草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

武士の国日本を持ち出して中共をけん制したトランプ!

2017年11月04日 | 政局

FOXニュースのインタビューに応じたトランプは、中共に向かって「北朝鮮の脅威に対処しなければ、武士の国である日本が自ら事にあたる可能性もある」と警告した。トランプのその一言は、中共の習近平にも届いたはずである。私たち日本人が戦後70年以上にわたって、米国が押し付けたきた憲法上の制約に甘んじてきたのは、諸国民の公正と信義を信じてきたからである▼事態は大きく変わってしまった。北朝鮮は「東京を火の海にする」とか「日本列島を丸ごと海に葬る」とか脅かしてきている。中共が北朝鮮への圧力を強化しなければ、いくら何でも日本人だって黙ってはいられない。大東亜戦争では、カミカゼ特別攻撃隊を実戦に投入した。それもテロのような捨て鉢な行為ではなく、正規戦で実行したのである▼米国など連合国による日本解体の歯止めになったのは、死を恐れない白虎隊に代表される武士道の崇高さであった。トランプの発言が、必ずや中共を動かすことになるだろう。葦津珍彦は武士に関して「彼らが『彼岸』を信ずる人であり、しかもその彼岸の人が、現世に雄々しく生き、雄々しく死することを望んでいる、と信じえたからである」(『武士道「戦闘者の精神」』)と述べている。武士道は宗教的な精神に根差しており、それは今も日本人に脈打っている。日本人を甘く見るべきではないのである。


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