選も同日、投開票された。当日有権者数は六万九百七十一人(男二万八千二百十九人、女三万二千七百五十二人)。


石川県加賀市 市長選挙結果
当 27166 寺前 秀一 60 男 無新 元気象庁次長、高崎経済大学教官
  18216 林茂信 59 男 無新 加賀市議、農業


 石川県加賀市は、福井県と県境を接する、2005年10月に旧加賀市と山中町が新設合併して誕生した人口7.2万人程の市ですが、
 市長選は、合併前の旧加賀市時代から市長を務め、4年前も自民・公明の推薦を受けてライバル候補を破った現職の大幸甚氏が出馬を見送ったため、 元気象庁次長で高崎経済大学教官の寺前秀一氏と加賀市議の林茂信氏の2新人が立候補しましたが、
 「現市政の継承では国や県との連携が取れない。刷新が必要」と「過去のしがらみから脱却した加賀市」を訴えた寺前秀一氏が27166票を獲得し、
 「現市政の良い部分を継承する」と訴え大幸市長が常任顧問を務め18216票を獲得した林茂信氏氏 を破り初当選を決めました。

 市民は、旧加賀市時代を含め3期10年続いた大幸市政を否定し寺前氏を選択しましたが、新市長は次の4年間でどのような市制運営を行ってくれるのでしょうか…。

(18日の選挙)春日部市長に石川氏再選 民主、単独推薦で連敗

2009-10-24 09:07:49 | Weblog
(18日の選挙)春日部市長に石川氏再選 民主、単独推薦で連敗 2009年10月19日
東京 http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20091019/CK2009101902000100.html?ref=rank
朝日 http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000000910180001
 春日部市長選は十八日、投開票され、無所属現職の石川良三氏(58)が、無所属新人で元市議の小久保博史氏(39)=民主推薦=を破り、再選を果たした。八月の衆院選後、地方で攻勢をかける民主党は、宮代町長選に続き単独推薦候補が連敗となった。当日有権者数は十九万三千八百三十人、投票率は39・01%(前回38・04%)。
 当選確実の一報を受け、事務所に姿を見せた石川氏は「支援者の熱意と後押しに尽きる。マニフェストを着実に実行したい」と万歳を繰り返した。今回は民主が小久保氏を推薦し、逆風が予想されただけに、喜びに沸く支持者から握手攻めを受け、満面の笑みを浮かべた。
 前回合併に伴う新市の市長選で、五人の乱立選挙を制し初当選した石川氏。今回は「国政と地方の選挙は別」と訴えて保守票を手堅く獲得。最終的に小久保氏に一万三千票余の大差をつけた。
 衆院選で石川氏が支援し、落選した土屋品子前衆院議員は市長選で表舞台には出なかったが、石川氏にとって品子氏の父、故土屋義彦前知事から続く“土屋王国”を守った形となった。
 小久保氏は民主の国会議員の全面支援を受けたが、無党派層などに浸透できず、前回に続き落選した。

春日部市 市長選挙結果
当 44279 石川良三 58 男 無現 市長
  30703 小久保博史 39 男 無新 団体役員



 埼玉県春日部市は千葉県と県境を接する人口23.6万人程の特例市の指定も受けている市ですが、市長選は、4年前の市長選で5新人の争いを制して初当選した現職の石川良三氏に対して、団体役員で民主が推薦するまだ38歳と若い小久保博史氏が挑んだのですが、子育て支援や行政改革などの実績を強調すると共に、「日本一幸せに暮らせる街を目指して」をスローガンに、市政継続を訴えた現職の石川良三氏が44279票を獲得し、
 「財政力は県内の市で最下位。人口も減少している」などとして現市政を批判する選挙戦を展開し、「市役所目線から市民目線の行政に」と訴えた小久保氏に1万3500票以上の大差をつけて危なげなく再選。
 小久保氏は『市民目線での全事業の見直しを掲げ、小学校の30人学級実施や子どもの医療費助成を中学卒業まで拡大する』とも訴え民主党の全面的な支援も受けたものの、前回の2300票差よりも票差はむしろ大きく拡大してしまいました。
 普通、40歳以下の若手候補が前回に続いて出馬し、民主も応援に回ればもう少し接戦になってもおかしくなかったと思うのですが、両者の政策に明確な争点もなく、共産党が独自候補の擁立を断念し、公明も自主投票に回ったこと、衆議院総選挙疲れにより市民の関心があまり高まらなかったことも現職有利に働いたでしょうか…。

(18日の選挙)現職・五十嵐氏が再選果たす 横手市長選

2009-10-24 09:04:16 | Weblog
(18日の選挙)現職・五十嵐氏が再選果たす 横手市長選 2009年10月19日 秋田魁
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20091018p
 任期満了(10月22日)に伴う横手市長選は18日、市内68カ所で投票が行われ、午後8時半から横手体育館で即日開票された。その結果、現職の五十嵐忠悦氏(62)が3万4431票を獲得し、新人で元増田町長の千田孝八氏(59)に5813票差をつけ、再選を果たした。
 2005年の新市誕生から約4年。合併後のまちづくりと将来像をめぐる選挙戦で、市民は五十嵐市政の継続を選択した。投票率は75・99%で、前回を8・04ポイント下回った。

横手市長選/横手市議選 再選決めた五十嵐市長 厳しい批判受け止める /秋田 200910月20日  毎日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091020-00000077-mailo-l05
 18日投開票の横手市長選で再選を決めた五十嵐忠悦氏(62)は19日午前8時半、いつも通りに登庁。拍手で出迎えた部局長らと週初会議に臨み、「(選挙結果は)厳しい批判として受け止める。中長期的に市の将来に責任を持つ過渡期にいる立場として、気持ちを新たに仕事に取り組みたい」と訓示した。
 18日夜の当選報告会では、支持者らと万歳三唱。「(合併後の)4年間を総括する選挙だった。この結果を私の大いなる『学び』としなければならない。課題解決へ向け努力することを誓う」と抱負を述べた。
 一方、初挑戦で敗れた旧増田町長の千田孝八氏(59)は「力不足で私の責任だが、支持してくれた方は(新市の将来について)考えている人たちで大収穫だった」と語った。「今後の市政運営に注文を付けることは一切ない」という。

◇旧市郡対立の克服を
 5813票差。横手市長選は、旧横手市長で現職の五十嵐忠悦氏(62)が旧増田町長で新人の千田孝八氏(59)を退けた。この票差をいかに分析するかが、五十嵐市政の行方を左右すると考える。
 五十嵐氏には不本意だっただろうが、今回の選挙の構図は旧市・郡間のせめぎ合いに収れんされていった。
 「怨嗟(えんさ)」の的の一つは、JR横手駅周辺で進む大規模な市地再開発事業。これに対し“駆け込み出馬”の印象が強かった千田氏側が「均衡ある発展。横手も増田の山奥もない」と訴えたことが、大合併から4年たった「今」を象徴しているのではないか。
 住民本位のまちづくりは五十嵐氏の言うように「試行錯誤の連続」だろうが、市民が投票で一定の方向性を示したのも事実。住民が求める方向に迷わず進むことも肝要だ。

横手市 市長選挙結果
当 34431 五十嵐忠悦 62 男 無現 横手市長
  28618 千田孝八 59 男 無新 洋品店経営 旧増田町長




 秋田県横手市は、県南部に位置する、2005年10月に旧横手市・増田町・平鹿町・雄物川町・大森町・十文字町・山内村・大雄村が合併してできた人口9.9万人程のかまくらと最近はやきそばでも有名になった地域の中心都市ですが、市長選は、旧横手市時代から3期市長を続けている現職の五十嵐忠悦氏に対して、旧増田町長の千田孝八氏が挑んだものの、現職で「市民協働のまちづくりの推進と、農業を軸とした産業振興を図る」と訴えた五十嵐忠悦氏が、「周辺部を切り捨てず、均衡ある発展を目指す」と訴えた千田孝八氏に5813票差をつけて再選を決めました。
 とはいえ、千田氏の旧増田町以外の知名度不足を考慮すれば、もう少し早く出馬していれば、正直どちらに転んでもおかしくなかったと思いますし、五十嵐氏は再選されたとはいえ、千田氏が指摘した『都市部と周辺部の均衡ある発展』を次の4年間でどう達成していくのか その結果が強く求められていくことになるのではないでしょうか…。