佐藤正午の2~3冊目
「身の上話」光文社文庫 2011年初版発行
光文社の雑誌に連載していたのを単行本化し
文庫になってからは、3冊目
「私の妻の郷里は・・」から延々と夫が妻の事を話す。
書店に勤めていて、同僚に頼まれに宝くじを購入
ついでに自分の分も追加購入。
ついでに(どちらがついでだか)妻子ある不倫相手を追い
飛行機で東京まで付いて行ってしまう。
書店の制服のまま、小さなポーチ一つのまま
不倫相手に執着するでもなく
幼なじみの男の家に転がり込み
幼なじみの彼女と親しくなり
重大事件発生!!
心ここにあらず、自分のしっかりした考えなく
何となく嫌な事は避け
転がるままに坂を転げ落ち
気付くと知らない町にうつむいて座っていた。
もうこれ以上は無理な状況から
何となく助け舟が出来る。
こんなダラダラしたかったるい小説は嫌だなあ~~
と思いつつついつい読み進み
ついついのめり込んでしまった。
作者もこの辺りが狙い目立ったのかもしれず
術中に見事にはなまり込んだ気がする。
丁々発止なし、暴力沙汰なし
うすらボンヤリの中の一筋の道
そんなミステリーです。
面白いですよ。
「身の上話」光文社文庫 2011年初版発行
光文社の雑誌に連載していたのを単行本化し
文庫になってからは、3冊目
「私の妻の郷里は・・」から延々と夫が妻の事を話す。
書店に勤めていて、同僚に頼まれに宝くじを購入
ついでに自分の分も追加購入。
ついでに(どちらがついでだか)妻子ある不倫相手を追い
飛行機で東京まで付いて行ってしまう。
書店の制服のまま、小さなポーチ一つのまま
不倫相手に執着するでもなく
幼なじみの男の家に転がり込み
幼なじみの彼女と親しくなり
重大事件発生!!
心ここにあらず、自分のしっかりした考えなく
何となく嫌な事は避け
転がるままに坂を転げ落ち
気付くと知らない町にうつむいて座っていた。
もうこれ以上は無理な状況から
何となく助け舟が出来る。
こんなダラダラしたかったるい小説は嫌だなあ~~
と思いつつついつい読み進み
ついついのめり込んでしまった。
作者もこの辺りが狙い目立ったのかもしれず
術中に見事にはなまり込んだ気がする。
丁々発止なし、暴力沙汰なし
うすらボンヤリの中の一筋の道
そんなミステリーです。
面白いですよ。