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シー・シェパード船、監視船進路に割り込む

2010-01-07 06:55:00 | Weblog
シー・シェパード船、監視船進路に割り込む 2010年1月7日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100106-OYT1T01142.htm
 水産庁は6日、南極海で、調査捕鯨船団の監視船「第2昭南丸」(712トン)と、反捕鯨団体シー・シェパードの小型高速船「アディ・ギル(AG)号」(26トン)が衝突したと発表した。
 AG号は大破したが、乗組員はシー・シェパードの他の船に救助されて無事だという。昭南丸の乗組員にもけがはなかった。
 同庁によると、AG号は日本時間の同日午後0時30分頃、航行中の昭南丸に対し、昭南丸の右側から急接近し、進路前方に割り込んで急に速度を落とした。その後、AG号は再び速度を上げて、昭南丸にぶつかってきたという。
 昭南丸は再三にわたって、AG号に近づかないよう警告したが、接近をやめなかったという。AG号は船首部分が大破したが、救難信号を出さず、乗組員はシー・シェパードの他の船に救助された。昭南丸の船体に大きな損傷はなかった。
 AG号は同日未明から捕鯨船団の母船「日新丸」(8044トン)にも接近し、スクリューにからませようとロープを進路前方の海中に投入するなどの妨害行為を繰り返していた。捕鯨船団がシー・シェパードの船と衝突するのは昨年2月以来で、今季の調査捕鯨では初めて。
 反捕鯨団体シー・シェパードは6日、「アディ・ギル(AG)号」が日本時間の同日午後、「第2昭南丸」と衝突したことを明らかにした。衛星電話で取材に応じたシー・シェパードの乗組員は、「AG号は(衝突を回避するため)後退しようとしたが、昭南丸がスピードを上げて我々の船首部分に突っ込んできた」と主張した。
 この衝突で、AG号の乗組員1人が肋骨(ろっこつ)を折る重傷を負ったほか、「日本側は救難活動を行わなかった」と非難している。



 自称反捕鯨団体だか何だか知りませんが、こやつらのやりたいことは全くもって理解不能ですし、レベルの低いテロリスト扱いで十分でしょうね…(呆れ
 100歩譲って鯨を守ろうと真剣に活動しているのだとしても、相手の船に自分の船を衝突させる(あるいは事故を起こすように仕向ける)なんて言語道断ですし、船が傷ついて重油が流れ出せば、周辺の魚の生態に深刻な影響を与えることくらい素人でもわかりそうなもの。
 被害が日本のそれも鯨調査船に限られていることから、海上警察も真剣に取締しない(あるいは船籍の所属する国や係留地の国が捕鯨そのものに反対していることから、あえて放置しているのかも…)のだと思いますが、この手の輩を放置していると、どんどん身勝手な言い分で船の航海を妨害する連中が出てくると思うんですけどね…。
 海の治安は国を超えて行わないと効果がありませんし、この手の海上での迷惑行為に対しては、もう少し国同士が連携して取り締まる必要があるのではないでしょうか…。