日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

「座・高円寺」は「街の広場」

2009-07-10 | 仕事・建物
今日と同じように蒸し暑い昨日、
打合せの前に「座・高円寺」(設計:伊東豊雄)を見てきた。
先月オープンしたばかりの劇場
雑誌や杉並区のお知らせに掲載されていた写真を見て
―あの場所に何でこんなに真っ黒な建物なんだろう?
町の雰囲気が暗くならないのだろうか?―不思議に思っていた。



中央線の高架をくぐり、環七を高円寺駅に曲がった2軒目
写真のように黒くはない、むしろ赤茶色。
(なぜが写真にすると黒くなる)
出来立てホヤホヤにして早くも景色に溶け込み違和感なし
劇場と言うより「芝居小屋」
公演のない日なのだろう、ひっそりとしている。



恐る恐るロビーに入ると
写真で見慣れた風景(?)
外観の色を少し明るくしたシックで華やかな色合い。
「高円寺阿波踊りの人は地下へ」の案内
阿波踊りホール・と言うらしく、高円寺阿波踊りの拠点施設
「座・高円寺」は「街の広場」だって。



が、しかし、中を伺えないエントランス
舞台装置の搬入の入口は塗りこめられ
ホール入口はとっても地味
ホームページでは「見学自由」となっているが
ずうずうしくないと(私のこと)一寸引けるかも知れない。
公演に日にはエントランスを賑やかにするのだろうか?

舞台が公演に合わせて伸縮できるようだが
外も、熟慮の末「ご自由に」
使い方を伸縮できる配慮だろうか?
杉並の住人としては「観劇」に行かねば・・

「座・高円寺」
設計:伊東豊雄建築設計事務所」
コメント
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