草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

アメリカ頼みでは日本を守り抜くことはできない!

2019年01月15日 | 安全保障

 

トランプのやることは常軌を逸している。NATOから離脱したいとの意向をもらしているという。アメリカ一国のことしか考えないのであれば、日本だって覚悟を決めるしかない。日米同盟が盤石でないのなら、生き残るために核武装をする以外に手はなくなる。アメリカが引き下がるのであれば、それ以外に日本国民の命を守ることはできないからだ。トランプが大統領になったことで、日本が自立できるとの見方もあったが、あくまでも楽観論でしかなかった。現実は厳しいのである▼中共やロシアばかりではなく、北朝鮮も核を保有し、核を搭載したミサイルを日本に向けて配備している。さらに、韓国までもが日本に敵対している。東アジアでは唯一台湾だけが友好的であり、それ以外の国はいつ攻撃してきても不思議ではない。アメリカが手を引く事態になれば、日本は自前で反撃しなくてはならない。尖閣諸島が攻められても、アメリカは傍観するに違いない。他国のために血を流すことをトランプは望んでいない。アメリカファーストとはそのことなのである▼今の日本人はアメリカ頼みである。アメリカが助けてくれないというのは想定外である。しかし、トランプは非情である。尖閣諸島が奪われ、そこに中共の軍事基地が建設されようとも、どうでもいいのだ。その次は沖縄県全体が狙われるだろう。安倍首相は国民に向かって危機であることを訴えるべきだ。日本は日本人の手で守り抜くしかないのである。

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軍事知識のない政治家ばかりでは危機に対応できない!

2019年01月15日 | 自衛隊

戦争の危機が迫っているにもかかわらず、与野党を通じて政治家は誰一人として軍事について論じることができない。自衛隊の元幹部がマスコミに引っ張りだこである。憲法改正を避けてきた歴代の自民党政権は自衛隊を「戦力」としては認めてこなかった。「戦力」であることを前提にしなければ、政治家による文民統制など絵に描いた餅である。存在しないものをコントロールできるわけがないからだ▼小室直樹が昭和55年に『アメリカの逆襲』において指摘したことであり、未だにそれは変わっていない。小室は「ひとたび自衛隊が出動したら、内局は作戦行動に関与しません、とも言っている」ことを問題視する。それは自衛隊が「完全な統帥権の独立を獲得している」ということだ。かつて軍部が「天皇の統帥権干犯」を主張して暴走したときと同じで、日本人は何一つ学習をしてこなかったのである▼憲法改正をして自衛隊が戦力であることを確認すれば、そこで始めて文民統制が可能となる。日本のリベラルはそこにこそ目を向けるべきではないか。憲法9条にこだわることで、かえって「統帥権の独立」を容認してしまうのである。軍事的な知識を政治家が身につけないのは、我が国にとって不幸である。小室は「まさに日本は〝平和国家〟であり、日本人は軍事的白痴である証拠である」と喝破したが、その異常さに私たちは気付くべきなのである。

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