トランプのやることは常軌を逸している。NATOから離脱したいとの意向をもらしているという。アメリカ一国のことしか考えないのであれば、日本だって覚悟を決めるしかない。日米同盟が盤石でないのなら、生き残るために核武装をする以外に手はなくなる。アメリカが引き下がるのであれば、それ以外に日本国民の命を守ることはできないからだ。トランプが大統領になったことで、日本が自立できるとの見方もあったが、あくまでも楽観論でしかなかった。現実は厳しいのである▼中共やロシアばかりではなく、北朝鮮も核を保有し、核を搭載したミサイルを日本に向けて配備している。さらに、韓国までもが日本に敵対している。東アジアでは唯一台湾だけが友好的であり、それ以外の国はいつ攻撃してきても不思議ではない。アメリカが手を引く事態になれば、日本は自前で反撃しなくてはならない。尖閣諸島が攻められても、アメリカは傍観するに違いない。他国のために血を流すことをトランプは望んでいない。アメリカファーストとはそのことなのである▼今の日本人はアメリカ頼みである。アメリカが助けてくれないというのは想定外である。しかし、トランプは非情である。尖閣諸島が奪われ、そこに中共の軍事基地が建設されようとも、どうでもいいのだ。その次は沖縄県全体が狙われるだろう。安倍首相は国民に向かって危機であることを訴えるべきだ。日本は日本人の手で守り抜くしかないのである。
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