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現職の阿部氏が再選 酒田市長選

2009-11-11 06:49:27 | Weblog
現職の阿部氏が再選 酒田市長選 2009年11月09日 山形
http://yamagata-np.jp/news/200911/09/kj_2009110900148.php
 任期満了に伴う酒田市長選は8日、投票が行われ、即日開票の結果、現職の阿部寿一氏(50)=亀ケ崎3丁目=が元農林水産省近畿中国森林管理局長の梅津準士氏(58)=東大町1丁目、元八幡町議の堀大常氏(75)=常禅寺=の2新人を下し、再選を果たした。投票率は72.15%で、前回を0.29ポイント下回った。
 自民党の推薦を受けた阿部氏は、加藤紘一衆院議員、市選出の3県議、商工会議所を中心とした400を超す企業・団体、旧3町の元首長の支援を得た。旧市時代の2期を含め3期10年の市政運営の実績を強調。高い知名度に加え、「合併の土台づくりから発展へ」を合言葉に支持を広げた。
 保守系の市議選候補者と連動した運動を繰り広げ、保守層の厚い旧市農村地域や最上川以南地区、旧3町で優位に戦いを展開。旧市中心部では苦戦気味だったが、危機感を強めた陣営が、選挙戦終盤に市街地を重点に票を掘り起こし、梅津氏の追撃を振り切った。
 民主、社民両党、連合山形の推薦を受けた梅津氏は、吉泉秀男、和嶋未希の両衆院議員、舟山康江参院議員の支援に加え、吉村美栄子知事が支持を表明するなど厚い陣容で挑んだ。「チェンジ酒田」をスローガンに、旧市中心部などで市政批判票を取り込んだが、懸念材料だった知名度不足が響き、旧町や旧市郊外では保守層、阿部氏支援者の厚い壁に阻まれ風を起こすことはできなかった。
 堀氏は独自の戦いに終始した。
 再選を果たした阿部氏は東大町1丁目の事務所で「本当に苦しい選挙だったが、多くの市民から支援をいただき、今後の市政運営にファイトを燃やしている。今後の4年間で地域の課題をすべて解決し、新市の新しい方向性を定めていきたい」と抱負を語った。
 市長選と同じ日程で行われ、34人が立候補した市議選は9日未明、30人の当選者が決まった。投票率は72.14%。
◆山形県酒田市 市長選挙結果
当 阿部寿一(50) 無現 33912
  梅津準士(58) 無新 30893
  堀大常(75) 無新 1593




 山形県酒田市は、県の北西にある、2005年11月に旧酒田市と八幡町・松山町・平田町が新設合併した人口11.2万人程の県内で3番目に人口が多い市で、
 市長選は、初代市長に就任した自民が推薦する現職の阿部寿一氏に対して、元農林省官僚で吉村美栄子知事も支持に回った民主・社民・連合山形が推薦する梅津準士氏と、堀大常氏の2新人が挑戦したのですが、
 「新市の一体化は進んだ。発展に向けた大事な時期。基礎を作った者として合併の総仕上げの責任を果たしたい」と1期4年の実績を訴えた阿部寿一氏が33912票を獲得し、
 「何と言っても産業活動、経済力がしっかりした元気な酒田、お年寄りから子どもまで人にやさしい酒田。二つの顔を持つ酒田をつくりたい」と訴え、対話の行政の徹底、国・県・隣接市町との連携強化、行政の営業力を強化して「酒田を再生する」と変革を主張して30893票を獲得した梅津準士氏 に3000票差をつけてかろうじて再選。
 まあ、「副市長を女性にする。イージス艦ちょうかいの母港を酒田に誘致する」などと訴え、手書きの選挙ポスターを張りに出た堀大常氏は年齢も既に75歳で、庶民感覚を打ち出すのは良いとして今更何を……という気がしなくもありませんし、事実地元でも事実上の一騎打ちと見られていたのですが、市民は実績のある現職を再選。
 とはいえ、酒田管内の有効求人倍率は8月は0.35倍と3人に1人分しか求人がない有様で、企業を誘致しようにも、拡張造成した酒田京田西工業団地に50%の助成をつけ実質半額にして、課税免除や雇用奨励金の特典をつけても、地の利の良い仙台市や岩手の北上市といったライバル市に競り負けているのが現実。
 加えて、ジャスコが97年に撤退してから、12年間放置されている駅前の巨大な空き地の再開発をどう行うかなど、再選された阿部氏に課せられた責任は重大ですが、それだけに、氏が4年間でどれだけの実績を残すことができるかが強く問われそうな気がします。

西和賀町長選は細井氏が雪辱、一戸町は稲葉氏が7選 岩手

2009-11-11 06:46:02 | Weblog
細井氏が初当選 西和賀町長選 2009年11月9日 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091108_15
 任期満了に伴う西和賀町長選は8日投票が行われ、即日開票の結果、旧湯田町長の無職細井洋行氏(60)が元花巻農協常務理事の農業吉田正志氏(59)を破り、初当選を果たした。無所属新人同士の争いとなった今町長選は、再挑戦の細井氏が広く支持を集め、吉田氏に1148票差をつけた。投票率は91・8%だった。
◇岩手県西和賀町 町長選挙結果
当3353票 細井 洋行 60 無新
 2205票 吉田 正志 59 無新

稲葉氏が7選 一戸町長選  2009年11月9日 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091108_16
 任期満了に伴う一戸町長選は8日投票が行われ、即日開票の結果、無所属の現職稲葉暉氏(64)が無所属の新人で前町議山田信行氏(64)=民主党県連、社民党県連合推薦=を破り、7選を果たした。稲葉氏は政党からの支援を受けずに「町民党」の姿勢を貫き、民主党県連の全面的な支援を受けた山田氏に677票差で勝利した。投票率は80・56%だった。 同日は町議選の投開票も行われ、16人が当選した。
◇岩手県一戸町 町長選挙結果
当 5391票 稲葉暉  64 無現
  4714票 山田信行 64 無新


 岩手県西和賀町は、秋田県と県境を接する2005年11月に湯田町と沢内村が合併してできた人口7000人弱の町で、町長選は4年前の新町設立時に行われた選挙戦で、旧湯田町長だった細井洋行氏を僅差で破って初当選した旧沢内村長で初代西和賀町長に就任した高橋繁氏が出馬しなかったため、町長選は前回の選挙戦で敗れた旧湯田町長の細井洋行氏と農業経営の吉田正志氏による争いとなりましたが、
 沢内病院と民間医院との連携による医療体制の整備と、温泉を利用した温泉療法などによる「癒やしの観光地づくり」を訴えた旧湯田町長の細井洋行氏が3353票を獲得し、
 医療、保健、福祉を一体とした包括的な医療の確立を主張すると共に、リンドウやキノコを生かした「西和賀型複合農業」の振興を訴え2205票を獲得した吉田正志氏
 を破り前回の雪辱を果たす形で初当選。
 2人とも、二人とも国保沢内病院を拠点にした「地域医療の充実」を掲げ政策に大きな違いがなかった選挙戦は、それぞれの旧町村の票を固めつつ、他方の旧町村にどれだけ浸透できるかが勝負だったと思いますが、同情票も集まったのか、細井氏がライバル候補者に1148票の予想以上の大差をつけました。
 新町長となる細井氏はどのような町制運営を行ってくれるのでしょうか…。合併自治体の場合、とかく主導権を握る自治体とそうでない自治体との利害が絡むケースも少なくありませんが、新町長にはバランスの良い町政運営を行って欲しいと思います。

 一方、岩手県一戸町は、県北部に位置する人口1.4万人程の町で、町長選は1985年11月から6期24年町長を務めている現職の稲葉暉氏に、元一戸町議の山田信行氏が挑んだものの、
 町の基盤整備などを進めた24年間の実績などを強調すると共に、「多選批判」には行財政改革の実績を示して「当たらない」と反論し、「町民が主人公の町政を目指す」と訴えた稲葉暉氏が5391票を獲得し、
 民主に加えて社民と連合の推薦を受け「長期町政のよどみを変える」と、町政刷新や福祉の充実などを訴え4714票を獲得した山田信行氏 を破り再選を決めています。
 稲葉氏は再選を決めたとはいえ、45%の方が NO! を突き付けたことの意味を深く噛みしめて村政運営に取り組んでほしいと思います。

NY株小幅続伸、ダウ終値20ドル高の1万246ドル

2009-11-11 06:43:08 | Weblog
NY株小幅続伸、ダウ終値20ドル高の1万246ドル 2009年11月11日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091111AT3LANY0211112009.html
 10日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は小幅に5日続伸。前日比20ドル03セント高の1万0246ドル97セントで終えた。超低金利政策の長期化観測が、引き続き相場を支えた。ただ大幅高の翌日で利益確定売りが出やすかったうえ、前日夕に赤字決算を発表した金融保証会社(モノライン)大手MBIAが大幅に下落。金融株が総じて軟調で、ダウ平均もマイナス圏で推移する場面があった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落し、2.98ポイント安の2151.08で終えた。

米経済には依然多くの困難、回復の強さに疑問 2009年11月11日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT851848420091110
 米サンフランシスコ地区連銀のイエレン総裁は10日、労働市場が低迷し家計は圧迫されているなど、米経済は引き続き多くの困難に直面しているとの見解を示した。
 インフレについては少しも懸念していないとし、消費者物価が下落する可能性のほうが依然としてリスクが大きい、と述べた。
 「(景気)拡大の強さや持続性が問題となっている。回復の一部は、一時的な政府プログラムと在庫投資の変動によるもので、これらは成長の持続的な原動力とはならない」と話した。
 政府が実施した景気支援が撤回された後、民間セクターが活発化することが可能かについてはいまだ不透明とし、「需要の伸びが力強い景気拡大を支援するにはあまりにも弱過ぎるペースとなるリスクがある」と語った。
 住宅市場に関しては、安定化の兆候は重要なプラス要因としたうえで、26年ぶりの高水準となっている失業率が住宅差し押さえを再び増加させ、住宅価格を圧迫する可能性があると警鐘を鳴らした。
 また、商業用不動産の見通しは「懸念材料」とした。
 「高失業率や弱い雇用の増加、さえない賃金の伸びは、消費支出の低迷や弱い景気回復につながる」と述べた。
 銀行セクターも堅調な景気回復の足かせとなる可能性があると指摘。「金融機関が正常な信用フローを取り戻すまでに長時間を要する可能性がある。信用収縮が完全に過ぎ去ったわけではない」と語った。

米FRB、失業率高くても引き締め行う可能性ある 2009年11月11日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT851846420091110
 米アトランタ地区連銀のロックハート総裁は10日、連邦公開市場委員会(FOMC)声明で政策金利を長期間低水準に維持する具体的状況を示したことについて、包括的なものではなく失業率が高止まりしていても引き締めに転じる可能性があるとの見解を示した。
 FRBは前週のFOMCで、政策金利をゼロ近辺で据え置くとともに、引き続き政策金利を長期間にわたって異例に低い水準に維持する方針を示した。低金利を維持する方針について理由を一段と明確に示し、経済資源の利用が低水準にあること、インフレ傾向の抑制、安定的なインフレ期待を挙げた。
 ロックハート総裁は、金利変更につながる条件はこの3つに限らないとの見解を示した。
 失業率が高くてもFRBは引き締めに踏み切る可能性はあるかとの質問には「失業率が不快なほど高い水準にあっても、全体的な状況から引き締め開始が正当化されるシナリオがあるのは明らかだ」と語った。
 総裁は「今後、資産価格の動向を注視の対象の1つとするつもりだ」と述べた。

第3四半期の米住宅価格、大半の都市で下落 2009年11月11日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT851840220091110
 全米リアルター協会(NAR)が10日発表した調査結果によると、第3・四半期に米国の都市部の約80%以上で住宅価格が前年の水準から下落した。
 155の都市圏のうち123地域で1戸建て中古住宅の中央値が前年同期比で下落した。30地域では上昇した。
 1戸建て住宅価格の中央値は17万7900ドルと、前年同期の水準を11.2%下回った。



 10日のNYダウは、大きな材料もなく、前日に大きく上げていたことからその反動も心配されたのですが、一時前日終値(10226ドル90セント)から30ドル弱安い10197ドル70セントまで下落する場面もあったものの、10200-10260ドル近辺の狭いレンジで方向感のない値動きで終始推移し、終値ベースでは前日比20ドル03セント高い100246ドル97セントで終了(0.20%高)しました。
 ナスダックは前日比2.98ポイント安い2151.08ポイントで終了(0.14%安)。S&P500種は前日比0.07ポイント安い1093.01ポイントで終了(0.01%)と、それぞれ小幅安で終了しました。
 ダウ構成30銘柄中21銘柄で上昇して、クラフトフーズが1.02%高、3Mが1.02%高、アルコアが0.97%高、シェブロンが0.88%高、ジョンソン&ジョンソンが0.79%高、IBMが0.72%高。
 一方、ボーイングが2.01%安、デュポンが1.29%安。
 金融株はバンカメが1.65%高、アメックスがあ1.61%高となった半面、JPモルガンチェースが0.41%安、シティグループが0.24%安となりました。

 NY原油は、前日比0.35ドル安い1バレル79.08ドルで終了しました。

欧州3市場は小動き 英-0.09%、独-0.12%、仏+0.21%

2009-11-11 05:55:56 | Weblog
ロンドン株10日 4.63ポイント安で終了 2009年11月11日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/market/20091110c9ASB7IIAA6101109.html
 10日のロンドン株式相場は小動き。FTSE100種総合株価指数は前日終値に比べ4.63ポイント安の5230.55で引けた。下落銘柄が7割を占めた。
 減益決算を発表した銀行のバークレイズが5.1%安。業績先行きの不透明感も売りを促した。同業のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)と、保険のプルーデンシャルも下げた。
 携帯電話サービスのボーダフォンは下落。費用削減目標の引き上げを発表したことをきっかけに、事業の弱さを補うためではないかとの観測が広まった。
 鉱業のアングロ・アメリカンやエクストラータは、金属価格の下落を背景に売られた。
 半面、銀行のHSBCホールディングスは7~9月期の税引き前利益が改善したとの発表が好感され上昇した。
 通期利益が市場予想を上回ったたばこのインペリアル・タバコも上昇した。

ドイツ株10日 DAXは6ポイント安の5613  2009年11月11日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/market/20091110c9AS2R1000Q101109.html
 10日のフランクフルト株式相場は反落。ドイツ株式指数(DAX)の終値は、前日比6.52ポイント安(0.12%下落)の5613.20だった。
 VWが8%下落した。カタールが保有する同社の優先株売却発表の影響が普通株にも及んだ。コメルツ銀行やBMW、鉄鋼のザルツギッターも2%以上下げた。
 一方、透析器大手フレゼニウス・メディカル・ケアが上昇。消費財のヘンケルや医療機器のフレゼニウス、商用車のMANも買われた。

9月の英貿易赤字は71.94億ポンド、予想以上に拡大 2009年11月10日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK851801420091110
 英国立統計局が10日発表した9月の貿易収支は71億9400万ポンドの赤字となり、赤字幅が前月の60億7300万ポンドから拡大した。
 9月の赤字は1月以来の高水準。 市場予想は61億ポンドの赤字だった。

英ロイズ、10年末までに5000人を追加削減へ 2009年11月10日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT851821220091110
 英ロイズ・バンキング・グループは2010年末までに新たに5000人を削減する見通し。事業見直しやHBOSとの統合が背景。 
 ロイズは、社員の異動や契約・臨時社員の削減などにより、ネットでの正社員の削減数を2600人に制限することを見込んでいる。
 今回発表された削減数を合わせると、1月のHBOS買収以降のネットでの削減数は約9000人となる。アナリストは、削減数は3万人を超える可能性があるとしていた。

11月の独ZEW景気期待指数は51.1、4カ月ぶり低水準 2009年11月10日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK851805820091110
 ドイツの欧州経済センター(ZEW)が10日発表した11月の独景気期待指数は51.1となり、前月の56.0から低下した。51.1は4カ月ぶり低水準。
 ロイターの調査によるエコノミスト予想の55.0を下回った。
 ZEW指数は、アナリスト・投資家287人を対象に行った調査を基に算出された。調査期間は10月26日─11月9日。
 11月のZEW現況指数はマイナス65.6で、前月のマイナス72.2から改善した。市場予想はマイナス70.0だった。

9月の仏鉱工業生産指数は前月比‐1.5% 2009年11月10日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK851787420091110
 フランス国立統計経済研究所(INSEE)が10日発表した9月の鉱工業生産指数は、前月比1.5%低下した。市場予想は0.5%上昇だった。
 8月は前月比1.8%上昇から同2.8%上昇に改定された。




 欧州3市場は、(前日の大幅高の反動もあったのか)小動き。

 英FTSE100は、前日終値(5235.18ポイント)を挟んで終始方向感のない展開が続き、一時5264.32ポイントまで上げる場面もあったものの、終値ベースでは前日比4.63ポイント安い5230.55ポイントで終了(0.09%安)。
 ベダンタ・リソーシズが4.97%高、アングロ・アメリカンが4.16%高、キングフィッシャーが3.05%高、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシーズが2.61%高、スタンダードライフが2.37%高、インペリアル・タバコが2.30%高、リオ・ティントが2.23%高、リバティ・インターナショナルが2.16%高。
 一方、ランドゴールド・リソーシーズが4.23%安、フレスニージョが3.71%安、インベンシスが2.82%安、リーガル・アンド・ゼネラルが2.77%安、カザキミスが2.64%安、キャイリン・エナジーが2.42%安、プルデンシャルが2.30%安、アヴィバが2.13%安、シャイアが2.11%安、インターコンチネンタルホテルズグループが2.08%安。
 銀行株は、HSBCが4.02%高、スタンダードチャータードが1.72%高だった半面、バークレイズが5.10%安、ロイヤルバンク・オブ・スコットランドが0.94%安、ロイズバンキンググループが0.01%安となりました。

 独DAXは、前日終値(5619.72ポイント)を挟んで終始方向感のない展開が続き、一時5650.88ポイントまで上げる場面もあったものの、終値ベースでは前日比6.52ポイント安い5613.20ポイントで終了(0.12%安)。
 30銘柄中17銘柄とやや下落する銘柄が多く、とりわけ時価総額の大きいフォルクスワーゲンの8.04%の大幅安が響き、他にも、ハノーバー再保険が2.98%安、BMWが2.24%安、ザルツギッターが2.22%安、K+Sが1.15%安。
 一方、フレゼニウス メディカル ケアが2.21%高、ヘンケルが1.92%高、フレゼニウスが1.77%高、マンが1.33%高、バイヤスドルフが1.25%高。
 銀行株は、ドイツ銀行が0.17%高だった半面、コメルツ銀行は2.45%安でした。


 仏CAC40は、終始方向感のない展開で推移して、結局終値は前日比7.80ポイント高い3793.29ポイントで終了(0.21%高)。
 40銘柄中27銘柄で上昇し、アルセロール・ミタルが4.17%高、アルストムが3.32%高、シュネデールエレクトリックが1.76%高、キャップジェミニが1.58%高、ユニボール・ロダムコが1.36%高、EDFが1.26%高、アルカテル・ルーセントが1.07%高。
 金融株も、クレディ・アグリコルこそ0.03%の小幅安となったものの、アクサが3.19%高、デクシアが2.74%高、BNPパリバが1.16%高、ソシエテ・ジェネラルが0.70%高と堅調でした。
 一方、ルノーが2.33%安、ミシュランが1.54%安、テクニップが1.29%安、STマイクロエレクトロニクスが1.23%安、EADSが1.09%安。

 欧州ローカル市場も、前日の大幅高の反動があったのか、アイルランドが2.07%安となったのを始め、ベルギーが0.76%安、スイスが0.25%安、スペインIBEX35が0.02%安となっています。