草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

グローバリズムが保守派に敗北したのがトランプの勝利だ!

2016年11月09日 | アメリカ

ほとんどのアメリカのマスコミが反トランプであったにもかかわらず、トランプは勝利した。アメリカの大統領選挙が教えてくれたのは、名もなきアメリカ国民が意思表示をしたということだ。それはリベラルからの変革ではなかった。保守的な勢力がグローバリズムに立ち向かったのである。排外主義と批判されながらも、それに屈せず勝利したのである▼日本においても、新たな保守の動きが確実に強まってくるだろう。トランプは当選のお礼の演説で「アメリカの夢を実現していかなくてはならない」と述べた。家族や兄弟に感謝しながら、両親を讃えながら、アメリカの先頭に立つことをトランプは訴えたのである。リベラルを信奉しながら、実際は既得権益に胡坐をかいていた者たちの力ではなく、広汎な保守の人たちがトランプを押し上げたのである▼日本でもトランプに続かなくてはならない。不甲斐なき自民党に取って代わろうとする新党に、チャンスを与えなくてはならない。口に出しては支持を表明しなくても、日本を変えるために影の力になってくれる人たちがたくさんいる。自民党は中道左派でしかなく、真に国を守る保守派が登場しなくてはならない。使命感と自己犠牲を否定したエリートなど必要はないのである。日本でもトランプ革命を起こさなくてはならない。負けるはずのトランプに栄冠が輝いた。国際社会は今大きく変わりつつあるのだ。

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新大統領が誰であろうと日本は自主防衛力を強化すべきだ!

2016年11月09日 | 安全保障

今日のお昼には大勢が判明するとみられているが、アメリカの大統領選挙の結果がどうなるかは、まったく予断を許さないようだ。喫緊の世論調査ではトランプが優勢との数字が出ている。クリントンが勝つというのが大方の情勢分析ではあるが、逆転の可能性もまだ残されている。注目されるのは、隠れトランプの票である。トランプへの投票を公言していなくても、かなりの数がいるとみられている。アメリカンドリームの舞台であったアメリカは、その栄光の旗を降ろそうとしているのではないだろうか▼エリック・ホッファーは『魂の錬金術』(中本義彦訳)において「人類の兄弟愛を主張する者は、あらゆる戦争を内戦のように戦う」と書いている。アメリカは第二次世界大戦が終わってからも、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争、アフガニスタンやイラク内戦への介入などで、自由と民主主義の名のもとに、約11万人の若者が戦死した▼もはやアメリカはその使命を終えようとしているのではないだろうか。誰が勝つかどうかは別にして、世界の警官であることに疲れたのではないだろうか。とくに、北朝鮮のような国家ですら、核兵器を保有し、大陸間弾道ミサイルを開発しつつある。今後は海外に部隊を展開するよりも、自国防衛が主になってくるはずだ。これまでの日本のように、アメリカに大幅に依存するような安全保障はもはや意味をなさなくなっている。今回の大統領選挙をきっかけに、日本は自主防衛力を強化せざるを得ない時代が到来したのである。

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