「鉄の骨」に続き、池井戸潤の二作目
「ようこそ、わが家へ」小学館文庫
「・・わが家」とあっては読まないわけにはいかぬ、と思いつつ
堂場瞬一の新シリーズを探したが見つからずに代わりに買った一冊
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/7d/7539f6c51a372249be12e13882abeb3b.jpg)
戦慄のストーカー・・恐怖のゲーム・・帯の文字
恐怖は怖い(あたりまえ)ホラーものは避けたい、
だが表紙のメルヘンチックに助けられて買った。
超真面目で、冴えない風貌の銀行員
取引先に出向し総務を担う。
会社からの帰り道、電車の割り込みを咎め、苦言を呈する。
赤の他人に文句を言う事などないが、つい言ってしまった。
自宅への道の途中でくだんの男に付け回され
その後花壇が荒らされ、猫が投げ込まれ
家を見はられ、車が荒らされる。
警察に通報しても止まる事なく、ラチがあかない。
出向先では社長のお気に入りの営業職に疎んじられ・・
八方塞がり状態。
だが、家族4人は仲良く結束し
「自分はわるい事はしない」
「自分の事は守る、過剰防衛はしない」
そんなスタンスを貫きつつ、無事難関を乗り切る。
冴えなくとも、迫力はなくとも、
間違った事をしない。
ストーカーはゲームと言い切る息子に
相手と同じルールで戦う事をいさめる。
理不尽な目に遭ったら、相手と同じ目線に立たない
土俵から下りる。
つまらない人生なんてない、他人をうらやむ事はしない
一生懸命に生きる・・それが最大のドラマ。
内に勝れたものを秘め、表立って行動はしなくとも
自分で納得出来る生き方こそ、ドラマだなあ~~
・・と、思わせられる一冊です。
「ようこそ、わが家へ」小学館文庫
「・・わが家」とあっては読まないわけにはいかぬ、と思いつつ
堂場瞬一の新シリーズを探したが見つからずに代わりに買った一冊
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/7d/7539f6c51a372249be12e13882abeb3b.jpg)
戦慄のストーカー・・恐怖のゲーム・・帯の文字
恐怖は怖い(あたりまえ)ホラーものは避けたい、
だが表紙のメルヘンチックに助けられて買った。
超真面目で、冴えない風貌の銀行員
取引先に出向し総務を担う。
会社からの帰り道、電車の割り込みを咎め、苦言を呈する。
赤の他人に文句を言う事などないが、つい言ってしまった。
自宅への道の途中でくだんの男に付け回され
その後花壇が荒らされ、猫が投げ込まれ
家を見はられ、車が荒らされる。
警察に通報しても止まる事なく、ラチがあかない。
出向先では社長のお気に入りの営業職に疎んじられ・・
八方塞がり状態。
だが、家族4人は仲良く結束し
「自分はわるい事はしない」
「自分の事は守る、過剰防衛はしない」
そんなスタンスを貫きつつ、無事難関を乗り切る。
冴えなくとも、迫力はなくとも、
間違った事をしない。
ストーカーはゲームと言い切る息子に
相手と同じルールで戦う事をいさめる。
理不尽な目に遭ったら、相手と同じ目線に立たない
土俵から下りる。
つまらない人生なんてない、他人をうらやむ事はしない
一生懸命に生きる・・それが最大のドラマ。
内に勝れたものを秘め、表立って行動はしなくとも
自分で納得出来る生き方こそ、ドラマだなあ~~
・・と、思わせられる一冊です。