草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

蓮舫が恐れるべきはインテリではなく大衆の怒りの爆発だ!

2016年09月17日 | 政局

神学的な法律論争を好きなインテリよりも、目に一丁字ない大衆のエネルギーが世の中を動かすのである。池田信夫や八幡和郎はインテリだけに、法律にもとづく緻密な議論をしているが、それ以上に大衆は怒り心頭に発しているのである。民主党政権で大臣まで務めた人間が二重国籍であったならば、売国奴そのものであるからだ。勘違いでなくて確信犯であることは、これまでの報道によってもバレバレである▼中共や北朝鮮で同じようなことが発覚すれば、極刑は免れないだろう。法律的には不備であってたのは、想定外であったからである。国政の決定の場に影響を与えるのであれば、国籍が日本でなくてはならない。それは常識のレベルである。それを否定する人間はいないと思う。私たちはコスモポリタンではなく、あくまでも日本人なのである▼柳田國男は『先祖の話』において「この嚝古の大時局に当面して目ざましく発露した国民の精神力、殊に生死を超越した殉国の至情」に胸打たれたことを書いている。それは勇ましい軍人の最期を賛美したのではない。「年久しく培い育てて来た社会制、わけても常民の常識と名づくべきものが、隠れた大きな働きをして居る」ことに注目したのだ。軍部を批判しても、体当たりした若者の行動を否定はしなかった。そうした日本の国柄を蓮舫は理解していない。インテリの攻撃には反撃できても、大衆レベルの怒りが爆発すれば、即刻国会議員を辞めるしかないだろう。それは法律以前の問題であるわけだから。

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自己保身のために政策などどこ吹く風の蓮舫を嗤う!

2016年09月17日 | 政局

民進党の代表になった蓮舫の思い付きに党内は動揺している。二重国籍が発覚したことで、絶体絶命のピンチに立たされている蓮舫は、こともあろうに野田佳彦を幹事長に据えたからだ。野田は財務省べったりの緊縮財政派であり、民主党が野に下ったときの総理大臣であった。自己保身のためには、蓮舫は裏で自民党と妥協する可能性すらある▼すでに検察は蓮舫についての身体検査をほぼ終わっているはずだ。大目に見てもらうために、平気で自分の主張をかなぐり捨てるのではないかと思う。そんなトップを選出した段階で、民進党はもう消滅したのである。シールズの会合に出席して、安保関連法案に反対していたのも、野田を幹事長にしたのも、信念があってのことではない。そこまで愚かな蓮舫を支持する国民がいるとすれば、それは日本の政治が信頼を失っているからではないだろうか▼ハンナ・アレントは空虚と化した大衆の特徴について『人間の条件』(志水速雄訳)で書いている。「つねに変化し、理解し得ない世界のなかで大衆は、すべてを信じるとともに何も信じず、すべては可能であり、何も真実ではないと考える」。支離滅裂な政治家が登場しても、どうでもいいのである。大衆がリアリティを回復するには、国家としての日本を再建しなくてはならないし、日本の置かれている困難な状況を直視しなくてはならない。厚顔無恥な蓮舫ごときに騙されてはならないのである。

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