喜多方市長に山口氏 2010年1月25日 福島民報
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&mode=0&classId=&blockId=5007942&newsMode=article
任期満了に伴う福島県喜多方市長選は24日、投開票が行われ、新人で元熱塩加納村長の山口信也氏(69)=無所属=が1万2502票を獲得し、新人で元県南会津農林事務所次長の飯野雄太郎氏(58)=無所属=に3550票の差を付け、現職の白井英男氏(67)=無所属=、新人で元市議の上野正雄氏(65)=無所属=も抑え初当選を果たした。山口氏は市政の刷新を訴え、混戦を制した。任期は2月12日から4年。投票率は75・28%だった。
★喜多方市 市長選挙結果
当 12502 山口信也 69 男 無新 農業、旧熱塩加納村長
8952 飯野雄太郎 58 男 無新 無職、元県南会津農林事務所次長
6553 白井英男 67 男 無現 喜多方市長
4214 上野正雄 65 男 無新 ダイワ新報主幹、元喜多方市議
福島県喜多方市と言えば、福島県会津地方の北部に位置する2006年1月に旧喜多方市と熱塩加納村・塩川町・山都町・高郷村が合併して誕生した、ラーメンとお蕎麦で有名な人口5.3万人程の市で、市長選は4年前の前回選挙で無投票当選した白井英男氏に対して、旧熱塩加納村長の山口信也氏、元喜多方市議の上野正雄氏、元県南会津農林事務所次長の飯野雄太郎氏の3新人が挑む大混戦になりましたが、
「多くの市民が今の喜多方市を暗いと感じている。財政基盤の確立は大切だが、厳しい中でも、市民が何を求めているのかを聞いて政策に反映し、優先順位を決めて実行するのがリーダー。市長としてのリーダーシップが問われる選挙だ」と訴える共に、「旧町村部からは『合併したが、良いことがない』地域間の格差や不均衡を正す責任がある。旧5市町村それぞれの地域資源を生かした均衡ある発展のため、血の通った行政をしなければならない」と訴えた山口信也氏が12502票を獲得し、現職ら3人を破って見事初当選を決めました。
「市の基幹産業は農業。農業が元気にならないと中心商店街も元気にならない。喜多方ならではの新たな農業モデルをつくりたい」と訴え、農産物の地産地消による経済循環システムの構築、研修や支援制度の充実による若者の新規就農の拡大などを求めた飯野雄太郎氏は8952票を獲得し、善戦するも後一歩及ばず。
逼迫する財政の立て直しを図って、旧市では2期で約100億円、合併後も60億円の借金を減らすなど行財政改革の実績を訴えるとともに、「厳しい冬の時代は乗り切ったが、合併市の本当の姿はまだ見えていない。積み残しの課題を解決し、合併を成功させることが私の使命だ」と次の4年を「飛躍の時期」と位置付ける。「自治基本条例を作り、市民と協働のまちづくりを進めたい」と訴えた現職の白井英男氏は6553票と、現職としては屈辱的な得票順位3位となりました。
そして94年と98年の旧市時代の市長選に立候補し、99年からは市議として市政の問題点を追及。就業機会の確保など雇用環境の整備に真っ先に取り組まなければならなかったのに、現市政は優先順位を間違え、地域経済の疲弊を招いた」と現政権を批判した上野正雄氏も4214票を獲得しています。
新市長に就任する山口氏はどのような市政運営を行ってくれるのでしょうか…。正直これほど現職がボロ負けする選挙もある意味珍しいと思うのですが、新市長には市民の信頼を取り戻す分 120%のパワーで頑張って欲しいですね。
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&mode=0&classId=&blockId=5007942&newsMode=article
任期満了に伴う福島県喜多方市長選は24日、投開票が行われ、新人で元熱塩加納村長の山口信也氏(69)=無所属=が1万2502票を獲得し、新人で元県南会津農林事務所次長の飯野雄太郎氏(58)=無所属=に3550票の差を付け、現職の白井英男氏(67)=無所属=、新人で元市議の上野正雄氏(65)=無所属=も抑え初当選を果たした。山口氏は市政の刷新を訴え、混戦を制した。任期は2月12日から4年。投票率は75・28%だった。
★喜多方市 市長選挙結果
当 12502 山口信也 69 男 無新 農業、旧熱塩加納村長
8952 飯野雄太郎 58 男 無新 無職、元県南会津農林事務所次長
6553 白井英男 67 男 無現 喜多方市長
4214 上野正雄 65 男 無新 ダイワ新報主幹、元喜多方市議
福島県喜多方市と言えば、福島県会津地方の北部に位置する2006年1月に旧喜多方市と熱塩加納村・塩川町・山都町・高郷村が合併して誕生した、ラーメンとお蕎麦で有名な人口5.3万人程の市で、市長選は4年前の前回選挙で無投票当選した白井英男氏に対して、旧熱塩加納村長の山口信也氏、元喜多方市議の上野正雄氏、元県南会津農林事務所次長の飯野雄太郎氏の3新人が挑む大混戦になりましたが、
「多くの市民が今の喜多方市を暗いと感じている。財政基盤の確立は大切だが、厳しい中でも、市民が何を求めているのかを聞いて政策に反映し、優先順位を決めて実行するのがリーダー。市長としてのリーダーシップが問われる選挙だ」と訴える共に、「旧町村部からは『合併したが、良いことがない』地域間の格差や不均衡を正す責任がある。旧5市町村それぞれの地域資源を生かした均衡ある発展のため、血の通った行政をしなければならない」と訴えた山口信也氏が12502票を獲得し、現職ら3人を破って見事初当選を決めました。
「市の基幹産業は農業。農業が元気にならないと中心商店街も元気にならない。喜多方ならではの新たな農業モデルをつくりたい」と訴え、農産物の地産地消による経済循環システムの構築、研修や支援制度の充実による若者の新規就農の拡大などを求めた飯野雄太郎氏は8952票を獲得し、善戦するも後一歩及ばず。
逼迫する財政の立て直しを図って、旧市では2期で約100億円、合併後も60億円の借金を減らすなど行財政改革の実績を訴えるとともに、「厳しい冬の時代は乗り切ったが、合併市の本当の姿はまだ見えていない。積み残しの課題を解決し、合併を成功させることが私の使命だ」と次の4年を「飛躍の時期」と位置付ける。「自治基本条例を作り、市民と協働のまちづくりを進めたい」と訴えた現職の白井英男氏は6553票と、現職としては屈辱的な得票順位3位となりました。
そして94年と98年の旧市時代の市長選に立候補し、99年からは市議として市政の問題点を追及。就業機会の確保など雇用環境の整備に真っ先に取り組まなければならなかったのに、現市政は優先順位を間違え、地域経済の疲弊を招いた」と現政権を批判した上野正雄氏も4214票を獲得しています。
新市長に就任する山口氏はどのような市政運営を行ってくれるのでしょうか…。正直これほど現職がボロ負けする選挙もある意味珍しいと思うのですが、新市長には市民の信頼を取り戻す分 120%のパワーで頑張って欲しいですね。