日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

激安輸入タイル影響は?

2010-05-07 | 仕事・建物
先日、お施主さんとご近所散歩をした。
打合せのうち一度はお話をしながら散歩をする事にしている。
「あの屋根はいいね、壁は好みではない・・」など言いつつ、
建材の説明をし、長所短所をそれとなく話しつつ、
お施主さんの理想の家を具現化させていく。

参考にさせてもらったお宅はたまった物ではないはずだけれど
イメージの共有化に散歩は欠かせない。

「見て欲しい家があります」
車で行った先は今時の建て売り住宅。
カラッと明るく、パステルカラーのモルタルに輸入めいたタイルのアクセント
「いいですね!」って言われた。

悩みを抱えつつ帰りがけに「ひょっとしたら?」思いついた。
以前から送られてくる激安輸入タイルのパンフレットを探し出すと・・
建て売り住宅のタイルの全部が載っていた。



イタリア・スペイン・ポルトガルのテラコッタ系のタイル
平米2000円前後の壁タイルに、3000円少しの床タイルがずらり 
この価格帯なら遠慮なく使えそうだし、見本も送ってくれる。

・・がしかし、建物のイメージとすれ違う事少々
その上、撥水加工済みの注釈
撥水加工は一生ものではないし、
撥水機能が失われた時の壁への影響を考えると躊躇する。
さらに、「あの家と同じ・この家もそうだ」になりたくない。

それにしても、この価格にこの使われよう、
国内のタイルメーカーの影響は少なくない事だろう。
最新のカタログを要チェックだ
この影響がカタログに反映しているか?
コメント
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