日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

献上の器「鍋島展」

2011-03-22 | 趣味・遊び
日曜日渋谷に出掛けた。

ハチ公前では東北関東大震災の募金の呼びかけ(呼びかけ人童夢)
お金を入れながら「童夢ってミュージシャン」と聞くと
「スノーボーダーでオリンピック選手です」
そう言えば活躍した選手がいたっけ・・
成田童夢ブログを見ると
その日の渋谷では、55,437円集まった。
(思ったより少ないね)
ついでにコメントを求められて書いてしまった。

目的は、戸栗美術館



献上の器 鍋島展
磁気の器伊万里のお庭焼きバージョン・・勝手に考えていた。

渋谷駅の喧噪から離れた高台に建つかっちりした建物



「誰もいないよね」
友人とは入るとやはり時期が時期だけに、閑散
並んだ展示の小部屋で他の人とかち合うことなく
ゆっくり好き勝手な感想を述べながら回ることが出来た。

しかし、外部のかっちり感と同じ位かっちりしている空間だが
お金がふんだんい掛けられた様子
床も壁も全部(ほとんど)奇麗な大理石
「戸栗さんてなにの仕事をしていたのですか」
「建設業です」受付嬢「詳しいことは知りません」

展示品はほとんどが収蔵品の鍋島
欠け一つ、傷一つなく、使われた気配なし。
鍋島焼きは使用する目的より将軍やソチコチに差し上げた品々らしい。
将軍家では月々献上品リストをつくって、名物を献上させて
出費させていたようだ。

ゆっくりじっくり堪能し、鍋島写しの小皿を一枚購入した。

あるきながら眺めると、ただならぬ屋敷が連なる。
渋谷区松濤、田園調布と数ランク違う、上品で大きな建物
近寄りがたい雰囲気ばかり

しばらく行くと、区立鍋島松濤公園



渋谷とは思えないひなびた風景
水車小屋の前では亀達が甲羅星の最中
水際には熊苺の花(たぶん)



次は「旧前田公爵邸」へ向かう。
(震災で大変な思いをしているのにゴメンなさい)
コメント (2)
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