いくら石破茂であろうとも、日本国のために発言するのであれば、それを評価すべきだろう。野党がだらしないだけに、もはや自民党内で論争をするしかないのである。石破が今日の自らの派閥の会合で、朝鮮半島有事における邦人保護に関して「自衛隊があたるべきだ」と主張したのは立派である▼アメリカが同盟国であっても、自衛隊が手を拱いているようでは問題だ。アメリカ軍にしても、自国民を優先するはずであり、そんなことは誰でも予想できるのではないか。韓国が反対しようとも、自国民の命を守るために超法規的な処置が許されるべきだ。朝鮮半島の危機は刻々と迫ってきている。どのようなことができるかに関して、国会ではほとんど言及されていない。安倍総理はよく頑張ってはいるが、完璧であるとはいえない。韓国が火の海になって邦人が逃げ惑っていれば、陸海空の自衛隊の総力を挙げて救出をしなくてはならない。約5万人の邦人が韓国で暮らしており、むざむざ殺されるようなことがあってはならないのである▼今の韓国は日本を敵視しており、北朝鮮の側に立つ者が多数を占めている。軍事的な問題には造詣が深い石破は、安倍総理に物申すべきだろう。いつでも核武装ができるように準備しておくというのも、まさしく正論ではないだろうか。それが抑止力にも結び付くからだ。頼りにならない野党はどうでもいい。安全保障をめぐる、自民党内での白熱した議論の応酬を国民は期待しているのである。
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