今日は昨日より寒い!
春へ向かうはずが冬方向に舵を取ったみたいだ。
今月初めに読んだ本「楽園」の文春文庫版
ライターの所にやってきた小母さんの見本のような人
死んだ子供のことを調べて欲しいと依頼する。
他人の頭に浮かぶ事が見えて、知るはずの無い殺された現場を絵に描いていた子供。
本当におこった事なのだろうか・・
ライターの女性は宮部みゆきの傑作「模倣犯」を追いつめ自白させた時の人。
自身も深く傷つき、仕事もできずにいたのがようやく知人の事務所で働きだした。
事件性に興味津々なり、あちらこちらを調べ回る。
ついついイメージをしてしまう、オウム真理教当時のライター江川紹子さん
少し深刻で、すこし暗め(最近は明るくなったが)
進むにしたがって、前向きな明るいキャラクターになっていくが
最後まで江川さんのイメージがつきまとった。
当初、小母さんの具現化像もくずれて、
暖かい包容力のあるキャラクターに変わってゆく。
どうしようもなく犯してしまった殺人事件から
性悪な人物を突き止め、小母さまや、他の人の頭の上のもやをはらす事になる。
と同時に、ライターも模倣犯のトラウマから脱却できた
模倣犯 に比べると小骨が多い気のする作品だが
子供好きな宮部みゆきの人柄が現れて傑作です。
お薦めの本、ぜひご一読を・・・
春へ向かうはずが冬方向に舵を取ったみたいだ。
今月初めに読んだ本「楽園」の文春文庫版
ライターの所にやってきた小母さんの見本のような人
死んだ子供のことを調べて欲しいと依頼する。
他人の頭に浮かぶ事が見えて、知るはずの無い殺された現場を絵に描いていた子供。
本当におこった事なのだろうか・・
ライターの女性は宮部みゆきの傑作「模倣犯」を追いつめ自白させた時の人。
自身も深く傷つき、仕事もできずにいたのがようやく知人の事務所で働きだした。
事件性に興味津々なり、あちらこちらを調べ回る。
ついついイメージをしてしまう、オウム真理教当時のライター江川紹子さん
少し深刻で、すこし暗め(最近は明るくなったが)
進むにしたがって、前向きな明るいキャラクターになっていくが
最後まで江川さんのイメージがつきまとった。
当初、小母さんの具現化像もくずれて、
暖かい包容力のあるキャラクターに変わってゆく。
どうしようもなく犯してしまった殺人事件から
性悪な人物を突き止め、小母さまや、他の人の頭の上のもやをはらす事になる。
と同時に、ライターも模倣犯のトラウマから脱却できた
模倣犯 に比べると小骨が多い気のする作品だが
子供好きな宮部みゆきの人柄が現れて傑作です。
お薦めの本、ぜひご一読を・・・