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18日の日経平均は34円安の9556円で終了

2011-04-18 19:38:57 | Weblog
東証大引け、小幅続落 日中値幅や売買代金が記録的低水準に 2011年04月18日 日経夕刊
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/summary.aspx?id=ASS0ISS16 18042011
 18日の東京株式市場で日経平均株価は小幅続落した。前週末比34円87銭(0.36%)安の9556円65銭で引けた。前週末に米株式相場が上昇した流れを受けて朝方は買いが先行した。しかし、新規の買い材料は見あたらないうえ、外国為替市場で円相場が1ドル=82円台後半に上昇すると円高懸念もくすぶり相場の重荷になった。
 日経平均の日中の値幅は69円で、3月11日に発生した東日本大震災以降で最小を記録。東証1部の売買代金は1兆299億円と今年の最低となった。売買高も16億4577万株で、20億株の大台を割り込み1月26日以来の低水準。「国内外の決算発表を控え様子見ムードが強く売買を見送る投資家が多い」(大和証券の高橋和宏投資情報部部長)との指摘があった。
 東証株価指数(TOPIX)も続落。前週末比4.95ポイント安い836.34だった。業種別TOPIX(全33業種)では「銀行業」や「保険業」の下げが目立った。東証1部の値下がり銘柄数は857、値上がりは660、横ばいは158。
 ソフトバンクや三菱UFJ、トヨタ、TDK、ファナックが安い。東電による株式の売却観測が伝わったKDDIは一時は上げる場面もあったが、大引けは続落となった。東電も小幅安。一方で三菱重や武田、三井不、ファストリは高い。NTTドコモや国際石開帝石、イオンが買われた。
 東証2部株価指数は4日続伸。ソディックや戸上電、セブンシーズ、西芝電が高い。半面、オリジナル設や東亜石、トーセイが下げた。

新興市場18日、ジャスダック平均が4日続伸 値動き軽い銘柄物色 2011年04月18日 日経夕刊
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/summary.aspx?id=ASS0ISST2 18042011
 18日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。大引けは、前週末比3円35銭(0.27%)高の1230円77銭だった。輸出関連銘柄を中心に東証1部の主力株がさえない中、個人投資家を中心に値動きの軽い新興市場株を物色する動きが強まった。円高基調にあることから、外部環境の影響を受けにくいとされるネット関連株の一角が注目されたほか、業績の改善や材料の出た銘柄を中心に買いが入った。
 ジャスダック市場の売買代金は概算で179億円。売買高は3657万株。主力銘柄で構成するJストック指数とJASDAQ―TOP20は下落した。ウエストHDや日本ライトン、1stHDが買われた。半面、ユビキタやシナジー、Dガレージが下落した。
 東証マザーズ指数も4日続伸。大引けは前週末比1.51ポイント(0.35%)高の437.89だった。サイバーやスタートトゥ、日本風力開発、フリービットが上昇。半面、ACCESS、エヌピーシーが下落した。

七十七銀が公的資金申請を検討、11年3月期は特損計上で赤字予想 2011年04月18日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK057815420110418
 七十七銀行は18日、改正金融機能強化法による公的資金注入の申請を検討すると発表した。東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県を地盤とする同行は、復興に向けた資金供給の円滑化のため財務基盤強化を図る。
 また震災・津波による融資取引先の業況悪化などを踏まえ、貸倒引当金として約550億円を新たに与信費用として繰入する予定で、2011年3月期の連結業績予想は、当期利益ベースで300億円の赤字に転落する見通し。年間配当も、年間7円を予定していたが未定とした。震災による業績への影響を精査したうえで決定・公表する。
 七十七銀によると、今回の震災で女川支店の行員11人および派遣社員1人の連絡が取れておらず、店舗等についても、太平洋沿岸地域を中心に建物の損壊、浸水等の被害が発生し142店舗中16店舗が営業を休止中。建替や大規模な修繕工事を要する店舗が9店舗あるほか、原状回復を目的とする修繕費用等は現時点で約15億円を見込んでいる。
 なお、震災後に公的資金の注入検討を表明したのは仙台銀行に次ぎ2行目。金融庁は、強化法による公的資金の注入を金融機関が受け入れやすくするため、経営責任を問わないことなどを盛り込む法改正の方針を打ち出している。
 法改正には、金融機関の財務基盤を強化して復興に向けた融資を円滑にする狙いがあり、今後、被災地域の金融機関から申請の動きが広がる可能性がある。





 週明け18日の日経平均ですが、朝方こそ先週末終値(9591円52銭)よりも若干高い9593円41銭でスタートし、その直後に9608円92銭まで上げたものの、その後は円高や外国人売りを警戒して下落に転じて10時前に9540円近く、10時過ぎに9539円03銭まで下げましたが、午前後半はやや盛り返して、午前は前日比18円48銭安い9573円04銭で終了。
 午後に入ると、何度か前日終値を超える場面もあり、13時半過ぎに一時9608円92銭まで上昇し、その後も寄り付き少し前まで前日終値近辺で推移していたものの、終了直前にかけて下げたことから、終値ベースでは前日比34円87銭安い9556円65銭での終了(0.36%安)。高値(9608円92銭)と安値(9539円03銭)の差も70円に満たない、売買代金も1兆0299億円と今年最低を更新する薄商いでした。

 東証1部の過半数にあたる857銘柄で下落となり、一方値上がりしたのは660銘柄、変わらずが158銘柄。
 飲食業の東天紅が(業績好転発表を好感して)50円のストップ高で42.37%高、窯業のダントーホールディングスが32.97%高、前営業日に調整した広済堂が18日は40円高の285円で16.33%高、日本ピストンリングが13.50%高、化学の日本カーバイド工業が12.00%高、人材サービス事業のジェイコムホールディングスが10.29%高。
 一方、C&Iホールディングスが1円安い2円で33.33%安となった他、公的資金申請の申請を検討中との報道の流れた宮城県に本拠地のある七十七銀行が7.20%の大幅安、石原産業が6.86%安、大末建設が5.56%安、ヤマタネが5.43%安、佐田建設が5.13%安、中部飼料が5.12%安など。
 銀行株は83銘柄中44銘柄で下落し、7.20%の大幅安となった七十七銀を筆頭に、東邦銀が3.45%安、東日本銀が1.78%安。都銀株も、三井住友トラストが3.42%安、三菱UFJが2.56%安、三井住友FGが2.03%安、みずほFGが1.55%安、みずほ信が1.43%安、あおぞら銀が1.11%安、新生銀が1.06%安、りそなHDが1.05%安。一方、29銘柄で上昇となり東和銀が5.43%高、筑波銀が3.03%高、みちのく銀が2.92%高、みなと銀が2.86%高、北日本銀が2.51%高。第三銀が2.45%高など。
 まあ、七十七銀行の場合は、仮に公的資金を申請するという話になったとしても、地元の有力企業を多く取引先として抱えていて、(こういう表現は不適切かもしれませんが)仙台銀行のケースと単純比較はできませんし、今後の株価水準次第では、中長期的な投資対象として見直し買いを入れてくる投資家の方も出てくるのではないかと思いますが、公的資金の導入という悪材料については、むしろ近県の第二地銀の動向に注視する必要があるのではないでしょうか…。
 証券は16銘柄中11銘柄で下落となり、丸三が2.00%安、みずほ証が1.94%安、極東が1.70%安、水戸が1.69%安となった他、野村は1.22%安、大和は1.11%安。
 他、保険株が全体的に冴えず、0.69%高となった富士火災以外の5銘柄で下落となり、T&Dが3.94%安、第一生命が2.65%安、NKSJホールディングスが2.14%安、ソニーFHが1.91%安などとなっています。


 東京電力は、朝方に481円でスタートした直後に484円まで上げるも、9時半前に467円まで下げた後は先週末終値近辺でもみ合って午前は前日比1円高い470円で終了。
 午後に入ると13時過ぎに463円まで下げ、14時過ぎに473円まで戻すもその後はやや軟調に推移して終値ベースでは前日比2円安い467円で終了しました。

(10日の自治体首長選)広島市長に松井一実氏が当選

2011-04-17 20:01:14 | Weblog
(10日の自治体首長選)広島市長に松井一実氏が当選 2011年4月11日 山陽
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201104110069.html
 広島市長選は10日、投開票され、自民党、公明党が推薦した元官僚の松井一実氏(58)が、前副市長の豊田麻子氏(45)、元市議の大原邦夫氏(61)たち新人5人を破り、初当選した。投票率は49・08%で、前回の53・75%を4・67ポイント下回った。
 松井氏は、3期12年続いた秋葉市政からの転換を主張。経済活性化を軸に、元官僚としての即戦力や調整力、市議会との協調を掲げた。過去の市長選で分裂を繰り返した自民党の結束を重視する選挙戦を展開した。
 豊田氏は幅広い層の結集を訴え、民主党広島県連や市民団体が支援した。終盤は秋葉市政の後継をアピール。秋葉忠利前市長も応援のマイクを握ったが、届かなかった。
★広島市 市長選挙結果
当 165481 松井一実 無新[自][公]
117538 豊田麻子 無新
90464 大原邦夫 無新
37986 桑田恭子 無新
20084 大西理 共新
11732 前島修 無新



 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、10日に行われた政令指定都市選について報告したいと思います。
 広島市長選は、99年から3期12年務めた現職で68歳の秋葉忠利氏が突然引退を表明したことから、市長選は元厚労省審議官で58歳の松井一実氏、共産党県常任委員で45歳の大西理氏、元副市長で45歳の豊田麻子氏、元市議で49歳の桑田恭子氏、元市議で61歳の大原邦夫氏、建設相談会社員で37歳の前島修氏の6新人による争いとなりましたが、
 自民・公明が推薦に回った松井一実氏が16万5481票を獲得し、
 11万7538票を獲得した元副市長の豊田麻子氏、元市議で9万0464票を獲得した大原邦夫氏、元市議で3万7986票を獲得した桑田恭子氏、共産党が推薦し2万84票を獲得した大西理氏、1万1732票を獲得した前島修氏 との6人の争いを制して初当選。
 ん…。共産党系の大西候補とのすり合わせは困難としても、女性候補2人の票を合わせても当選を決めた松井氏の獲得票数を上回りますし、もし候補者をもっと絞り込めていたら結果はひょっとすると変わっていたのかもしれませんね…。

(10日の自治体首長選)静岡市長に田辺信宏氏 海野氏、再び及ばず

2011-04-17 20:00:15 | Weblog
(10日の自治体首長選)静岡市長に田辺信宏氏 海野氏、再び及ばず 2011年4月11日 静岡
http://www.at-s.com/news/detail/100018756.html
 統一地方選前半戦の静岡市長選と県議選、浜松市議選の投票が10日行われ、即日開票された。静岡市長選は現職小嶋善吉氏の不出馬を受けた新人3人による選挙戦の結果、無所属の元県議田辺信宏氏(49)=自民党推薦=が、政治団体「減税日本」公認の元参院議員海野徹氏(61)、無所属の前市議会議長安竹信男氏(64)を抑え、初当選を果たした。投票率は52・58%で前回選の50・76%をやや上回った。県議選では、自民系が37議席となり過半数を獲得。民主党系は現有26議席を19議席に減らした。
 田辺氏は自民党に加え、連合静岡をはじめとする各種団体、市内の有力企業など千を超える団体の推薦を受けた。民主党の牧野聖修県第1区総支部長らの支援も得て強固な組織を構築した。減税日本をはじめとする首長新党の台頭など全国的な“既成政党離れ”の流れに乗る海野氏の戦略に苦しんだが、終盤は組織固めを徹底して海野氏を追い上げ、逆転した。
 一方、海野氏は参院議員時代の実績や前回の市長選、2年前の知事選に出馬した知名度の高さを生かし、無党派層や既存政党への批判票に浸透を図った。減税を政策の主軸とし、減税日本を率いる河村たかし名古屋市長らの支援も受けて一定の支持を得た。
 ただ、投票1カ月前に発生した東日本大震災の影響で、「減税は現実的でない」との見方が支持の広がりを妨げた。有権者の選挙への関心が高まらなかったことや、自粛ムードで選挙運動が制約されたことも影響した。
 安竹氏は中山間地振興を政策の柱に据え、市議時代の支援者やボランティア、一部市議らの支援を得たが、出遅れをばん回できなかった。
★静岡市長選開票結果
当 135224 田辺信宏 無新[自]
  125419 海野徹 諸新
  39275 安竹信男 無新



 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、10日に行われた政令指定都市選について報告したいと思います。
 静岡市は、1994年の旧静岡市時代から現職だった63歳の小嶋善吉氏が出馬を見送ったため、選挙戦は4年前の市長選でも当時の現職と争い約1300票の僅差で敗れた61歳の海野徹氏、元市会議長で64歳の安竹信男氏、元県議で自民が推薦する49歳の田辺信宏氏の3新人による争いとなりましたが、
 自民が推薦する田辺信宏氏が13万5224票を獲得し、元参議議員で12万5419票を獲得した海野徹氏に1万票近い差をつけて接戦を制しました。安竹信男氏は3万9275票を獲得しました。  

(10日の自治体首長選)相模原市長選:現職の加山氏が新人2人に大勝し再選/神奈川 2011年4月11日 神奈川

2011-04-17 19:58:56 | Weblog
(10日の自治体首長選)相模原市長選:現職の加山氏が新人2人に大勝し再選/神奈川 2011年4月11日 神奈川
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1104110011/
 任期満了に伴う相模原市長選は10日投開票され、無所属で民主、自民、公明3党の県組織の推薦を受けた現職の加山俊夫氏(66)が、無所属の新人で元県議会議長の榎本与助氏(65)、共産党公認の新人で前市議の菅野通子氏(69)を大差で破り、再選を果たした。
 相模原市が政令指定都市に移行後、初めて行われた市長選。移行を推進した知名度で勝る現職が、慎重な立場だった新人2人の挑戦を退けた。
 加山氏は推薦を受けた政党や約600にも及ぶ各種団体の組織票を着実に固め、同時に行われた市議選や県議選に出馬した多くの候補とも連携し、幅広い支持を集めた。
 「市民の安全・安心を守る」を訴え、東日本大震災の発生を受け、防災や危機管理に関する施策の推進を強くアピール。政令市移行後の次のステップとして、「暮らし満足都市の実現」も掲げ、子育て支援や高齢者福祉の充実、地域経済の活性化などを打ち出し、支持を拡大した。
 一方、榎本氏は個人市民税・固定資産税の5%減税や市長の退職金廃止と給与の大幅削減などを掲げ、無党派層を取り込む戦略を描いた。しかし、震災発生により、国内で復興費など巨額の予算が必要とされる中、“切り札”とした「減税」に、幅広い支持を得られず苦杯を喫した。
 菅野氏は市議8期の実績と、「命と暮らしを守る福祉先進の政令市を目指す」との主張を前面に出して戦った。出馬表明が告示約1カ月前と遅れたこともあり、共産支持層以外への支持が伸びなかった。
 投票率は50・60%で、前回を3・22ポイント上回った。
 当日有権者数は56万3464人(男28万4514人、女27万8950人)。

相模原市長選:「災害に強いまちに」と抱負、再選の加山さん/神奈川 2011年4月11日
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1104110009/
 政令指定都市に移行後初の相模原市長選は現職の加山俊夫さん(66)が大差で再選。同日神奈川県知事選で初当選したジャーナリストの黒岩祐治さん(56)とともに民主、自民、公明の与野党相乗り。堅い基盤を追い風に難局の地方自治のかじ取り役となる。
 相模原市長選で加山さんの事務所では、再選が伝えられると割れんばかりの歓声や拍手が湧き起こった。
 午後8時10分ごろ、大きな声援に応えながら加山さんが姿を現すと、集まった大勢の支持者から握手攻めにあった。「多くの市民の方から期待を寄せていただいた。市民の安心・安全なまちづくりに一層力を入れたい」。加山さんが力強くあいさつすると、事務所内は再び盛大な拍手に包まれた。
 民主、自民、公明の県組織、連合からの推薦や、市内の幅広い業界団体からの支持を受けた加山さん。政令指定都市移行などを推進したトップリーダーとしての取り組みをアピールした。「暮らし満足都市」の実現をキャッチフレーズに、市政の継続を強く訴えてきた。
 この日は支援を受けた政党や団体の関係者も多数応援に駆け付け、ともに吉報を祝った。
 東日本大震災を受け、選挙期間中も公務を優先。相模原市の友好都市である岩手県大船渡市をはじめとした被災地支援を指揮した。
 加山さんは「災害に強いまちづくりも、さらに推進していきたい」と2期目の抱負を語った。

相模原市長選:「私の力不足」「論争十分にできず」と榎本さん、菅野さん/神奈川 2011年4月11日
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1104110014/
 政令指定都市に移行後初の相模原市長選は現職の加山俊夫さん(66)が大差で再選。現職に挑んだ無所属の新人で元県議会議長の榎本与助さん(65)、共産党公認の新人で前市議の菅野通子さん(69)が敗戦の弁を投開票日の10日夜、語った。
 「掲げた政策を十分に伝えられなかった。私の力不足」。午後10時半ごろ、敗戦がほぼ確定すると、榎本与助さん(65)は事務所に集まった支持者に深々と頭を下げた。
 減税や市長退職金の廃止など「為政者が身を削る改革」を掲げた榎本さん。政党からの推薦を受けず、ジャンパー姿で自転車にまたがり市内をくまなく回るなど庶民性やしがらみのなさをアピールした。
 しかし、震災の影響から思うように活動が進められなくなるなど苦戦を強いられ、組織を固めた現職の壁を崩せなかった。
 榎本さんは「勝手連で応援してくれた皆さんに感謝とお礼を申し上げます」と支持者をねぎらった。
 「福祉先進の政令市を目指す訴えに市民からの手応えはあった。現市政に対する論争が十分にできなかったことが悔やまれる」。菅野通子さん(69)は午後8時10分ごろ、相模原市中央区の事務所で語った。市議8期32年の実績を前面に出し、「命と暮らしを守る政治の推進」を呼び掛けた。共産党公認の市議候補らと連携して市内を回り、支持を訴えたが、現職の分厚い支持基盤を崩せなかった。
★神奈川県相模原市 市長選挙結果
当 177899 加山俊夫 無現
  67131 榎本与助 無新
  31846 菅野通子 共新




 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、10日に行われた政令指定都市選について報告したいと思います。
 神奈川県相模原市は、現職で66歳の加山俊夫氏に対して、市会副議長で共産党が推薦する69歳の菅野通子氏、元県会議長で65歳の榎本与助氏が挑みましたが、
 現職の加山俊夫氏が17万7899票を獲得し、元県議会議長で6万7131票を獲得した榎本与助氏、共産党推薦で3万1846票を獲得した菅野通子氏 に圧勝。
 危なげなく再選を決めています。

(10日の自治体首長選)札幌市長、上田氏3選 本間氏 浸透しきれず

2011-04-17 19:56:42 | Weblog
札幌市長、上田氏3選 本間氏 浸透しきれず 2011年04月11日 北海道
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2011local/285062.html
 札幌市長選は無所属で現職の上田文雄氏(62)=民主、社民、国民新、市民ネット推薦=が53万1524票を獲得し、無所属新人で元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(41)=自民推薦=を16万3864票差で破り3選を果たした。4年前の前回市長選と同じく、民主、自民両党の推薦候補による一騎打ちで、財政再建路線の継続を訴えた上田氏は、本間氏を寄せ付けなかった。
 当日有権者数は156万4072人で投票者数は91万5531人。投票率は58・54%。無効票は1万6322票。持ち帰り25票。投票率は前回を3・68ポイント下回り、戦後18回の市長選で3番目の低さだった。
 選挙戦は当初、民主党政権の支持率低下が上田氏の3選にどう影響するかが注目されたが、東日本大震災の発生後は国政の与野党対決ムードが薄れ、現職有利の展開になった。
 最大の争点は、上田市政2期8年の財政再建路線の是非で、上田氏は「子供たちの世代に借金を引き継いではいけない」と強調。職員人件費の削減や市の出資団体の統廃合などの行革で、合計約400億円の新たな財源を生み出した上で、保育所と特別養護老人ホームの入所定員を拡大するなど、福祉の充実を図ると訴えた。
 敗れた本間氏は「緊縮財政の転換」を掲げ、公共投資5割増による経済活性化や市営地下鉄の延伸などを訴えた。高橋はるみ知事や自民党市議らとの連携を打ち出したが、知名度不足から浸透しきれなかった。
 上田氏は10日夜、同市中央区の事務所で会見し「市民が主役のまちづくりを、しっかりとやってきたことが評価された」と語った。
★北海道札幌市 市長選挙結果
当 531524 上田文雄 無現[民][社][国]
  367660 本間奈々 無新[自]




 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、10日に行われた政令指定都市選について報告したいと思います。
 北海道札幌市長選は、2期8年現職を務め、民主・社民・国民新党が推薦する62歳の上田文雄氏に対して、元総務省職員で自民が推薦する41歳の本間奈々氏が挑戦しましたが、
 民主・社民・国民新党が推薦する上田文雄氏が53万1524票を獲得し、自民推薦で36万7660票を獲得した本間奈々氏を破って3選をきました。

(10日の知事選)県知事選は広瀬氏3選 統一地方選

2011-04-17 12:49:40 | Weblog
(10日の知事選)県知事選は広瀬氏3選 統一地方選 2011年04月11日 大分合同
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2011_130247595005.html
 第17回統一地方選は10日、12都道県知事選や4政令市長選など前半戦が投開票された。大分県知事選は無所属現職の広瀬勝貞氏(68)が47万6847票を獲得して、共産党新人の三重野昇氏(72)を大差で破り、3回目の当選を果たした。県議選は、最大会派の自民党が推薦などを含めて22議席を獲得したが過半数に届かなかった。政権与党になった民主党は公認3人が当選。社民党は公認と単独推薦などの9人が当選。民主、社民両党と連合大分が推す候補の当選は計15人で改選前の13人を上回った。公明党は現有の3議席、共産党は1議席をそれぞれ確保した。

<知事選>41万2千票差
 前回(2007年)と同じ顔合わせの対決を広瀬氏が再び大差で制した。広瀬氏は2期8年を通じて県内各地を回り、県民との対話を重ねる政治手法で幅広い層に浸透した。選挙戦では各地の経済団体が中心の後援会組織と勝手連の支援者が活発に動いて手堅く得票した。推薦した公明党県本部、社民党県連合、「全面的支持」の自民党県連は、表に出ずに側面支援した。ただ得票数は前回(55万8191)を下回った。
 共産党が擁立した三重野氏は出馬表明が告示1カ月前にずれ込み、出遅れた。広瀬県政批判に東日本大震災を踏まえた防災対策も訴えて無党派層への浸透を図ったが、広がりを欠いた。得票数も前回(7万7033票)を下回った。

<県議選>
自民、過半数届かず
 県議選(定数44)は無投票の4選挙区(佐伯、由布、豊後高田、杵築各市)を除く12選挙区で選挙戦となり、残りの37議席を争った。開票の結果、自民党の当選(無投票選挙区を含む)は公認、無所属推薦、党系無所属を含めて22人と、目標だった前回(2007年)改選後の24議席には及ばず過半数に届かなかった。民主、社民両党系議員でつくる統一会派「県民クラブ」は勢力を伸ばした。
 自民党が過半数を確保できなかったことで、正副議長人事や議会運営をめぐって第2会派「県民クラブ」との間で綱引きが活発になることが予想される。
 会派別では自民党は公認18人、推薦3人が当選。無所属の1人を含めて22議席を確保したが、豊後大野市で公認候補、速見郡で推薦候補が落選した。
 民主党は5人(公認4人、単独推薦1人)のうち、大分市で公認3人が当選したが、別府市で県連副代表が落選。議会内で統一会派を組む社民党は9人(公認3人、推薦6人)が当選。民主と社民両党(一部国民新党含む)の重複推薦候補は4人中3人が当選した。
 「県民クラブ」は政党推薦を受けていない無所属の当選者も含め改選前の13人から16人に増える見通し。
 公明党は大分市で現職と新人が上位当選。別府市でも新人が初陣を飾り、選挙前の3議席を守った。2議席目を狙った共産党は大分市の現職が3選を果たしたものの、別府市の新人は涙をのんだ。
★大分県知事 選挙結果
当 476847 広瀬勝貞 無現
  64646 三重野昇 共新


 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、10日に行われた知事選について報告したいと思います。
 大分県知事選は、現職で社民党が推薦し、自民・公明も支援に回った68歳の広瀬勝貞氏に対して、共産党県政策委員で72歳の三重野昇氏が挑むも、
 現職として子育て支援策など2期8年の実績を強調した広瀬勝貞氏が47万6847票を獲得し、
 共産党の推薦を受け6万4646票を獲得した三重野昇氏 に7倍半近い圧倒的大差をつけて危なげなく再選を決めています。

(10日の知事選)佐賀県知事選、古川氏が3選 平林氏に大差

2011-04-17 12:48:43 | Weblog
(10日の知事選)佐賀県知事選、古川氏が3選 平林氏に大差 2011年4月11日 佐賀
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1869210.article.html
 第17回統一地方選前半戦の佐賀県知事選と県議選は10日投票、即日開票され、知事選は、自民、公明両党と民主党県連の与野党相乗りで支援を受けた無所属現職の古川康氏(52)が33万7千票を獲得し、共産党新人の平林正勝氏(63)に大差をつけて3選を果たした。東日本大震災による福島の原発事故の直後の選挙で、原発立地県の有権者の動向が注目されたが、古川氏の得票率は85・44%で、前回(79・24%)を上回った。
 投票率は59・41%で前回を3・93ポイント下回り、過去最低を更新した。
 古川氏は2期8年の実績をもとに、前回の自公に加え、民主県連が新たに推薦。全20市町の首長が支持し、県農政協議会や連合佐賀など約590の企業・団体の幅広い支援で終始優勢だった。
 玄海原発のプルサーマル同意など原発を推進してきたが、事故による逆風も、国や九電に安全対策の総点検と強化を求める姿勢を強調した。
 平林氏はプルサーマル中止と原発総点検を前面に訴え、批判票を取り込んで党派を超えた一定の支持も得たが、大きく広がらなかった。
 立候補者が前回と同一で、東日本大震災に伴う運動自粛なども加わり、投票率は伸び悩んだ。

■解説(佐賀新聞県政担当)
 前回と同じ顔ぶれとなった佐賀県知事選は古川氏が再び大差をつけて圧勝した。投票率が60%を切る過去最低を更新したにもかかわらず、前回より得票数も得票率も伸ばし、与野党相乗りなど幅広い支援の結果を出した。
 東日本大震災の余波で、街演を自粛したり、公務に時間を割かれるなど異例づくめの選挙戦となった。特に福島第1原発事故がきっかけで急きょ争点となった原発問題は、推進派の古川氏にとって逆風とされ、告示直前にマニフェストを変更して、国や九電に安全対策の総点検と強化を求める姿勢を打ち出した。
 県民の不安や原発中止を求める声には「気持ちは分かる」とした上で、従来の姿勢を180度転換するのではなく、現実路線を選択した。原発が多くを賄う電力事情から「計画停電」の事態になる可能性にも触れ、「今止めるのは現実的ではない」として現在の原発の安全性を高めることを優先させ、理解を求めた。
 前回を6・2ポイントも上回る85・44%の得票率は、古川氏の2期8年の実績評価や新しい時代に対応した佐賀県発展への県民の期待を反映した。さらに、未曽有の大震災や深刻な原発事故を踏まえ、「東京都もそうだが、危機に強いリーダーを求めたのではないか」と複数の政党関係者は有権者心理を読み解く。
 震災対応では、政府が不安定ななか、被災者支援にいち早く動いた。原発安全対策でも全国13立地道県のリーダーとして国や電力会社に強い姿勢で臨み、マニフェストで誓った県民の安全・安心の確保に応えることが3期目の大きな責務となる。
★佐賀県知事 選挙結果
当 337269 古川康 無現[自][公]
  57461 平林正勝 共新



 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、10日に行われた知事選について報告したいと思います。
 佐賀県知事選は、現職を2期8年務めた自民・公明が推薦する52歳の古川康氏に対して、共産が推薦する党県委員長で63歳の平林正勝氏が再度挑んだものの、
 自民・公明が推薦する現職の古川康氏が33万7269票を獲得し、共産党の推薦を受け5万7461票を獲得した平林正勝氏 に6倍近い大差をつけて圧勝しました。

(10日の知事選)福岡知事選、小川氏が初当選 現職後継、民主も相乗り

2011-04-17 12:46:49 | Weblog
(10日の知事選)福岡知事選、小川氏が初当選 現職後継、民主も相乗り 2011年4月11日 共同通信
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011041001000635.html
 福岡県知事選は10日、自民、公明、社民、国民新の4党が支持する元内閣広報官小川洋氏(61)が、共産党推薦の元北九州市議田村貴昭氏(49)を破り初当選を果たした。
 小川氏は、4期務めた麻生渡知事の後継で、独自候補擁立を見送った民主党も県連が相乗りした。産業育成など麻生氏が推進してきた政策の継承を掲げ、地元財界トップらも支援組織を立ち上げて全面的に支援した。
 田村氏は県政刷新を旗印に、大型公共事業の見直しや中小企業の活性化などを訴えたが、及ばなかった。
★福岡県知事 選挙結果
当 1128853 小川洋 61 無所属 (公・社・国・農) 新 1 (元)内閣広報官
  474445 田村貴昭 49 無所属(共)




 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、10日に行われた知事選について報告したいと思います。
 福岡県知事選は、95年から4期16年現職を務めた71歳の麻生渡氏が退任を発表したため、公明・社民・国民新党らが推薦する元内閣広報官で61歳の小川洋氏に対して、元北九州市議で共産党が推薦する49歳の田村貴昭氏の2新人による争いとなりましたが、
 与野党相乗りとなった小川洋氏が7割を超える112万8853票を獲得し、共産党が推薦し47万4445票を獲得した田村貴昭氏に圧勝しています。
 こちらでは、自民党県連が一時党県議団会長の蔵内勇夫氏の擁立を模索するも県議から「分裂選挙は困る」と不満が噴出したことから小川氏に相乗り。この時点で勝負は決まっていたでしょうか…。

(10日の知事選)飯泉知事3選 得票率、前回超えの82・2%

2011-04-17 12:45:57 | Weblog
(10日の知事選)飯泉知事3選 得票率、前回超えの82・2% 2011年4月11日 徳島
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2011/04/2011_130248784797.html
 統一地方選前半戦となる徳島県知事選と県議選が10日投開票され、知事選は無所属現職の飯泉嘉門氏が26万2440票を獲得し、共産党公認で新人の山本千代子氏に約20万5千票の大差をつけ、3選を果たした。飯泉氏は経済雇用対策など2期8年の実績を強調し、幅広い支持を得た。前回(2007年)と同じ顔合わせとなり、注目された飯泉氏の得票率は82・2%で、前回(76・4%)を上回った。山本氏は支持が広がらず、5万6887票だった。投票率は東日本大震災発生に伴う低調ムードもあり、前回を5・96ポイント下回る50・55%だった。
 飯泉氏は3月24日の告示直後は大震災の被災地支援などの公務を優先し、選挙カーを使った活動は28日から開始。遊説では、関西広域連合への参加や被災地支援の陣頭指揮など、現職知事としての実績をアピール。キャッチフレーズに「新たな挑戦」を掲げ、「徳島から日本の羅針盤を示したい」などと3期目への決意を訴えてきた。
 マニフェスト(公約集)では、東海、東南海、南海の「3連動」地震の被害想定や対策の構築などの災害対策、経済、雇用など170の政策を盛り込んだ。
 過去2回、自民、公明両党から推薦を受けたが、「県民にわだかまりをつくりたくない」として政党推薦は求めなかった。ただ、県議会の自民、公明、民主会派が推薦する事実上の相乗り選挙となった。選挙戦は後援会が中心となって支持を広げた。
 投票率低下への懸念から、県議選無投票区を重点的に票の上積みに努め、前回から得票数は減らしたが、得票率は上回った。
 飯泉氏の3期目の任期は5月18日から4年間。
 4年前に続く挑戦となった山本氏は、飯泉県政を批判し県政刷新を主張。県議選の党公認候補と連動し、街頭演説などで大型公共事業の中止による防災対策への予算配分などを訴えたが、浸透できなかった。
 前回、山本氏は共産党候補としては過去最高の約8万6千票を獲得したが、大きく減らした。
★徳島県知事選 選挙結果
当 262440 飯泉嘉門 無現
  56887 山本千代子 共新



 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、10日に行われた知事選について報告したいと思います。
 徳島県知事選は、現職を2期8年務めた50歳の飯泉嘉門氏に対して、共産党県常任委員で62歳の山本千代子氏が挑みましたが、
 現職の飯泉嘉門氏が262440票を獲得し、56887票を獲得した山本千代子氏 に4倍半強の圧倒的大差をつけて危なげなく再選を決めています。

(10日の知事選)島根知事に溝口善兵衛氏再選

2011-04-17 12:44:34 | Weblog
(10日の知事選)島根知事に溝口善兵衛氏再選  2011年04月11日 中国
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201104110067.html
 島根県知事選は10日、投開票され、現職の溝口善兵衛氏(65)が、共産党新人の向瀬慎一氏(40)を大差で破り、再選を決めた。
 溝口氏は、自民党の強固な支持基盤に支えられ、徹底した組織戦を展開。業界団体など約180団体の推薦も得て、県内全域で支持を広げた。向瀬氏は、原子力発電に依存しないエネルギー政策への転換や福祉最優先の県政の実現を掲げたが、及ばなかった。
 鳥取県知事選は10日、投開票され、現職の平井伸治氏(49)が、無所属新人の山内淳子氏(68)=共産推薦=に大差をつけ、再選を果たした。
 平井氏は民主、自民、公明党の実質支援を受けて優位に立った。山内氏は福祉の充実や防災対策を訴えたが、届かなかった。
★島根県知事 選挙結果
当 269636 溝口善兵衛 無現[自][公]
  33571 向瀬慎一 共新



 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、10日に行われた知事選について報告したいと思います。
 島根県知事選は、現職で自民・公明が推薦する65歳の溝口善兵衛氏に対して、共産党県委員で40歳の向瀬慎一氏が挑んだものの、こちらも鳥取同様、現職の溝口善兵衛氏が26万9636票を獲得し、共産党が推薦に回り3万3571票を獲得した向瀬慎一氏に 8倍の圧倒的大差をつけて危なげなく再選。
 こちらも、批判票もロクに取り込めない対立候補では候補者選びの段階で外したかな…という気もしなくもありません。

(10日の知事選)鳥取県知事に平井氏再選 山内氏に23万票差

2011-04-17 12:43:37 | Weblog
(10日の知事選)鳥取県知事に平井氏再選 山内氏に23万票差 2011年04月11日 日本海
http://www.nnn.co.jp/news/110411/20110411007.html
 鳥取県知事選は10日投開票が行われ、現職の平井伸治氏(49)=無所属=が、新人の山内淳子氏(68)=無所属、共産推薦=を大差で破り、再選を果たした。東日本大震災の発生で選挙ムードの広がりに欠けたことや、顔触れが4年前と同じだったことも影響し、投票率は前回選の61・46%を2・35ポイント下回る59・11%となり、過去最低を記録した。
 投票は午前7時から県内410の投票所で始まり、一部を除いて午後8時で締め切られた。開票作業は日吉津村を皮切りに始まり、平井氏が大きくリードして再選を決めた。
 選挙は、特定政党の公認・推薦を受けない「県民党的立場」で再選を期す平井氏に、市民団体で構成する「明るい民主県政をつくる会」が擁立した山内氏が挑む構図となった。
 平井氏は「みんなでやらいや未来づくり」をテーマに、1万人の雇用創造や産業分野の開拓による経済成長戦略の実施、津波避難計画の策定などを打ち出し、40を超える団体推薦や民主、自民、公明など各党の実質的な支援も得て、終始安定した戦いを展開した。
 山内氏は福祉・医療の充実や雇用の確保、防災・原発対策の充実を200回を超える街頭演説などで訴えた。島根原発に近い県西部での遊説に日程の半分を割き、票の掘り起こしを図ったが、立候補表明の出遅れも響き、訴えを浸透させることができなかった。
★鳥取県知事選 選挙結果
当 255367 平井伸治 無現
  23218 山内淳子 無新[共]



 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、10日に行われた知事選について報告したいと思います。
 鳥取県知事選は、現職で49歳の平井伸治氏に対して、女性団体会長で共産党が推薦する68歳の山内淳子氏が挑戦したものの、平井伸治氏が25万5367票を獲得し、共産党が推薦に回り2万3218票を獲得した山内淳子氏に 10倍以上! の圧倒的大差をつけて危なげなく再選。
 さすがにここまで差が開くと、共産党は候補者の選定そのものを誤ったかな…という気もしなくもありませんが、批判票もロクに取り込めない候補では選挙を行う前から勝負はほぼ決していたかな…と思わなくもありません。

(10日の知事選)奈良知事選、荒井氏逃げ切り再選 2新人を破る

2011-04-17 12:42:45 | Weblog
(10日の知事選)奈良知事選、荒井氏逃げ切り再選 2新人を破る 2011年04月11日 共同通信
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011041001000665.html
 奈良県知事選で当選し、万歳する荒井正吾氏=10日夜、奈良市
 奈良県知事選は10日、いずれも無所属で現職の荒井正吾氏(66)が、県医師会長塩見俊次氏(61)、共産党推薦北野重一氏(73)の2新人を破り、再選を果たした。投票率は53・49%で前回を2・02ポイント上回った。
 関西広域連合への参加の是非が最大の争点。不参加を決めた荒井氏は「屋上屋を架すことになる。個別の連携で広域行政は可能だ」と従来の主張を強調。自民、公明両党の県議選候補らと連携したほか、後援会や連合奈良などの組織力を発揮し塩見氏の追随を振り切った。
★奈良県知事 選挙結果
当 292654 鈴木英敬 無現
  223519 塩見俊次 無新
  60318 北野重一 無新[共]



 いささかタイミングを逸した感もなくもありませんが、10日に行われた知事選について報告したいと思います。
 奈良県知事選は、現職で66歳の荒井正吾氏に対して、県医師会長で61歳の塩見俊次氏、元県議で73歳の北野重一氏の2新人が挑戦しましたが、
 現職の鈴木英敬氏が29万2654票を獲得し、県医師会長の塩見俊次氏に7万票弱の差をつけて再選。共産党が推薦する北野重一氏の獲得票数は6万318票でした。

子ども手当、10月以降廃止へ…復興財源を優先

2011-04-16 08:52:55 | Weblog
子ども手当、10月以降廃止へ…復興財源を優先 2011年4月13日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110412-OYT1T01200.htm
 政府・民主党は12日、中学生まで1人当たり月1万3000円を支給している「子ども手当」について、支給期限が切れる10月以降は廃止する方向で調整に入った。
 東日本大震災の復興に多額の予算が必要となるため財源確保は困難と判断した。10月以降、自公政権時代の児童手当を修正した上で支給を継続する方針だ。
 子ども手当は時限立法である「子ども手当法」に基づいて支給されている。政府は、11年度は3歳未満児への支給額を月2万円とするための新たな法案を今国会に提出したが野党の反対で成立を断念し、10年度の支給額を9月まで延長する「つなぎ法」を共産、社民両党などの協力を得て成立させた。
 しかし、10月以降も支給を継続する場合、新たに約1兆1000億円が必要となるため、復興財源の確保を優先することにした。
 子ども手当が廃止されると、恒久法の児童手当法に基づき、所得制限のある児童手当が自動的に復活する。





 ん…。なるべく新規国債を発行しない形でかつ復興財源を確保しようと思えば、既得権にメスを入れることも避けられないでしょうし、仮に子ども手当がなくなっても児童手当が自動的に復活するというのならば、子育て支援に対する支援が全部なくなるわけではないとはいえ、既に扶養控除や特定扶養控除の一部廃止や縮小という、これから先 実質増税が既に決まっているだけに、この判断は波紋を招きそうですね。
 しかも児童手当が復活するということは所得制限も復活するということですが、自治体の中には既に所得をチェックする機能を事実上放棄しているところも決して少なくなく、何の準備もなく児童手当の復活となると、今度は運用でも一混乱が起こりそう…。
 とりあえずは、サラリーマンについては、昨年の源泉徴収票を掲示、自営業者については確定申告書のコピーでもつけてもらうなり、無職の方は非課税証明でもつけてもらうといった暫定的なチェックを行うしかなさそうですが、もし所得制限も復活させるのならば、自治体に負担を押し付けるのではなく、所得チェックは(中長期的には)国の責任で行い対象外の方は事前にはじくなど、現場の最前線で運用の混乱が起こらないように細心の注意を払って欲しいものだと思います。

(10日の知事選)三重県知事に鈴木氏初当選 民主松田氏破る 36歳、全国最年少

2011-04-15 05:35:51 | Weblog
三重県知事に鈴木氏初当選 民主松田氏破る 36歳、全国最年少 2011年4月11日 伊勢
http://www.isenp.co.jp/news/20110411/news01.htm
 統一地方選前半戦の任期満了(二十日)に伴う県知事選は十日投票、即日開票され、元経済産業省課長補佐の鈴木英敬氏(36)=自民、みんなの党推薦、公明党県本部支持=が、前津市長の松田直久氏(56)=民主党推薦=と元津市議の岡野恵美氏(58)=共産党推薦=を破り、初当選を果たした。鈴木氏は全国最年少知事となった。
 十六年ぶりに与野党激突の構図となった今回の選挙では、現県政の改革路線を継続するか、方向転換するかが問われた。さらに外国人献金問題や東日本大震災への対応などで増した民主党政権への逆風の中、県民が同党を支持するかも注目されたが、「民主王国」は久々の敗北を味わい、落日した。
 鈴木氏は、県内をくまなく回って名前を浸透させる戦略を展開。選挙事務所を津、鈴鹿、四日市の各市に設け、それぞれの事務所スタッフが動くフットワークの軽さや若者が中心となった活動で支持を広めたほか、シンクロナイズドスイミング五輪銀メダリストの妻美保さんが鈴木氏の代わりに各地を訪れ、知名度アップを果たした。
 その上で鈴木氏は、「しがらみ」や「無駄」を断つと主張。清新さを訴えながら知事報酬の削減や県庁の総人件費二割カットなど多岐にわたる政策を掲げ、地元の鈴鹿市などで手堅く支持層をまとめた。また大物国会議員が応援弁士として次々に県内入りし、民主党批判を繰り返すことで反民主票を掘り起こし、北部の強固な民主党支持基盤も崩した。
 政策面では、東日本大震災の発生で関心が集まった「防災対策」について、ほかの二氏に比べてより具体的に、かつ財源も示して説明。さらに首相官邸スタッフ時に起きた新潟県中越沖地震での危機管理の経験もアピールし、県民の心をつかんだ。
 松田氏は、津市長としての「経験」や「実績」を武器に支持を呼び掛け、組織で票を固める従来の選挙戦術を踏襲しようとしたが、鈴木氏に比べて出馬表明が遅れたため、準備不足のまま選挙戦に突入。震災の影響で労組の活動が浸透しなかった上、民主党の国会議員らが思うように動けない事態も生じ、先行する鈴木氏を捉えることはできなかった。
 また県内の首長らでつくる政治団体「日本の原点」から支持を得たほか、自民党系の県議らからの支援も受けたが、一方で反感も増加する功罪が相半ばする形に。結局、それらは得票にはつながらず、かえってしこりを残す結果となった。今後の別の選挙に影響を与えることは必至となりそうだ。
 岡野氏は、震災で生じた福島県の福島第一原発での事故発生を受け、「県内で原発は絶対に造らせてはならない」と主張し、政策面でほかの二氏と差別化を図った。さらに「福祉や暮らしを守る優しい県政を」と訴えて各地を遊説したが、与野党激突型の今回の選挙では終始厳しい状況は打開できず、批判票の受け皿になることはできなかった。
★三重県知事 選挙結果
当 379472 鈴木英敬 無新[自][み]
  369105 松田直久 無新[民]
  68253 岡野恵美 無新[共]



 三重県知事選は、2期8年現職を務めた64歳の野呂昭彦氏が退任を表明したため、元津市長で民主が推薦する56歳の松田直久氏、自民とみんなの党が推薦する36歳で元経済産業省課長補佐の鈴木英敬氏、旧津市議で共産党が推薦する58歳の岡野恵美氏の3新人による争いとなりましたが、
 自民とみんなの党が推薦する鈴木英敬氏が37万9472票を獲得し、民主が推薦に回り36万9105票を獲得した松田直久氏 に1万票あまりの差をつけて初当選。
 共産党が推薦する岡野恵美氏は6万8253票を獲得しました。
 う~ん。新人同士の中々の接戦でしたが、やはり民主党にアゲインストの風が吹いていたことに加えて自民が推す鈴木氏が松田氏よりも2回り以上若いことも影響したのでしょうか…。
 新しく県知事に就任する36歳の若い鈴木英敬氏の舵取りに要注目です。

(10日の知事選)福井県知事選、西川氏が3選 29万票獲得、宇野氏破る

2011-04-15 05:33:12 | Weblog
(10日の知事選)福井県知事選、西川氏が3選 29万票獲得、宇野氏破る 2011年4月11日 福井
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nationwidelocalelections2011/27465.html
 第17回統一地方選前半戦の12都道県知事選、41道府県議選などは10日、投票が行われ即日開票された。前回と同じ顔ぶれで争われた福井県知事選は、無所属で現職の西川一誠氏(66)=自民党、公明党、民主党県連推薦=が29万8千票余を獲得。共産党公認で新人の宇野邦弘氏(59)を大差で破り、3選を果たした。東日本大震災による東京電力福島第1原発事故を受け選挙戦でも大きな争点となった原発政策について、西川氏は福井新聞社でのインタビューに対し、安全対策の強化に万全を期すため、国任せでなく本県として県民が納得できるような安全に関する基準づくりを検討する考えを示した。
 11日午前0時12分の最終確定で、西川氏は29万8307票を獲得。有効票に対する得票率は81・56%と前回を約3ポイント下回った。宇野氏は原発の安全性に対する不安の受け皿となり、6万7459票と前回より伸ばした。
 当選を確実にした直後の選挙事務所でのインタビューで西川氏は「県民の皆さんと力を合わせて難局を乗り切り、雇用と産業の活性化を推進する。教育や福祉の課題について、本県の素晴らしい成果を次の段階に引き上げる」と抱負を語った。
 投票率は58・05%と前回の59・83%を1・78ポイント下回った。選挙戦そのものに対して有権者の関心は高まらず、過去2番目に低い水準となった。
 知事選は3月24日に告示。西川氏は2期8年の実績を背景に、マニフェストに盛った生活や産業に新しい活力を生み出す政策をアピール。事実上の与野党相乗りで、各種団体の支援を受け県内全域で支持を固めた。宇野氏は高速増殖炉「もんじゅ」の永久停止などを掲げ原発依存からの脱却を訴えたが及ばなかった。
 投票は午前7時から県内414カ所で行われ、一部繰り上げ地域を除いて午後8時に締め切られた。
★福井県知事 選挙結果
当 298307 西川一誠 無現[自][公]
  67459 宇野邦弘 共新


 福井県知事選は、現職で自民と公明が推薦する66歳の西川一誠氏に対して、共産が推薦する59歳の宇野邦弘氏が挑戦しましたが、現職西川一誠氏が29万8307票を獲得し、
 共産党が推薦に回って6万7459票を獲得した宇野邦弘氏 に4倍以上の大差をつけて危なげなく再選を決めました。
 まあ、こちらも北海道知事選同様 十分予想の範囲内の結果だったと思います。