銚子市長に越川氏初当選 「対話」訴え現職下す 2013年04月22日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20130422-OYT8T00068.htm
銚子市長選は21日、投開票が行われ、新人の前市議越川信一氏(51)(無所属)が、3選を目指した現職野平匡邦氏(65)(無所属)を破り、初当選を果たした。当日有権者数は5万6771人で、投票率は47・76%(前回58・87%)だった。
越川氏は、現市政を批判して「対話の市政を取り戻す」と主張。ハコモノ行政から、子育て支援や福祉の充実に税金の使い道を変えるなどと訴えた。現市政に反発する市議9人が組織した政治団体「銚子を元気にする会」と後援会が連携して選挙戦を戦い、共産党市議2人や元市長3人も加わって支持を広げた。
同市松本町の事務所に当選確実の報が入ると、詰めかけた支持者から拍手と歓声がわき起こった。事務所に入った越川氏は「銚子からの人口流出に歯止めをかけ、漁港を進化させ、新しい雇用を生み出し、高齢者にも温かい政治をすることを一つ一つ実現していきたい」と語った。
一方、野平氏は、公設民営での市立病院の再開や千葉科学大の誘致効果など、通算2期8年の実績を前面に選挙戦を展開したが、票が伸びなかった。
市議補選(欠員1)も同日、投開票され、新議員が決まった。
★千葉県銚子市 市長選挙結果
当 13717 越川信一(51)無新(1)
13007 野平匡邦(65)無現
千葉県銚子市は、茨城県と県境を接する人口約6.8万人の漁業の町で、市長選は現職で通算3選を目指す65歳の野平匡邦氏に前市議で51歳の越川信一氏が挑みましたが、
「病院の赤字補填は青天井ではなく歯止めをかけるべきだ」「大学誘致も市庁舎新築案も税金をかけ過ぎ」と現職批判を展開すると共に「対話の政治」で支出見直すと訴え票を獲得した越川信一氏が13717票を獲得して
「市立病院の再建も千葉科学大誘致による街づくりも、私と医師や大学との信頼関係があってこそ。あと1期は辞められない」と市制継続を求めて13007票を獲得した現職野平匡邦氏 を710票差で振り切って初当選を決めました。
この銚子市長選。2002年7月の選挙で野平匡邦氏が初当選するも、06年07月には岡野俊昭氏に敗れて、その岡野氏は市立病院の診療休止問題で09年05月にリコール再選挙となり6人の争いを制して野平匡邦氏が再登板。今回はその再登板の評価となったのですが再び落選。多分4年後の市長選でも市民病院改革を巡って激しい争いが繰り広げることになるのだと思いますが、この選挙区程市長がころころ入れ替わるケースもかなり珍しいような…(当惑
おそらく誰がやっても不満が出る状態だと思いますが、新市長に就任する越川信一氏がどのような市制の舵取りを行うのか。赤字の中核病院を抱える地方自治体にとっては決して他人事では済まされない大きな問題だけに、銚子市や千葉県内は勿論のこと、県外からの関心も非常に高いのではないかと思います。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20130422-OYT8T00068.htm
銚子市長選は21日、投開票が行われ、新人の前市議越川信一氏(51)(無所属)が、3選を目指した現職野平匡邦氏(65)(無所属)を破り、初当選を果たした。当日有権者数は5万6771人で、投票率は47・76%(前回58・87%)だった。
越川氏は、現市政を批判して「対話の市政を取り戻す」と主張。ハコモノ行政から、子育て支援や福祉の充実に税金の使い道を変えるなどと訴えた。現市政に反発する市議9人が組織した政治団体「銚子を元気にする会」と後援会が連携して選挙戦を戦い、共産党市議2人や元市長3人も加わって支持を広げた。
同市松本町の事務所に当選確実の報が入ると、詰めかけた支持者から拍手と歓声がわき起こった。事務所に入った越川氏は「銚子からの人口流出に歯止めをかけ、漁港を進化させ、新しい雇用を生み出し、高齢者にも温かい政治をすることを一つ一つ実現していきたい」と語った。
一方、野平氏は、公設民営での市立病院の再開や千葉科学大の誘致効果など、通算2期8年の実績を前面に選挙戦を展開したが、票が伸びなかった。
市議補選(欠員1)も同日、投開票され、新議員が決まった。
★千葉県銚子市 市長選挙結果
当 13717 越川信一(51)無新(1)
13007 野平匡邦(65)無現
千葉県銚子市は、茨城県と県境を接する人口約6.8万人の漁業の町で、市長選は現職で通算3選を目指す65歳の野平匡邦氏に前市議で51歳の越川信一氏が挑みましたが、
「病院の赤字補填は青天井ではなく歯止めをかけるべきだ」「大学誘致も市庁舎新築案も税金をかけ過ぎ」と現職批判を展開すると共に「対話の政治」で支出見直すと訴え票を獲得した越川信一氏が13717票を獲得して
「市立病院の再建も千葉科学大誘致による街づくりも、私と医師や大学との信頼関係があってこそ。あと1期は辞められない」と市制継続を求めて13007票を獲得した現職野平匡邦氏 を710票差で振り切って初当選を決めました。
この銚子市長選。2002年7月の選挙で野平匡邦氏が初当選するも、06年07月には岡野俊昭氏に敗れて、その岡野氏は市立病院の診療休止問題で09年05月にリコール再選挙となり6人の争いを制して野平匡邦氏が再登板。今回はその再登板の評価となったのですが再び落選。多分4年後の市長選でも市民病院改革を巡って激しい争いが繰り広げることになるのだと思いますが、この選挙区程市長がころころ入れ替わるケースもかなり珍しいような…(当惑
おそらく誰がやっても不満が出る状態だと思いますが、新市長に就任する越川信一氏がどのような市制の舵取りを行うのか。赤字の中核病院を抱える地方自治体にとっては決して他人事では済まされない大きな問題だけに、銚子市や千葉県内は勿論のこと、県外からの関心も非常に高いのではないかと思います。