和歌山 現職の真砂氏が3選 田辺市長選挙 2013年04月22日 紀伊民報
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=251253
任期満了に伴う和歌山県田辺市の市長、市議のダブル選挙が21日投票された。即日開票の結果、市長選は現職で無所属の真砂充敏氏(55)=無所属=が3選を果たした。投票率は過去最低の65・76%(前回71・03%)だった。一方、市議選(定数22)は現職17人、新顔5人が当選した。
田辺市のダブル選は2005年5月の市町村合併以来、3回目。市長選には2期8年の実績をアピールする真砂氏と、新顔無所属の久保文子氏(63)の2人が立候補した。
真砂氏の得票数は3万4888票、久保氏は4917票だった。
真砂氏は昨年12月市議会で立候補の意向を表明。年明けから後援会活動を活発に行った。市民との対話を重視し、市域をきめ細かく回って集会を重ねた。市内80余りの団体から推薦を受け、選挙戦に向けて盤石の態勢を築いた。8年間の実績とともに、災害に強いまちづくりや産業力の強化、交流人口の増大などを公約に掲げ、幅広く支持を求めた。
一方、無投票当選阻止を掲げて立候補した久保氏は、事務所を設けず、選挙ポスターも作らなかった。街頭などでの選挙活動を一切行わなかったため、実質的に真砂氏の信任投票の形になった。
■新市の形づくり進める 当選の真砂氏
当選した現職の真砂充敏氏は21日夜、田辺市朝日ケ丘の当選祝賀会場で支持者らと万歳を三唱し、3期目への決意を語った。
祝賀会場には午後9時すぎから、支持者が集まり始めた。10時すぎ「当確」の情報が会場に伝えられ、真砂氏が妻の恵美さん(53)とともに会場に到着。支持者一人一人と握手を交わし、当選を喜んだ。
後援会長で選対本部長の竹中伸さん(74)が「真砂氏の2期8年の成果は数え切れない。新たな挑戦、戦いに出発します。さらなる協力をお願いしたい」とあいさつ。
真砂氏は「これまでの市政運営に賛同を頂き感謝します。責任の重さをあらためて痛感しています」と述べた。3期目に向けては「2期で一定の基礎づくりを終え、これからは新市の形づくりをしたい。最優先の課題である災害に強いまちづくり、交流人口を増大させる施策を進めたい。課題の解決に追われるだけでなく、まちの価値を高める努力を尽くしたい」などと力強く語った。
会場には鶴保庸介参議院議員、大江康弘参議院議員のほか、地元の県議や周辺市町長らが祝福に駆け付けた。
田辺市長 真砂さん3選 2013年04月22日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20130422-OYT8T00026.htm
田辺市長選と市議選(定数22)は21日、投開票された。市長選は、現職の真砂充敏さん(55)(無所属=自民、民主、公明推薦)が、新人の元紀南農協職員久保文子さん(63)(無所属)を破り、3選を果たした。真砂さんは、「3期目は、より積極的に攻めの姿勢で努力したい」などと抱負を述べた。当日有権者数は6万4841人で、市長選の投票率は65・76%(前回71・03%)だった。
当選が決まった真砂さんは、同市朝日ヶ丘の紀南農協駐車場で行われた祝賀会で、詰めかけた大勢の支持者らとともに「バンザイ」を繰り返した。
合併時に立てられた新市建設計画に取り組み始めて8年が経過した。今回の3期目には、区切りとなる10年を迎えるため、真砂さんは「新市づくりの集大成と考えている」と語った。
選挙戦などで、南海トラフ巨大地震などの災害対策については、「最優先の課題であり、安心、安全、優しさを基軸とした街づくりを進める」と強調。2014年の熊野古道の世界遺産登録10周年や、15年の「紀の国わかやま国体」を絶好の機会ととらえ「産業力の強化と交流人口増大の施策に取り組みたい」としている。
真砂さんは、旧中辺路町長などを経て、2005年に合併後の新田辺市長に初当選した。
久保さんは、無投票を阻止するとして告示直前に立候補を表明。選挙運動は行わなかった。
★和歌山県田辺市 市長選挙結果
当 真砂充敏 55 無現 34888
久保文子 63 無新 4917
和歌山県田辺市は、県中南部に位置する、2005年5月に旧田辺市・龍神村・中辺路町・大塔村・本宮町が合併して誕生した人口約7.7万人の市で、市長選は現職で3選を目指す自民・民主・公明が推薦する55歳の真砂充敏氏に、元JA紀南職員で63歳の久保文子氏が挑みましたが、
「今までの8年を“基礎づくり”とするならば、これからの4年間はいよいよ“形作り”、攻めの町づくりにチャレンジしたい」と訴えた真砂充敏氏が34888票を獲得して
無投票当選を阻止するため立候補した」と述べるも、選挙ポスターは作らず、選挙事務所も置かずに4917票の獲得に留まった久保文子氏 を一蹴しました。
それにしても、いくら無投票当選の阻止が目的でも選挙ポスターも事務所も設置しないというのはかなり異例な事例。立候補する側は費用を抑えられたとしても、市の職員は当然ながら休日に駆り出されて人件費もかかりますし、個人的にはこういうのはムダでしかないと思うんですけどね。
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=251253
任期満了に伴う和歌山県田辺市の市長、市議のダブル選挙が21日投票された。即日開票の結果、市長選は現職で無所属の真砂充敏氏(55)=無所属=が3選を果たした。投票率は過去最低の65・76%(前回71・03%)だった。一方、市議選(定数22)は現職17人、新顔5人が当選した。
田辺市のダブル選は2005年5月の市町村合併以来、3回目。市長選には2期8年の実績をアピールする真砂氏と、新顔無所属の久保文子氏(63)の2人が立候補した。
真砂氏の得票数は3万4888票、久保氏は4917票だった。
真砂氏は昨年12月市議会で立候補の意向を表明。年明けから後援会活動を活発に行った。市民との対話を重視し、市域をきめ細かく回って集会を重ねた。市内80余りの団体から推薦を受け、選挙戦に向けて盤石の態勢を築いた。8年間の実績とともに、災害に強いまちづくりや産業力の強化、交流人口の増大などを公約に掲げ、幅広く支持を求めた。
一方、無投票当選阻止を掲げて立候補した久保氏は、事務所を設けず、選挙ポスターも作らなかった。街頭などでの選挙活動を一切行わなかったため、実質的に真砂氏の信任投票の形になった。
■新市の形づくり進める 当選の真砂氏
当選した現職の真砂充敏氏は21日夜、田辺市朝日ケ丘の当選祝賀会場で支持者らと万歳を三唱し、3期目への決意を語った。
祝賀会場には午後9時すぎから、支持者が集まり始めた。10時すぎ「当確」の情報が会場に伝えられ、真砂氏が妻の恵美さん(53)とともに会場に到着。支持者一人一人と握手を交わし、当選を喜んだ。
後援会長で選対本部長の竹中伸さん(74)が「真砂氏の2期8年の成果は数え切れない。新たな挑戦、戦いに出発します。さらなる協力をお願いしたい」とあいさつ。
真砂氏は「これまでの市政運営に賛同を頂き感謝します。責任の重さをあらためて痛感しています」と述べた。3期目に向けては「2期で一定の基礎づくりを終え、これからは新市の形づくりをしたい。最優先の課題である災害に強いまちづくり、交流人口を増大させる施策を進めたい。課題の解決に追われるだけでなく、まちの価値を高める努力を尽くしたい」などと力強く語った。
会場には鶴保庸介参議院議員、大江康弘参議院議員のほか、地元の県議や周辺市町長らが祝福に駆け付けた。
田辺市長 真砂さん3選 2013年04月22日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20130422-OYT8T00026.htm
田辺市長選と市議選(定数22)は21日、投開票された。市長選は、現職の真砂充敏さん(55)(無所属=自民、民主、公明推薦)が、新人の元紀南農協職員久保文子さん(63)(無所属)を破り、3選を果たした。真砂さんは、「3期目は、より積極的に攻めの姿勢で努力したい」などと抱負を述べた。当日有権者数は6万4841人で、市長選の投票率は65・76%(前回71・03%)だった。
当選が決まった真砂さんは、同市朝日ヶ丘の紀南農協駐車場で行われた祝賀会で、詰めかけた大勢の支持者らとともに「バンザイ」を繰り返した。
合併時に立てられた新市建設計画に取り組み始めて8年が経過した。今回の3期目には、区切りとなる10年を迎えるため、真砂さんは「新市づくりの集大成と考えている」と語った。
選挙戦などで、南海トラフ巨大地震などの災害対策については、「最優先の課題であり、安心、安全、優しさを基軸とした街づくりを進める」と強調。2014年の熊野古道の世界遺産登録10周年や、15年の「紀の国わかやま国体」を絶好の機会ととらえ「産業力の強化と交流人口増大の施策に取り組みたい」としている。
真砂さんは、旧中辺路町長などを経て、2005年に合併後の新田辺市長に初当選した。
久保さんは、無投票を阻止するとして告示直前に立候補を表明。選挙運動は行わなかった。
★和歌山県田辺市 市長選挙結果
当 真砂充敏 55 無現 34888
久保文子 63 無新 4917
和歌山県田辺市は、県中南部に位置する、2005年5月に旧田辺市・龍神村・中辺路町・大塔村・本宮町が合併して誕生した人口約7.7万人の市で、市長選は現職で3選を目指す自民・民主・公明が推薦する55歳の真砂充敏氏に、元JA紀南職員で63歳の久保文子氏が挑みましたが、
「今までの8年を“基礎づくり”とするならば、これからの4年間はいよいよ“形作り”、攻めの町づくりにチャレンジしたい」と訴えた真砂充敏氏が34888票を獲得して
無投票当選を阻止するため立候補した」と述べるも、選挙ポスターは作らず、選挙事務所も置かずに4917票の獲得に留まった久保文子氏 を一蹴しました。
それにしても、いくら無投票当選の阻止が目的でも選挙ポスターも事務所も設置しないというのはかなり異例な事例。立候補する側は費用を抑えられたとしても、市の職員は当然ながら休日に駆り出されて人件費もかかりますし、個人的にはこういうのはムダでしかないと思うんですけどね。