ネット時代にあっては嘘は言えないのである。蓮舫は国籍喪失の証明に手間取っていると弁明していたが、台湾政府に確認するまでもなく、ネット上で決着がついたようだ。池田信夫が2チャンネル経由の情報として今日の午後、言論プラットホームの「アゴラ」で取り上げ、台湾政府の官報に掲載されている1988年とその前後の国籍喪失者の名簿に、蓮舫の名前は見当たらないことを明らかにした▼今月6日に台湾国籍を抜いたとしても、それが公示されるのは来年の1月である。つまり二重国籍の人間が民進党の代表選に立候補し、今の情勢では当選する可能性が強いのである。そんなことが許されていいのだろうか。また、蓮舫は参議院の選挙公報では自分が「帰化」したと書いている。日本の国籍法では「帰化」にあたっ「国籍を有せず、又は日本の国籍の取得によってその国籍を失うべきこと」が条件として課せられている。それをクリアしなかったならば、「帰化」したことにはならず、経歴の詐称ではないだろうか▼日に日に蓮舫が追い詰められているのに、それを認めようとしないのは、民進党に自浄作用が働かないからだろう。今からでも遅くはない。民進党は蓮舫の弁明だけを信用するのではなく、独自に調査すべきである。二重国籍を容認するような政党では、国民から支持されるわけがないからだ。いくら国際化時代とはいえ、どこの国に忠誠を誓うかは大問題なのである。蓮舫擁護のキャンペーンはあくまでも一時的であった。ネット言論の攻勢によって立場がなくなっている。その場しのぎの発言をする蓮舫をかばうことが無理なのである。
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