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1日のNYダウは2年7か月振りの12000ドル乗せ 148ドル高い12040ドルで終了 原油は反落

2011-02-02 07:06:36 | Weblog
米国株、ダウ大幅高 2年7カ月ぶり1万2000ドル台、好決算続き 2011年2月2日 日経
 1日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅続伸した。前日比148ドル23セント高の1万2040ドル16セント(速報値)で終え、2008年6月19日以来、約2年7カ月ぶりに節目の1万2000ドルを上回った。生産関連の経済指標が市場予想に反して改善したほか、運輸大手UPSなどによる良好な四半期決算の発表が相次ぎ、投資家心理が改善。幅広い銘柄に買いが優勢となった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続伸し、51.11ポイント高の2751.19(同)で終えた。

NY原油反落、3月物90.77ドル エジプト警戒感が後退 2011年2月2日 日経
 1日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は3営業日ぶりに反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の3月物は前日比1.42ドル安の1バレル90.77ドルで取引を終えた。エジプト情勢の混乱が市場の一部が警戒したほど深刻化しないとの見方から、売りがやや優勢となった。
 原油先物はエジプトの反政府デモが原油供給に悪影響を及ぼすとの懸念などから最近まで急上昇し、3月物は前日に約2年4カ月ぶりの高値を付けていた。
 1日にエジプトで実施されたデモがさほど大規模にならなかったと伝わり、デモが周辺の産油国に拡大したり、原油など物資輸送の経路であるスエズ運河が封鎖されたりする可能性が低下したとの見方を誘った。原油の供給懸念がやや和らぎ、持ち高調整や利益確定目的の売りが優勢となった。
 ただ、1日発表になった主要国・地域の1月の購買担当者景気指数(PMI)が堅調な結果となったため、景気回復に伴い原油需要が増えるとの見方から買いも入り、下値は堅かった。
 この日から3月物が期近となったガソリンとヒーティングオイルはともに上昇した。

NY金が小反発、4月物1340.3ドル ドル安受け 2011年2月2日 日経
 1日のニューヨーク金先物相場は小反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である4月物は前日比5.8ドル高の1トロイオンス1340.3ドルで終えた。外国為替市場でのドル安を受けて、ドルの代替資産との位置付けがある金への買いがやや優勢となった。
 ユーロ圏の景気回復観測などを背景に、ドルがユーロなどに対して下落したことが金の買いを誘った。世界的な景気回復で需要が増えるとの見方から銅先物相場が上昇。商品市場全般に投資資金が流入するとの見方も、金の支援材料になったとの声があった。
 ただ、相場は安く推移する場面が目立った。エジプトの反政府デモが市場の一部が懸念したほど拡大していないため、投資家が金に逃避させていた資金をいったん引き揚げる動きが出たという。
 銀は3日続伸。プラチナは大幅に反発した。

1月の米ISM製造業景気指数は約7年ぶり高水準 2011年02月2日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-19331620110201
 米供給管理協会(ISM)が1日発表した1月の製造業部門景気指数は60.8と前月から上昇し、2004年5月以来の高水準となった。価格指数も大幅上昇した。
 景気指数のエコノミスト予想は58.0。指数は50が景気を見極めるうえでの分岐点となる。
 内訳では、雇用指数が61.7と前月から上昇し、1973年4月以来の高水準となった。ただ、同指数の上昇は必ずしも近い将来に雇用が上向くことを意味しているわけではないという。
 ISM製造業調査委員会のノーバート・オー委員長は「雇用指数は、絶対人数の増加というよりは雇用への前向きな姿勢を示している。結局のところ、大規模な求人があるわけではない」と話した。
 価格指数も81.5と、前月の72.5から大きく上昇した。
 ウェルズ・ファーゴ・アドバイーズの首席マクロ経済ストラテジスト、ゲアリー・セイヤー氏は「良い内容だ。製造部門は他の経済部門をアウトパフォームしている」と指摘した上で、コストが上昇しており、インフレにつながる要素がやや見受けられると述べた。
 CRTキャピタル・グループの国債戦略部門責任者、デービッド・アダー氏は、価格指数の上昇について、最終消費者への転嫁は現段階ではまだ弱いとの認識を示した。

12月の米建設支出は予想外の前月比2.5%減、約10年半ぶり低水準 2011年02月2日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT883480220110201
 米商務省が1日発表した12月の建設支出は、前月比2.5%減の年率7879億ドルと予想外に減少し、2000年7月以来の低水準に落ち込んだ。公共・民間部門ともに減少しており、今後は景気刺激策の効果が薄れることから、建設セクターが今年も苦戦する可能性が示唆された。
 ロイター調査では、前月比横ばいと予想されていた。 11月は0.4%増から0.2%減に下方修正された。
 2010年通年では10.3%減の8142億ドルとなり、2000年以来の低水準となった。
 12月の建設支出では、公共部門が2.8%減となったことが大きく響いた。連邦政府の支出が11.6%、州・地方政府の支出が1.8%それぞれ減少したことが背景にある。
 また民間部門も2.2%減少し、4カ月ぶりにマイナスに転じた。このうち住宅建設は4.1%の大幅減となった。非住宅建設も0.5%減少した。

米量的緩和第3弾、「検討される可能性」 2011年02月2日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT883493020110201
 米カンザスシティー地区連銀のホーニグ総裁は1日、経済指標が金融当局者の予想を下回ることになれば、連邦準備理事会(FRB)は国債買い入れプログラムを6月以降も継続するかどうか検討する可能性がある、との見解を示した。
 1日明らかとなったマーケット・ニュース・インターナショナル(MNI)とのインタビューで、総裁は指標が「失望的な」内容となるようであれば、量的緩和第3弾が「検討される可能性」がある、と語った。




 1日の米国株式市場は、米国の新車販売台数で米主要3社の伸び率が二桁率上昇となったこと、1月の米ISM製造業景気指数が60.8と2004年5月以来の高水準となったこと、BPの業績回復による復配、UPSの大幅増益といった個別企業の業績回復などが好感され大幅上昇。
 NYダウも、序盤からじりじりと上昇し、午後1時頃に12040ドル近くまで上昇した後も高値安定。午後3時半過ぎには12050ドル75セントまで上昇し、終値ベースでも前日比148ドル23セント高い12040ドル16セントで終了(1.25%高)しました。
 ナスダックは、前日比51.11ポイント高い2751.19ポイントで終了(1.89%高)。
 S&P500種は、前日比21.47ポイント高い1307.59ポイントで終了(1.67%高)しています。
 ダウ構成30銘柄中27銘柄で上昇となり、ファイザーが5.49%高、アルコアが4.53%高、バンカメが4.22%高、エクソンモービルが4.00%高、GEが3.28%高、ウォルトディズニーが2.60%高、米メルクが2.50%高、JPモルガンチェースが2.20%高でした。
 米量的緩和第3弾は止めた方がいいと思うんですけどね…。通貨切り下げ競争を行えば全ての国が苦しむことにもなりかねませんし、当の米株式相場も回復傾向で推移。あえてこのタイミングで行った米カンザスシティー地区連銀のホーニグ総裁発言の意図は理解できませんが、為替相場に与える影響も気になるところです。

 NY原油は、前日比1.42ドル安い1バレル90.77ドルで終了。
 NY金は、前日比5.8ドル高い1トロイオンス1340.3ドルで終了しています。

欧州株式市場はほぼ全面高 英+1.62%、独+1.51%、仏+1.68%

2011-02-02 06:51:27 | Weblog
1日の欧州株式市場サマリー 2011年02月2日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT883492820110201
<ロンドン株式市場>
 反発。商品(コモディティ)・銀行株が上昇をけん引した。過去2営業日は、エジプトの混乱拡大を受けた懸念から売られたが、この日発表された1月の米供給管理協会(ISM)製造業部門景気指数が2004年5月以来の高水準となったことで、地合いが好転した。
 FT100種総合株価指数.FTSE終値は94.88ポイント(1.62%)高の5957.82。
 鉱山株が高い。供給が抑制されていることに加え、堅調な米経済指標に支援され、LME銅先物CMCU3が過去最高値を更新したことが背景。
 銅鉱山大手のカザキミス、アントファガスタは4.8%、4.7%それぞれ上昇。
 原油価格が引き続き高値圏で推移し、エネルギー株も買われた。
 BPは1.3%高。同社株は当初、予想を下回る決算を嫌気し売られたが、下落は行き過ぎとの見方から買われ、切り返した。
 ハイテク株もしっかり。IT(情報技術)大手オートノミーは6.3%急伸。予想を上回る決算を発表した半導体設計会社ARMも6.1%値を上げた。
 銀行株も堅調。スタンダード・チャータード(スタンチャート)銀行は、エクサンBNPパリバの投資判断引き上げも好材料となり、2.8%高となった。

<欧州株式市場>
 欧米でこの日発表された経済指標が堅調だったことから上昇し、主要株価指数は約2週間ぶりの高値で引けた。原油価格の上昇で石油関連株が買われたことも相場を支援した。
 FTSEユーロファースト300種指数終値は16.27ポイント(1.42%)高の1159.80。
 DJユーロSTOXX50種指数は53.18ポイント(1.80%)高の3006.81。 
 北海ブレント先物が1バレル=101ドルを超えて上昇したことで、エネルギー関連株が買われた。トタルは3.2%、ENIは4.1%、それぞれ上昇した。スタトイルは四半期決算への期待から6.3%高となった。BPは1.3%高。
 エジプトの政情不安が産油国である近隣の中東諸国に広がるのではないかとの懸念がこのところ原油価格を押し上げている。ただ、クレディ・スイスのシニアアドバイザー、ボブ・パーカー氏は「エジプトの政情不安の波及リスクは限定的だ」との見方を示し「原油価格が急伸した場合、サウジアラビアが直ちに増産に動く」と述べた。 
 好調な企業業績に支援され銀行株にも買いが入り、BBVAは3.8%、サンタンデール銀行は2%、それぞれ上昇した。
 独半導体メーカーのインフィニオンは、通年業績見通しを引き上げたことが好感され、1.7%高。予想を上回る第・四半期決算を発表した英半導体設計会社ARMは6.1%上げた。

12月のユーロ圏失業率は10.0%で横ばい、厳しい雇用状況続く 2011年02月2日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT883472220110201
 欧州連合(EU)統計局が1日発表した12月のユーロ圏の失業率は10.0%で、前月(改定)から横ばいとなった。失業率は12年ぶりの水準近くに高止まっており、景気回復を示す兆候もみられるなか、雇用は依然厳しい状況が続いている。
 市場予想は10.1%だった。 失業者数は1580万人で前月比7万3000人減。一方、前年同月比では17万8000人増加した。
 地域別の失業率では、スペイン、イタリア、アイルランドなど周辺各国で高水準となる一方、ドイツ、フィンランド、オランダなどの国ではおおむね横ばいもしくは改善しており、地域格差が浮き彫りとなっている。
 シティグループのアナリスト、ユルゲン・ミヒェルス氏は「ユーロ圏全体で失業率が早期に大幅改善する状況は見込めないだろう」と述べた。
 EU27カ国の失業率は9.6%で前月から横ばい。失業者数は2310万人で前月比1万9000人減。前年同月比では43万4000人増加した。

1月ユーロ圏製造業PMI改定値は57.3に上方改定、4月以来の高水準 2011年02月1日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK052110820110201
 マークイットが1日発表した1月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は57.3と、速報値の56.9から上方改定された。2010年12月(57.1)から上昇し、4月以来の高水準となった。
 景況感の改善と悪化の分岐点となる50を上回るのは16カ月連続。
 PMIを構成する生産指数は59.4と、4月以来の高水準。速報値の58.6から上方改定された。
 ただ、コスト圧力の高まりも鮮明となった。投入価格指数は79.2と、速報値79.8から下方改定されたものの、12月の74.1から大幅上昇し、1997年の調査開始以来、最高となった。




 1日の欧州株式市場は、1月の米供給管理協会製造業部門景気指数が2004年5月以来の高水準となったことで、地合いが好転しストックホルムを除いた全市場で1%を超えるほぼ全面高。
 英FTSE100は、序盤に前日終値(5862.94ポイント)よりも60ポイント近く上げた後、午前9時過ぎに5880ポイント割れする場面もあったものの、その後はじりじりと上昇を続け、午後4時過ぎに一時5963.72ポイントまで上昇。終盤やや伸び悩んだものの、終値ベースでも前日比94.88ポイント高い5957.82ポイントで終了(1.62%高)しました。
 3%以上上昇した銘柄だけでも、フレスニロが6.79%高、オートノミ-・コーポレーションが6.28%高、ARMホールディングスが6.10%高、キャイリン・エナジーが5.04%高、リソリューションが5.09%高、カザキミスが4.78%高、アント・ファガスタが4.69%高、リーガル・アンド・ゼネラルが4.68%高、アメックが4.25%高、アドミラル・グループが4.08%高、タローオイルが4.07%高、ジョンソン・マッシーが3.95%高、バーバリーグループが3.63%高、アングロ・アメリカンが3.41%高、エッサール・エナジーが3.37%高、シュローダーが3.22%高、ロイヤル・ダッチ・シェルが3.02%高、ウィヤー・グループが3.09%高、WMモリソンスーパーマーケットが3.00%高。
 銀行株も、スタンダードチャータードが2.76%高、ロイズバンキンググループが1.98%高となるなど5銘柄とも堅調でした。
 一方、BAEシステムズが2.46%安。

 独DAXは、前日終値(7077.48ポイント)よりも55ポイント程高い7133.34ポイントでスタートするも午前10時頃まではイマイチで一時7105.31ポイントまで上げ幅を縮小する場面もあったものの、午前11時頃に7140ポイント乗せ。その後午後3時半頃まで7140ポイント台で推移していましたが、午後4時少し前に7180ポイント台乗せし、午後4時半過ぎに一時7190.75ポイントまで上昇。終値ベースでも前日比106.79ポイント高い7184.27ポイントで終了(1.51%高)しました。
 9割の銘柄で上昇し、アリアンツが4.73%高、メトロが3.29%高、BASFが3.24%高、ヘンケルが2.32%高。
 銀行株も、コメルツ銀行が2.05%高、ドイツ銀行が1.64%高でした。

 仏CAC40は、前日終値(4005.50ポイント)よりも30ポイント強高い4037.14ポイントでスタートするも午前11時少し前までは伸び悩み一時4019.34ポイントまで上げ幅を縮小する場面もあったものの、午前11時過ぎに4040ポイント乗せした後は、午後3時半頃まで値固め状態でしたが、その後再び上昇に転じて午後5時少し前に一時4078.48ポイントまで上昇。終盤やや伸び悩んだものの、終値ベースでも前日比67.12ポイント高い4072.62ポイントで終了(1.68%高)しました。
 40銘柄中33銘柄で上昇し、テクニップが5.07%高、ラファージュが3.62%高、トタルが3.20%高、アルカテル・ルーセントが2.66%高、エア・リキッドが2.61%高。
 金融株も、BNPパリバが3.64%高となるなど、5社とも堅調に推移。
 一方、フランス電力が2.56%安、プジョーが1.36%安。

 欧州ローカル市場も、アイルランドが2.62%高で、スペインの2市場がMAマドリードが1.59%高&IBEX35が1.50%高で、ポルトガルも1.09%高。
 他、ノルウェーが2.96%高、オランダが1.76%高、ベルギーが1.71%高、スイスが1.17%高。
 北欧3市場はストックホルムこそ0.03%安の小動きだったものの、コペンハーゲンが1.29%高、ヘルシンキが1.24%高となるなど、ストックホルムを除いて軒並み1%を超える上昇となるなど堅調に推移しました。

ムバラク大統領、次期大統領選の出馬断念

2011-02-02 06:49:44 | Weblog
ムバラク大統領、次期大統領選の出馬断念 2011年02月02日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110202-OYT1T00138.htm
 エジプトのムバラク大統領は1日、9月の大統領選に立候補しない意向を表明した。
 30年近くにわたって事実上の独裁体制を敷くムバラク政権の打倒を目指す反体制デモが拡大し、1日には全国で推定100万人以上の過去最大規模に達するなか、出馬断念を表明することによって、国民の間で強まる退陣圧力をかわす狙いとみられる。



 エジプトのムバラク大統領が9月の大統領選に立候補しない意向を表明しました。
 とはいえ、問題はエジプトの民主化が進むかどうか…。もし子飼いの方がリリーフ登板する形で時間稼ぎを行い、その後をムバラク大統領の子息や親族が引き継ぐようなことになれば、国民の不満と混乱は収まらないでしょうし、今後のムバラク陣営の出方が気になるところです。

立ち往生の特急、32時間遅れで大阪駅到着

2011-02-02 05:23:26 | Weblog
立ち往生の特急、32時間遅れで大阪駅到着 2011年2月1日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110201-OYT1T00575.htm
 日本海側の大雪に伴う交通機関の乱れは1日未明、JR北陸線敦賀駅で先月30日夜から停車していた名古屋発富山行き特急「しらさぎ15号」が約33時間ぶりに運転を再開するなど、復旧に向けた動きが進んだ。
 JR西日本金沢支社によると、同駅で止まっていた富山発大阪行きの特急「サンダーバード40号」が午前2時47分に運転を再開、同4時32分に予定より約32時間遅れで大阪駅に到着した。
 また、午前3時15分に、同駅から富山行きの臨時特急が出た。午前6時36分には「しらさぎ15号」が出発し、特急の乗客計約1000人は〈我慢の二夜〉から解放された。
 臨時特急に乗った金沢市福増町、民謡歌手加賀山昭さん(63)は「ようやく日常の生活に戻って来られ、ほっとした。家族にも心配をかけた。JRは、除雪や運行の状況をもっとこまめに知らせてほしかった」と話していた。


 
 北陸の大雪の影響で立ち往生していた北陸を走る特急が32時間遅れでようやく大阪駅に到着 2晩列車の中で過ごすことを余儀なくされた乗客もようやく狭い空間から解放されたようです。
 とはいえ、先日の火曜日も富山県境でラッセル車が故障して金沢方面からの電車が遅れたり、一部で運休になるなどダイヤは混乱。
 月曜日は北陸3県で全JRのダイヤを運休したことについて、『(通勤や通学の利用客のための)普通電車だけでも動かすことはできなかったのか』と利用客の不満も高まっていたようですし、今回の騒動では、今後同様の事態に陥った時に特急の運行中止の連絡を入れるタイミングや、普通列車の運行などをどうするのか、その運用に課題が残される結果になったかと思います。

エジプトの反政府デモが拡大 死者は300人近くに…。

2011-02-02 05:19:04 | Weblog
エジプト死者300人か…国連人権高等弁務官 2011年2月2日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110201-OYT1T01011.htm
 ナバネセム・ピレイ国連人権高等弁務官は1日、反体制デモが続くエジプト情勢に関する声明を出し、同国での死傷者数について、「確定的ではないが、300人程度が死亡、3000人以上が負傷したとの情報がある」と述べた。
 カタールの衛星テレビアル・ジャジーラが1月30日、エジプト国内の医療団体の情報として伝えた「死者150人以上」のほぼ倍にあたる。

エジプトの反政府デモ拡大、スエズ港の業務が停滞 2011年2月1日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-19297020110131
 エジプトの反政府デモ拡大の影響で、スエズ港の港湾業務が停滞している。海賊がたびたび出没するアデン湾を航行する貨物船が、海賊対策の防護要員を乗せる手続きができない状況に陥っているという。
 欧州の原油、物資の重要輸送ルートであるスエズ運河の船舶の航行はいまのところ遅れやキャンセルなどはでていないもよう。
 ただ、スエズ港では、デモの影響で港湾業務に携わる要員や必要物資が不足している。
 スエズ港で営業する船舶貨物会社のシニアコーディネーターは、匿名を条件に「遅れが出ている船はないが、ここ2日間、貨物を海賊攻撃から守るチームの通関・出入国手続きを行うスタッフがいない」と述べた。
 さらに「船の乗務員交代もストップしており、食料や水などの物資も船に届いていない」と語った。
 貨物会社の関係者によると、スエズ運河を航行する船の半数が、燃料補給や乗務員交代、防護要員を乗船させるためにスエズ港に立ち寄るという。
 米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)によると、2009年にスエズ運河を航行した船舶は3万4000隻超。うち2700隻超が石油タンカーだった。
 デモの影響で、船舶は、近隣のトルコやアラブ首長国連邦(UAE)の港で防護要員や物資を確保しているという。

エジプト株式市場は2日も取引中止、4営業日連続 2011年02月1日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK883440420110201
 エジプト証券取引所は、ムバラク大統領の退陣を求める反政府デモの拡大を受け、2日も株式の取引を中止する見通し。証券取引所関係者が明らかにした。
 取引中止は4営業日連続。 3日の取引を行うかどうかはまだ決まっていないという。

ムバラク大統領退陣、時間の問題との見方も 2011年2月2日 読売 
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110201-OYT1T00960.htm
 30年近くにわたり事実上の独裁体制を敷くエジプトのムバラク大統領の退陣を求める「100万人行進」が1日、カイロなどで行われ、ロイター通信によると、エジプト各地のデモ参加者は全体で推定100万人以上に達した。
 ムバラク体制を支えてきた軍も平和的なデモを容認する姿勢をとっており、大統領退陣はもはや時間の問題との見方が強まっている。
 カイロ中心部のタハリール広場には1日、数千人が夜間外出禁止令を無視して前夜から泊まり込み、朝から集まった市民とともにデモを開始した。
 タハリール広場のデモに参加した人数は昼過ぎに20万人以上に膨れ上がった。北部アレクサンドリアでは5万人以上、北東部スエズでも2万人以上がデモに集まった。




 エジプトのムバラク大統領の退陣を求める反政府デモが更に拡大。鎮静化の兆しが見えない混乱状態に陥っています。
 まあ、株式市場が取引中止になったのは致し方ないでしょうし、いくら何でもスエズ湾の封鎖などという自らの首を絞めるような愚かな真似だけはしないと信じたいのですが、スエズ港の業務が停滞し貿易に影響が出始めているのも事実。
 中東諸国に反政府活動が拡大していく懸念はひとまず薄らいだものの、今後の状況 はたまた ムバラク大統領が退陣に追い込まれるのかも気になるところです。

1日のアジアはインドが1%半安 フィリピンとパキスタンは続落

2011-02-02 05:17:17 | Weblog
中国・香港株式市場・大引け=小じっかり、上海は約2週間ぶりの高値 2011年02月1日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK883428020110201
 1日の中国株式市場は小幅続伸。約2週間ぶり高値で取引を終えた。流動性のひっ迫が和らいだことから、石油株など資源関連株が値を上げた。
 上海総合指数終値は8.266ポイント(0.30%)高の2798.960。
 トレーダーによると、この日は春節(旧正月)を控えた資金需要が一服し、短期市場金利が急低下した。
 ここ数週間、高速鉄道網整備に関連して人気を集めていた鉄道株は利食い売りから値を下げた。中国北車(CNR)は1.8%安。中国南車は1.8%安。
 香港株式市場は4日ぶりに反発。 石油株が買われたが、売買代金は1月3日以来の低水準。旧正月を控え様子見ムードが強かった。
 ハンセン指数終値は35.61ポイント(0.15%)高の2万3482.95。 ハンセン中国企業株指数(H株指数)終値は25.80ポイント(0.21%)安の1万2534.86。海運や鉄道など輸送株が売られた。
 石油株は原油価格の上昇から値を上げた。中国海洋石油(CNOOC)は2.7%高。中国石油天然ガス(ペトロチャイナ)は2.6%高。

中国不動産税で投機は沈静化、長期的に価格上昇は続く 2011年02月1日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK883427620110201
 中国財政省財政科学研究所の賈康所長は、不動産税導入で投機取引は沈静化するが、都市化が急速に進んでいるため長期的に価格上昇を回避できる可能性は低いとの見方を示した。
 同所長はロイターに対し、市場の安定とバブル縮小には役立つが、農村部から都市への人口流入が続くため、住宅需要は押し上げられると指摘。「今後数十年で都市化率が70―80%となる可能性を考慮すると、長期的には不動産価格の上昇が続く」と述べた。
 同所長は、不動産税については重慶と上海に続き、他の都市も追随すると見込んでいる。またこれまでの行政措置依存型の不動産価格統制よりも、より市場に基づいた措置が可能になると指摘。不動産保有者からの税収を公営住宅建設に振り向けることで、貧富の差拡大にも対応できるとの見解を示した。

過度の物価上昇抑え、不動産市場での投機を阻止する 2011年02月1日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK883439220110201
 中国の温家宝首相は1日、過度の消費者物価上昇を抑えるとともに、不動産市場における投機を阻止する決意を示した。春節(旧正月)に際して行ったスピーチを新華社が伝えた。
 温首相は、政府は全般的な消費者物価の安定に努めるとの考えを示した。

シドニー株式市場・大引け=ほぼ横ばい、金利据え置き決定には動意薄 2011年02月1日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK883411020110201
 1日のシドニー株式市場の株価は、ほぼ横ばいで終了。
 S&P/ASX200指数は前日終値比1.8ポイント(0.04%)安の4752.1で引けた。商品相場高を受けて資源株が買われた一方、クイーンズランド州での大型サイクロンによる被害への懸念から保険株が売られた。
 オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)が予想通り政策金利の据え置きを決定したことに対する反応は薄かった。
 銅相場が最高値を更新したことを受け、BHPビリトンが0.8%上昇。北海ブレント原油が1バレル=100ドルを突破しことを受け、ウッドサイド・ペトロリアムも0.8%上昇した。
 市場参加者の間では、2日に1月のADP全米雇用報告の発表を控え、様子見機運も強かった。CMCマーケッツのセールストレーダー、ベン・テイラー氏は「ADP全米雇用報告は、週末に発表される雇用統計のヒントとなるだろう」と話した。
 序盤の取引では、資源株に主導される形で反発して始まったが、北東沿岸部におけるサイクロン被害への懸念から、保険株が圧迫された。サンコープ・グループが3.0%急落したほか、インシュアランス・オーストラリア・グループ(IAG)も2.1%下落、QBEインシュアランスも1.5%安だった。

ソウル株式市場・大引け=小反発、世界経済めぐる懸念が圧迫 2011年02月1日 ロイター
 1日のソウル株式市場は薄商いのなか、小反発して引けた。鉄鋼大手ポスコや金融株が上げを主導したが、エジプト情勢やインフレ懸念など世界的な経済状況に対する不透明感から海外勢が売りを出したことから、全般的な上値は抑えられた。
 総合株価指数(KOSPI)は2.30ポイント(0.11%)高の2072.03。
 海外投資家は1462億ウォン(1億3110万ドル)を売り越し、3営業日連続の売り越しとなった。一方、機関投資家は691億ウォンを買い越した。
 ポスコは3.4%高。2005年に契約を締結していた120億ドルに上る製鋼所建設計画をインド政府が承認したことから、海外事業の成長見通しに関して楽観的な見方が広がった。
 金融株は2011年の利ザヤ改善によるポジティブな見通しから値を上げた。KBフィナンシャルは1.2%高、ハナ・フィナンシャル・グループは2.4%高。
 保険株は業績期待から値上がりした。サムスン火災海上保険は1.1%高。現代海上火災保険は3.8%高。
 このところ、エジプトの混乱を受けての原油高懸念から値下がりしていた自動車株は上昇に転じた。現代自動車は1.12%高、起亜自動車は0.91%高。いずれも1月の自動車販売台数が2ケタ増となった。
 一方、化学株は利食い売りで下落。LGケムは1.8%安、SKイノベーションは1.5%安。




 1日のアジア株式市場は、中国各市場が春節(旧正月)の連休を前に0.01%安~0.30%高(上海総合&上海A株)となった他、前日2.25%安だったインドネシアが0.66%高と反発。
 前日1.81%安だったタイが0.21%高と小反発。香港ハンセンは0.15%高、前日1.81%安だった韓国は0.11%高で、オーストラリアASXが0.04%高とこちらも小幅高でした。
 一方、インドが1.53%の続落となった他、前日2.24%安だったフィリピンが今日も1.31%安の続落で、前日1%近く下げたパキスタンが今日も1.11%の続落となっています。
 台湾は中国より一足先に春節(旧正月)の連休のため休場となっています。

1日の日経平均は36円高の10274円で終了

2011-02-02 05:15:19 | Weblog
東証大引け、反発 好業績銘柄がけん引 中東不安や円高は重荷 2011年02月01日 日経夕刊
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/summary.aspx?id=ASS0ISS16 01022011
 1日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに小幅反発した。終値は前日比36円58銭(0.36%)高い1万0274円50銭だった。前日の米株式相場が経済指標の改善などを手掛かりに反発したことを好感、堅調な業績見通しを発表した主力銘柄が個別に買われ、相場全体をけん引した。反政府デモの激化で緊迫するエジプト情勢への警戒感は残り、外国為替相場の円高・ドル安傾向も重荷となって上値は限られた。
 エジプト情勢の緊迫を受けた欧米株安に前日ひとまず歯止めがかかり、きょうの東京市場では好業績銘柄に買いが向かった。前日に2011年3月期の利益見通しを上方修正したホンダ、日東電、川重、住友重、丸紅、TOTOがそれぞれ堅調だった。昨年来高値を更新したホンダの時価総額はNTTドコモを抜き、東証1部でトヨタに次ぐ2位に浮上した。
 もっとも日経平均の取引時間中の上げ幅は最大で61円にとどまり、日中を通して上値の重さが目立った。前日の欧米株相場の落ち着きで「景気回復への期待から買いが先行したが、中東情勢の行方を見極めたいとのムードが強かった」(日興コーディアル証券の西広市エクイティ部部長)。午後に入ると円相場が対ドルで強含み、株価の圧迫要因になった。小沢一郎・元民主党代表が前日に強制起訴されたこともあって、ねじれ国会の下での予算審議など今後の政治停滞を警戒する声が出ていた。
 東証株価指数(TOPIX)も3営業日ぶりに小反発。業種別TOPIXは33業種のうち26業種が上げ、上昇率の上位には石油石炭製品、鉱業、精密機器が並んだ。
 東証1部の売買代金は概算で1兆4389億円、売買高は同19億8182万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の54%にあたる897、値下がりは605、変わらずは169だった。
 TDK、日揮、ニコン、信越化、トレンド、ユニチャームが買われた。米原油先物相場の上昇を材料に三井物、JX、国際石開帝石など石油・資源関連株が堅調だった。ディーエヌエ、グリーといったネット関連の一角も堅調だった。一方でトヨタ、キヤノン、リコー、アルプス、スズキ、資生堂が下げ、みずほFGなど銀行株が安かった。医薬品卸のメディパル、アルフレッサが大幅に下げ、ともに昨年来安値を付けた。
 東証2部株価指数は3営業日ぶりに小反発した。山洋電、日精機、日本プラストが高く、MORESC、稀元素が下げた。

新興市場1日、ジャスダック平均は3日ぶり上昇 個人の買い続く 2011年02月01日 日経夕刊
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/summary.aspx?id=ASS0ISST2 01022011
 1日の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに上昇した。大引けは前週末比4円26銭(0.33%)高の1306円04銭だった。前日の米株高をきっかけに投資家心理が上向いた。エジプトの政情不安など外部環境に不透明感があるが、「個人投資家の買い意欲は衰えていない」(国内証券の情報担当者)との指摘があった。値動きの軽い好業績銘柄や主力株の一部に買いが入った。
 ジャスダック市場の売買代金は概算で266億円、売買高は4666万株。主力銘柄で構成するJストック指数やJASDAQ―TOP20も上昇した。
 楽天やDガレージが上昇、nmsやシナジーも高い。半面、セルシードやアールテック、1stHDが下落した。
 東証マザーズ指数は反発した。大引けは前日比7.15ポイント(1.55%)高の467.96だった。サイバーやフリービット、ミクシィなどが上昇した。半面、スカイマークやイーガーディ、エイジアが下落した。




 1日の日経平均は、前日に122円下落していた反動に加えて、昨晩31日のNY株式市場が反発したことや好業績を発表した銘柄の個別買いなどもあり、前日終値(10237円92銭)よりも45円弱高い10281円55銭でスタートし、9時半前に10255円近くまで下げるも、10時前にこの日の高値となる10299円38銭まで上昇しましたが、その後はエジプトの反政府デモや中東情勢への警戒感がくすぶり続けたことから、上値が重く午前は前日比34円77銭高い10272円69銭で終了。
 午後に入ってからは、10260-10285円近辺でもみ合っていたものの、14時少し前から急落し、14時半少し前に一時10245円75銭まで下落。寄り付きにかけて回復したことから、終値ベースでは前日比36円58銭高い10274円50銭で終了(0.36%高)しました。

 東証1部の54%弱にあたる897銘柄で上昇し、一方値下がりしたのは605銘柄、変わらずが169銘柄。
 建設の大東建託が17.39%高、建設の日本基礎技術が9.96%高、保土谷化学工業が9.73%高、機械の住友精密工業が9.20%高、機械の住友重機械工業が8.60%高、自動車部品のショーワが8.13%高となった他、7%台の上昇が7銘柄、6%台の上昇が7銘柄、5%台の上昇が10銘柄。
 一方、商社のメディパルホールディングスが12.97%安、スタンレー電気が8.19%安、サービス業のネクストが7.31%安、不動産のサンシティが6.05%安で、5%台の下落が5.86%安となった船井電機や前日に続く5.36%の続落となった日医工など8銘柄。
 銀行は83銘柄中47銘柄で上昇して、肥後銀が6.47%高、東和銀が3.37%高、新生銀が3.19%高で、りそなHDが2.84%高。  一方29銘柄で下落して、大光銀が4.48%安、泉州池田HDが2.50%安、ふくおかFGが2.27%安で、都銀組では住友信が0.81%安、三井住友FGが0.64%安、中央三井が0.61%安、
あおぞら銀が0.55%安、 三菱UFJが0.23%安で、みずほ信は変わらずでした。
 証券も高安マチマチで、大和は0.49%高、野村は0.60%安でした。