震災3日後・杉並

震災後、日々新たな被害状況が見えて来た。
原発はかろうじて漏れるのを防いでいるようだが
今後どうなることやら心配が募る。

昨夜遅くに発表された計画停電
辛くも日中の停電は回避出来たようだが今後はお先真っ暗！

少しでも節電しようと蛍光ランプを１個消す
慣れてしまえば15Wでもどうにか過ごせそう。



今日の午後は耐震診断に出掛けた。

「いざとなったら徒歩で向かおう」
丸ノ内線は遅れながらも運行中に安心ながら早めにでた。
改札口に着くと同時に電車は発車、すんでの所で乗り遅れた
「次は20分後です」駅員さん
なら、バス、発車寸前に飛び乗る。

環七はスイスイ、青梅街道も普通通りだが、歩道にはいつもより人が多い。
地下鉄にしびれを切らせて歩いているのだろうか？

「地震ではまあ大丈夫でした」
築70年を超えながらも大切に住まって
メンテナンスもシッカリしていて気持ちのいいお宅だった。

無事調査を終えて阿佐ケ谷駅前の西友へ寄る
姪に都内にはある筈とローソクを頼まれていた。
店内はうす暗い
レジには盛大な行列
トイレットペーパーの棚は空っぽ、他も棚だけが目立つ。
ロウソクは「売切れています」と。

帰りのバスも青梅街道は混んでいたものの
環七はやはり、す～～いすい

近所のスーパーマーケットではエスカレーターが止まっていて
「ローソク、トイレットペーパー、○○。○○は売切れ」の表示
仕方なく野菜、お魚、お肉など籠へ
「お菓子の棚まで空っぽよ」近くでやけ気味な笑いが
薄暗い店内でシュールに響く

混雑振りは年末そのもの

それにしても、大きな袋をぶら下げた人達はなにを買い込んでいるのだろうか？
日本中非常事態ではあるが
本当に必要で困っている人達は品切れに途方に暮れることだろう
トイレットペーパーがなくったって、真っ暗だって
健康なら不自由さも我慢しよう！
面白がって笑い飛ばそう！
みんな不自由ならどうにかなるさ・・

被災地の人達を思って一緒に不自由しようね

地震翌日

昨日の大震災は時間を追って被害の大きさと悲惨さが見えて来た。
アメーバーのように食指を延ばしてすべてを飲み込む津波
日本国内に起こったとは信じられない映像だった。

午前中、お施主さんのお宅に電話を入れた。
皆さん家の被害はなし、家具の転倒もなし
家具からこぼれ落ちた額、花瓶、食器類
神棚のお札が落ちたが，榊の花瓶が一回転をしていた
食器棚を押さえて転倒を防いだ人など、、

在宅の人はまだ良かったものの
渋谷の古いビルで「これで終か？」諦めかけた人
勤務先から５時間掛けて歩いた人
事前の下調べで不安なく徒歩で帰り着いた人
東北に仕事で出掛け足止めに合っている人
中でも一番の苦労人は高輪で地震に遭い
所沢に２時にたどり着いた人だろう
「滅多にない体験だった」と言う。

午後，久しぶりにラジオを聞きながら仕事をしようと
ラジカセのスイッチを入れると，ザ～～ザ～～雑音ばかり
新しいコンパクトラジオを出しどうにか聞いている。



震災にあったらなにが必要か？
神戸の震災以来のチェックをしてみた。
その頃買った手回しハンドル付のラジオ付懐中電気
携帯の充電も出来る優れもの・・だったはず、だが
見てみると子供に遊ばれ、ハンドルのが外れてオイソレとは電気は生み出せない。
もう一つハンドルを握ぎにぎして発電する懐中電気
こちらは子供の目から隠し続けているのでどうにか使えそうだ。

電池なしで使えるラジオと、お湯を沸かせる何かを用意しなくては・・

外では杉並区の緊急放送が雑音混じりでがなっている
耳を澄ますと
電力不足なので電気の節約を呼びかけている。
早速エアコンの温度を１°下げた。

原発の不具合もあり、短時間ずつの停電があるらしい。
幸いガスは使えるし、災害用のロウソクもあった。
パソコンさえ用心しつつ使っていればどうにか乗り越えられそうだ。

友人情報では
１１階の人は家の中がグチャグチャ、浴槽から水が溢れ棚の物や植木鉢が落下した。
7階の人も食器棚のものが壊れてかけらが散乱した。
5階の私は壊れ物なしで、５階くらいが地震でも被害が少なく
暮らしやすいではないだろうか？（自画自賛）

富士山が見える友人宅がうらやましかったが富士山より安全第一！
眺めは悪いがここの住まいに感謝！

震災に遭わずに傍観出来る私はともかく
現地で不自由な目に遭っている人々、
一日も早く安全を手に入れて欲しいものです。

地震

午後の一仕事を終えて，報告のメールをしている最中に揺れ出した。

「地震です・・」続きを打とうとするがそれどころではなくなった。
玄関ドアを開け廊下に顔を出すが、立っていられなくなった。
ガタン、ドサッ！

揺れが一段落して調べると
折畳んでいなかった三脚が倒れ
不安定なパネル類が滑り落ち
本棚の文庫本が１０冊くらい雪崩落ちていた。

アトリエのパソコンは無事ながら少し斜め向き
机の上が光り、お湯のみのお茶がこぼれている。



長い揺れの割には被害が少なかった。

ホッとしていると，安否確認の電話が入る。
気づいてあちこちに安否のメールを入れるが
時間がかかるもののどうにか送信完了。
ダメな所も二度目には送られた。

暫くして返信着
栃木県黒磯は無事ながら片付けに手間取りそう
五反田で足止めを食っている人・・まだまだかかりそうだ。
府中方面も無事

ニュースではあちらこちらで大災害になっている様子
少しでも被害が少ないことを祈るばかりだ。

死、てっぺん

昨日の新聞が気にかかっている
朝日新聞の朝刊、オピニオン紙面
「ザ・コラム」欄、編集委員の外岡秀俊氏の一文
（コラムや一文と言うには長いが）

96才今も現役のジャーナリスト　むのたけじさん
　最近ようやく、物事の本質が見えてくるようになった
揮毫を頼まれると
「死ぬるとき、そこが人生のてっぺん」と書く

戦中のジャーナリズムは自主規制をして
本当のことを書くことなく、結果軍の後押しをしてしまった。
戦争をあおった責任にけじめをつけて、朝日新聞を辞めて
横手市で「たいまつ」を発行して来た。

その氏が2004年の琉球新報の特集「沖縄戦新聞」を見た。
もし戦時に検閲がなかったらどんな報道をしていたかを
史実に忠実に再現していた。

新聞社を辞めることが良心だと思っていたが
新聞記者は常にペンとの戦いを貫かねばならない。
長生きをしたからこそそう思えるようになった。
「全く愚かな辞め方だった」という。



死ぬまで日々成長をする。
で、「死ぬるとき、そこが人生のてっぺん」ということになるが

凡人は果たしてそんなことになれるだろうか？
日々考えがまとまらなくなり、長考すると始めのことは忘れる。
その上認知症になるかもしれないし・・

「死ぬるとき、そこが人生のてっぺん」は
健康的、能力的に恵まれた人だけの考えではないだろうか？？

私の頭を離れなかった思いは、今日このブログで一段落をし
「今が、てっぺん」であっけなく終わりそうだ。

ペタン消去

ゴミを捨てる時は個人情報を削除をしたい。
シュレッダーするほどのことはなし
ハサミで切り裂いたり、手で千切ったりしていた。

通販で買ったこのハンコ「ケシポン」
文字の上にペタンと押すと、あら不思議
文字が読めなくなってしまう。



お施主さまの大事な秘密はペタン消去し、切り刻む
今時、ゴミをあさって個人情報を得ようと言う輩はいそうにないが
万が一、焼却炉の手前でこぼれたりすると困るし
悪いことに利用するほど利用価値があるとも思えないが
用心をするに越したことはない。

今の所，面白がって「ペタン・ペタン」とやっている。
ただし文字方向と直角に押すと
隠しきれない。

カワセミ写真

今日も寒い一日だった。
薄着で出てしまい、凍えて帰って来た。

それにしても日曜日は暖かい陽気
重いカメラを提げてカワセミの光る背中を撮ろう！
いつもの和田堀公園いつものスポット
ほどなく定位置の枝に陣取り、池面にダイブ！！
見事に魚をゲット（分かりにくいが）



三回ほど漁に成功し，私も念願の光る背中を撮影出来た。



次なる目標はダイビング写真、、

えさ場から「あ～～，行っちゃった」回りの声
行く先を辿って行くと、隠れたつもりのカワセミ君（？）
手前の枯れ葉に邪魔をされ、ようやくピントがあった。
パッチリ目を開いているものの誰にも見えない気分（多分）
少しも動かなくなってそのままお休みか？



後ろを振り向くと満開の梅にメジロ（多分）
完璧とは言えないけれど蜜を吸う姿勢をパチり！





カワセミを後にして帰る途中
強気のカワウが２羽



大きくても気弱なアオサギはお好みの岩場を追われて
隅っこにションボリ



首が凝りそうなほど重い300ミリレンズだが、やはりよく撮れる。
それでも本格的な撮影はまだまだ力不足、我慢不足
望遠不足でした。

太り、伸び盛り

驚きの今朝のぼたん雪
１１時には雨になり、夕方には屋根の雪も消滅
明日は春の日差しが戻ることだろう。

小雨の中、公園のケヤキはまだら模様



根元でもポロポロ、成長のあかし



お隣さんは何処かの地図を作成中



春は伸び盛り、太り盛り
だが

あらら・・切られちゃった。



勝手にキルな！！

日本民芸館

今日は駒場東大前の日本民芸館に行った。
以前から行きたいと思いつつ、招待チケットを貰ったのを機にイザ！



高級住宅街の一角に建つ民芸館
柳宗悦が1936年に「用の美」の集めた建てた美術館



大谷石の海鼠壁（？）
モダンでスッキリ、リズミカル
入り口の戸はカットガラスが嵌められた手動引戸

21日までは「日本の古人形」展
ー三春・鴻巣・堤などーだが
人形以外にも陶器、漆器、織物、染め物などなど
一人では見過ごすような展示品も、
気の会う友人と読めない漢字も教えあいながら楽しく回れた。

建物も細部までこだわりが受け止められ楽しめる。
「さっと回ってもう一つ行こう」の目論みが外れた。

外へ出ると紅梅がシックリ合って素敵！



ミュージアムショップでモダンなグットデザインのスプーンとフォークをお買い上げ



今月中に柳宗悦の自邸と近くの旧前田公爵邸の見学を約束してかえった。

センサー類通販

「道具道楽」 通販でセンサー類が届いた。

右、Digi-Pas　水平垂直をはかる水準器
傾き具合が数値で出る。
左、下地センサーEX　壁や床の仕上材の上から間柱や鉄筋を調べる

リフォームや耐震診断で使いたいと思って購入した。



水準器は以前職人さんに貸したらそのまま戻って来なかった。
下地センサーは完成したお宅の額などの金物取付けにも役立ちそうだ。

早速試してみると
木下地はバッチリ、ランプが付いた
コンクリートの鉄筋は



矢印形にランプが光り真上に来ると「ここ」示す
（壁は珪藻土、下地は石膏ボード）
なおかつ、電線まで感知して警告ランプが付く

これは使えそう・・・

近頃は通販で買い物が増えた。
それにしても梱包が大げさすぎないか？



アマゾンで外付けハードディスクとUSBメモリーを買った。
USBの内１個が遅れて届いたが
A2の段ボールの中にチョコンと親指大に鎮座

ゴミばかり増えて・・
どうにかならないものだろうか？？

霜柱とクロッカス

朝９時前、北風がぴゅーぴゅーで寒い
日陰には霜柱が一面に



そう言えば窓ガラスがうっすらと結露をしていた
この冬数回目の結露
寒い筈だ。

だが、道路際のクロッカスが日差しを浴びて
今にも開きそう



今朝の気温に関わらず、春は確実にやって来ている。

巨人シーズン席

郵便受けに派手な封筒が入れられていた。
YOMIURI GIANTS シーズンシートのご案内



スポーツ音痴の私に何故？
中小企業でなく細胞のような私の事務所あて
シーズンシートの案内のようだ。



眼力、やる気の満ちた知らない人の顔
読売ジャイアンツ　シーズンシート
「新規申し込み受付開始！！！」

ズラリと並ぶ曰くありそうな顔顔
監督は知っているし、後二人名前は出ないが思い当たるが
後は見知らぬ顔ぶれ（失礼！）

A（１列目）2席　230万円から
SKY5席 199.800円まで

超人気の巨人軍がダイレクトメールで席の売り込みをするなんて
人気のかげりが出たのだろうか？
ファンには垂涎の的だろう

お特な１０試合パック　135,000～32,000円まで
あの手この手のシーズンパックでした。

大きなお世話？「保護樹木」

ご近所のケヤキの大木
何かが・・



見え隠れ



猿の腰掛けが突き出て、上に何やら？？



プレートが埋込まれていて
多分「杉並区保護樹木」とあった筈

「保護樹木」が大きなお世話か？
お邪魔なのか？
抱き抱えて、飲み込みそう

欅は一日にしてならず
相当年月が経った筈
誰もどけてはくれす、飲み込むしかない

時代が過ぎて製材する事があるとすると
相当驚かれる事だろうが
果たしてその頃「保護樹木」制度があるやなしや？？