ほとんどのアメリカのマスコミが反トランプであったにもかかわらず、トランプは勝利した。アメリカの大統領選挙が教えてくれたのは、名もなきアメリカ国民が意思表示をしたということだ。それはリベラルからの変革ではなかった。保守的な勢力がグローバリズムに立ち向かったのである。排外主義と批判されながらも、それに屈せず勝利したのである▼日本においても、新たな保守の動きが確実に強まってくるだろう。トランプは当選のお礼の演説で「アメリカの夢を実現していかなくてはならない」と述べた。家族や兄弟に感謝しながら、両親を讃えながら、アメリカの先頭に立つことをトランプは訴えたのである。リベラルを信奉しながら、実際は既得権益に胡坐をかいていた者たちの力ではなく、広汎な保守の人たちがトランプを押し上げたのである▼日本でもトランプに続かなくてはならない。不甲斐なき自民党に取って代わろうとする新党に、チャンスを与えなくてはならない。口に出しては支持を表明しなくても、日本を変えるために影の力になってくれる人たちがたくさんいる。自民党は中道左派でしかなく、真に国を守る保守派が登場しなくてはならない。使命感と自己犠牲を否定したエリートなど必要はないのである。日本でもトランプ革命を起こさなくてはならない。負けるはずのトランプに栄冠が輝いた。国際社会は今大きく変わりつつあるのだ。
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