蓮舫の今回の件で驚くのは、マスコミの報道姿勢である。民進党の代表選は取り上げても、二重国籍の問題点はまったく触れず、国籍法では許されているかのようなコメントを平気で口にしている。池田信夫が述べたごとく、蓮舫事務所に取材陣が押し掛けないのは、マスコミ関係者に二重国籍者が多いからだろう。自分たちの立場がなくなるので、避けて通ろうとしていうのだ▼今の段階で台湾籍を抜いたことはほぼ嘘とみられる。まさしく経歴詐称である。公職選挙法の違反であり、学歴どころではないわけだから、国会議員を辞職するのはあたりまえである。民進党の国会議員の多くは、本音の部分では困っているはずだ。蓮舫と一蓮托生と思われれば、それだけで政治生命が終わりかねないからだ。代表選に蓮舫が選ばれれば、このときとばかり離党するのではないだろうか▼マスコミはネットでこてんぱに叩かれているが、今はまだ序の口に過ぎない。とくに日本を貶めるような記事を書いたり、ニュースで流したりしたマスコミ関係者は、徹底的にその背景や出自が暴かれるだろう。そうでなくてもTBSや日本テレビのいい加減な発言がネット上にアップされて、物笑いの種になっている。二重国籍であったかどうか、経歴詐称であるかどうか、マスコミは事実を伝えればいいのだ。自分たちの下手な正義を振り回すべきではないのである。
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