草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

安倍自民を支持しているのは危機が迫っているからだ!

2017年11月07日 | 政局

トランプ大統領の東アジア歴訪によって、徐々に北朝鮮包囲網は狭まってきているが、まだまだ安心できる状態ではない。今回の日本での日米首脳会談では、安倍総理とトランプ大統領との間で突っ込んだ協議が行われたとしても、マスコミがニュースで伝えるのは氷山の一角でしかない。深刻な事態を想定しての、詰めの議論が公になることはないだろう▼『論語』に「子の曰く、民はこれに由らしむべし。これを知らしむべからず」(金谷治訳注)という言葉がある。一般的には「人民には何も教える必要がない」と理解されて用いられる場合が多い。金谷の解釈によれば「人民は従わせることはできるが、その理由を知らせることはできない」という解釈が正しいのだそうだ▼東アジア情勢が緊迫するなかで、どのように国民を説得したらよいのか、安倍総理も頭を悩ませているのではないだろうか。戦争にならないことがベストではあるが、相手が北朝鮮であれば、甘く見ることはできない。日米同盟を強化するとともに、日本独自の防衛力の整備も急務である。国民はよく理解できなくても、国家が緊急事態であることだけは肌身に感じており、だからこそ、自民党を総選挙で圧勝させ、リーダーシップを発揮する権限を安倍総理に与えたのだ。危機を乗り切れるかどうかは、指導者にかかっているのである。


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