日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

根強い人気のスターハウス

2009-07-01 | 仕事・建物
共同住宅は画一的な形態の建物になってしまった。
団地族と呼ばれることががステータスだった頃には
色々なタイプの建物が建てられた。
公団からUR都市機構と名前を変えるズ~~と前のこと



その名も希望に満ちた「スターハウス」
杉並の和田を歩いている時に見つけた
こちらは公団ではなく、大企業の「杉並ハウス」
社宅だろうか?

環七からほんの路地1本入った閑静な住宅地
この建物以外は変哲もない羊羹型が並んでいる。
管理が行き届いている感じはするが
窓から突き出る煙突
お風呂の釜の煙突だろうか?
ピカピカ光った筒が3本屋根の上まで延びている。
利便性と安全性は我慢しているのかも知れない。

広い団地にスターハウスが点在している景色も見られなくなりそうだ。
荻窪団地も建替が進み
野方の団地の建替計画を聞いた事がある。



昔の建築資料集成で探して見た
折り紙のやっこさんの様な平面計画
3角形の階段室と廊下が楽しそう
一直線の廊下の配置を避けてコミュニティーを形成しやすく
3方の通風と日照を確保している。

経済性か、土地の有効利用か、羊羹型の共同住宅が一般的になった今
スターハウスは郷愁を誘うのか、根強いファンがいるらしい。

無くなる前にジックリ見学したいものだが・・
コメント
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