草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

拉致被害者を返せば米国と北鮮との直接交渉も!

2017年11月06日 | 国際問題

今日の日米首脳会談で、トランプの発した一言が北朝鮮を動かす可能性がある。「金正恩が拉致被害者を返せば、それは、何か特別な始まりになるだろう。今回、あまりにも長い間、苦しんだ人と話した。今後、何が起きるか注視していこう」と述べたからだ▼トランプの意図は明確である。圧力を緩めてもらいたいと思うのであれば、まずは拉致問題で譲歩しろというのだ。米国が北朝鮮の直接交渉に乗り出すにあたって、ハードルを下げたのではないだろうか。安倍総理の思いを実現することで、日本に恩を売るとともに、北朝鮮を話し相手として認めようというのだから、北朝鮮がすぐに反応すべきだろう。核を放棄しても、金王朝が継続すれば、自分たちが無事であれば、金正恩とて、満足するはずである。この機会を逃すべきではないだろう。このままでは北朝鮮の未来は絶望的である。米国が攻撃しなくても、中共軍が侵攻することもありうる▼日本人を拉致したことと、金正恩は直接的には関係がない。一部の者の犯行として断罪すればすむのである。トランプも安倍総理も、歴史に残る偉大な政治家である。米国の先制攻撃のカウントダウンが始まっている。それを阻止するには、時間稼ぎをするには、北朝鮮の選択肢を限られている。拉致被害者を日本に返してくれるならば、日本も金王朝に対して、融和策に転じるきっかけになる。ここで金正恩は決断すべきなのである。そうすれば、核を無理して持つ必要もなくなるわけだから。


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北朝鮮を批判せずトランプを嘲笑するマスコミを嗤う!

2017年11月06日 | マスコミ評

トランプ大統領を嘲笑するマスコミは、常軌を逸しているとしか思えない。NHKは日本にいる一握りのアメリカ人の反トランプデモを大々的に報道した。時事通信は安倍総理とトランプ大統領のゴルフ外交を「蜜月演出」と酷評した。朝日新聞は「内憂トランプ氏、本音は早く帰りたい」との勝手な妄想を記事にした。一体どこの国のマスコミかと首を傾げたくなる▼未曽有の危機に直面している我が国にとって、同盟国であるアメリカの存在は心強いものがある。そこのトップと安倍総理が話し合うのは、日本にとっても歓迎すべきことではないか。日米が結束しているからこそ、北朝鮮は自制するようになってきている。核やミサイルによる恫喝では、かえって逆効果であることを、ようやく理解しつつあるのではないか▼朝鮮半島有事時には邦人・米国人退避策を韓国抜きで協議することが決まったことは、今回の日米首脳会談の大きな成果である。韓国には約5万人の邦人が暮らしているほか、観光客もかなりの数にのぼる。邦人の命を守ることに万全を期すことは、国家としては当然のことなのである▼日本を脅かしている北朝鮮を批判せず、日本を防衛するために、犠牲すらも惜しまない同盟国を誹謗中傷することで、誰が得をするかをマスコミは考えるべきだろう。国民が総選挙で自民党を大勝させたのは、有事に備えて日米同盟を強化すべきことを望んでいるからだ。その国民の意向を無視するマスコミは、売国奴と呼ばれても仕方がないのである。


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