日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

太田道灌のガセネタ・山吹

2010-04-10 | 趣味・遊び
今日は穏やかな陽気になった。
こんな日は何にでも優しくなれる気がする・が
悩みの種は、A2の用紙に1/50の平面図が入らなくなってしまった。
先日の 打合せで面積が増え、ギリギリで収めていた図がはみ出すはめに・・
90°回転させるか?
決心がつかないでいる。
(悩みとしての程度は低いが・どうしよう?)

そんな天気とウラハラな今日の話題
長年信じていた太田道灌のエピソードに大発見!
お施主さんが植木からちぎってくださった種
「白い山吹の種」真っ黒でピカピカ光っている。



「えっ!山吹って実がなるのですか?」
あの有名な「実の一つだになきぞ悲しき」はガセネタ?

ウキペディアの引用
[道灌が突然のにわか雨に遭い、農家で蓑を借りようと立ち寄った。
 娘が出てきて一輪の山吹の花を差し出した。
 腹を立てた道灌はこの話を家臣にしたところ、それは後拾遺和歌集の
「七重八重 花は咲けども 山吹の実の一つだに なきぞ悲しき」の兼明親王の歌に掛けて、
 答えたのだと教わった。]

気になるので、図鑑を調べると
白山吹ほどの大きさではないにしろ
黄色い山吹にも小さな実がなる・・とのこと



罪作りな後拾遺和歌集だこと。
私や友人を始め多くの人が「山吹には実が無い」と覚えている事だろう。

どこからガセネタが蔓延するか分からない。

目の前の実物を見せられたから信じたものの
話だけでは「眉唾」で忘れていた事だろう。

季節は春・いただいた白山吹の種を蒔こう。
コメント (2)
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