なんと「ウラ技」があった! JAL優待券値上がりのワケ 2010年1月23日 夕刊フジ
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/n_jal__20100123_52/story/23fujizak20100123001/
日本航空(JAL)の株主優待券が経営破綻の後、金券ショップなどで値上がりしている。破綻と同時に使えなくなるのではとの憶測から、1月初旬にかけて値下がりしていたが、5月末まで利用できることになり、企業の総務担当者らがまとめ買いをしているのだ。さらに、優待券で8月も安く飛べる「ウラ技」があることが判明。日航の優待券は改めて脚光を浴びそうだ。
日航や全日本空輸では5月と11月の年2回、株主へのサービスとして優待券を発行。国内線に正規料金の半額(片道1区間)で乗れる。
株主以外でも使用できることから、金券ショップの人気商品として売られ、サラリーマンの出張や家族旅行などに利用されている。現在、流通しているのは昨年11月に発行された有効期限5月31日までのもの。
日航の優待券は、会社更生法を申請する1週間前の今月12日、東京・新橋や新宿の一部の金券ショップで2000~2500円で売られていた。それが現在は3300~4000円に値上がりしている。一方、全日空は4000~5000円で、ほとんど変動がない。
日航が急上昇している理由について、日本チケット商協同組合の伊集院浩二理事長は次のように解説する。
「経営破綻が取りざたされた昨年末以降、それまで5000円台だった日航の優待券は2000円台まで値下がりした。倒産すると割引券が使えなくなるんじゃないかというウワサが広がり、お客さんが敬遠したことなどが原因だったが、企業再生支援機構が(今月13日に)5月末まで通常通り使えると発表し、購入者が戻ってきた」
新橋の金券ショップ経営者も「売れ行きが一気に活発になった。社員の出張などに使うため、まとめ買いしていく会社の総務関係者や、日航が上場廃止になると割引券が発行されなくなる可能性からコレクション目的で購入する飛行機オタクもいる」と明かす。
そしてこの優待券にはウラ技があり、「有効期限は5月31日まででも、うまく使えば8月下旬まで使える。だから今のうちに買っておくといいかもしれない」(先の金券ショップ経営者)というのだ。
有効期限が5月31日の優待券を利用して、8月下旬までの旅客機に乗るには、優待券でオープン航空券を購入する。
オープン航空券は、購入時に搭乗者と発着地だけを決め、日時は決めずに発行する航空券。利用期間は発券した翌日から90日間のため、仮に5月31日に発券すると、8月29日まで使えることになる。予約は空席がある場合にできる。
先の金券ショップ経営者によると、「地方に単身赴任しているサラリーマンが夏休みで自宅に戻る際、結構この方法を利用している」という。
日航株は2月20日に上場廃止されるため、優待券は現在流通しているものが最後となる可能性が大きい。ウラ技があることが分かり、日航の優待券がますます注目を集めそうだ。
ほぉ。経営破綻したJALが株主優待券を保護したことから、金券ショップでのJALの株主優待券の値段が回復してきているとは聞いていたのですが、いくら半額の値段で乗れるとはいえ、これ程までに株主優待券の相場が急回復してくることは少し意外でしたね…。
まあ、個人需要の方の中には、『実家の家族の介護のために田舎と往復しているけど、航空路線はJALしかない』という方もいらっしゃるでしょうし、1円単位での経費節減を求められる企業としても使わない手はないのだとは思いますが、さすがにコレクション目的で購入するマニアというのは何だか…(滝汗
勿論、株券を発行していた時代には、会社が経営破綻して株券も紙くずになったために、記念?に取っておくという方は結構いましたし、私も500円玉が発行された時の当時の折り目のない500円札を1枚だけ記念に取っておきましたが、使えなくなれば競馬のハズレ馬券と同じようなものでしょうし、4000円出してまで欲しいかと聞かれれば正直考えます…。
オープン航空券を使って8月に利用する裏技は、販売する側がこっそり教えているんでしょうかねぇ…。こちらについては、あくまでも予約できるだけの空席があればこその話ですし、一歩間違えば使いたい時に利用できずにそのまま紙くずになってしまうリスクと裏返しだけに、(せめて7月までに使う予定があるのならば話も変わってきますが、飛行機が混み合う8月に使う目的で購入するのは)個人的にはあまりお勧めできません!!!
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/n_jal__20100123_52/story/23fujizak20100123001/
日本航空(JAL)の株主優待券が経営破綻の後、金券ショップなどで値上がりしている。破綻と同時に使えなくなるのではとの憶測から、1月初旬にかけて値下がりしていたが、5月末まで利用できることになり、企業の総務担当者らがまとめ買いをしているのだ。さらに、優待券で8月も安く飛べる「ウラ技」があることが判明。日航の優待券は改めて脚光を浴びそうだ。
日航や全日本空輸では5月と11月の年2回、株主へのサービスとして優待券を発行。国内線に正規料金の半額(片道1区間)で乗れる。
株主以外でも使用できることから、金券ショップの人気商品として売られ、サラリーマンの出張や家族旅行などに利用されている。現在、流通しているのは昨年11月に発行された有効期限5月31日までのもの。
日航の優待券は、会社更生法を申請する1週間前の今月12日、東京・新橋や新宿の一部の金券ショップで2000~2500円で売られていた。それが現在は3300~4000円に値上がりしている。一方、全日空は4000~5000円で、ほとんど変動がない。
日航が急上昇している理由について、日本チケット商協同組合の伊集院浩二理事長は次のように解説する。
「経営破綻が取りざたされた昨年末以降、それまで5000円台だった日航の優待券は2000円台まで値下がりした。倒産すると割引券が使えなくなるんじゃないかというウワサが広がり、お客さんが敬遠したことなどが原因だったが、企業再生支援機構が(今月13日に)5月末まで通常通り使えると発表し、購入者が戻ってきた」
新橋の金券ショップ経営者も「売れ行きが一気に活発になった。社員の出張などに使うため、まとめ買いしていく会社の総務関係者や、日航が上場廃止になると割引券が発行されなくなる可能性からコレクション目的で購入する飛行機オタクもいる」と明かす。
そしてこの優待券にはウラ技があり、「有効期限は5月31日まででも、うまく使えば8月下旬まで使える。だから今のうちに買っておくといいかもしれない」(先の金券ショップ経営者)というのだ。
有効期限が5月31日の優待券を利用して、8月下旬までの旅客機に乗るには、優待券でオープン航空券を購入する。
オープン航空券は、購入時に搭乗者と発着地だけを決め、日時は決めずに発行する航空券。利用期間は発券した翌日から90日間のため、仮に5月31日に発券すると、8月29日まで使えることになる。予約は空席がある場合にできる。
先の金券ショップ経営者によると、「地方に単身赴任しているサラリーマンが夏休みで自宅に戻る際、結構この方法を利用している」という。
日航株は2月20日に上場廃止されるため、優待券は現在流通しているものが最後となる可能性が大きい。ウラ技があることが分かり、日航の優待券がますます注目を集めそうだ。
ほぉ。経営破綻したJALが株主優待券を保護したことから、金券ショップでのJALの株主優待券の値段が回復してきているとは聞いていたのですが、いくら半額の値段で乗れるとはいえ、これ程までに株主優待券の相場が急回復してくることは少し意外でしたね…。
まあ、個人需要の方の中には、『実家の家族の介護のために田舎と往復しているけど、航空路線はJALしかない』という方もいらっしゃるでしょうし、1円単位での経費節減を求められる企業としても使わない手はないのだとは思いますが、さすがにコレクション目的で購入するマニアというのは何だか…(滝汗
勿論、株券を発行していた時代には、会社が経営破綻して株券も紙くずになったために、記念?に取っておくという方は結構いましたし、私も500円玉が発行された時の当時の折り目のない500円札を1枚だけ記念に取っておきましたが、使えなくなれば競馬のハズレ馬券と同じようなものでしょうし、4000円出してまで欲しいかと聞かれれば正直考えます…。
オープン航空券を使って8月に利用する裏技は、販売する側がこっそり教えているんでしょうかねぇ…。こちらについては、あくまでも予約できるだけの空席があればこその話ですし、一歩間違えば使いたい時に利用できずにそのまま紙くずになってしまうリスクと裏返しだけに、(せめて7月までに使う予定があるのならば話も変わってきますが、飛行機が混み合う8月に使う目的で購入するのは)個人的にはあまりお勧めできません!!!