草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

リアリストに徹しきれない菅首相で国滅ぶ

2010年09月26日 | 思想家
 政権交代をすれば、バラ色の夢が広がると思っていた国民も、やることなすことデタラメばかりの民主党政権には、ホトホト嫌気がさしたのではなかろうか。しかし、そんな政党にとんでもない数を与えてしまったのである。いくら気づいたとしても、今からでは遅すぎる。だからといって、自民党が良いというわけでない。それでも、民主党よりは安心できるのではなかろうか。鳩山由紀夫前首相にしても、菅直人首相にしても、何を言い出すか、何をやらかすか、危なくて見ていられないのである。司馬遼太郎ではないが、革命は三代で成立するというのは、それなりに説得力がある。初代は吉田松陰のような革命思想家であり、多くは刑死する。二代目は高杉晋作のような乱世の雄である。結局は非業の死に斃れねばならない。そして、三代目が伊藤博文や山県有朋である。理想よりも現実を重んじるのが三代目なのである。菅首相は三代目になるべきなのに、中途半端過ぎるのではなかろうか。保守的の政治家としてのポリシーを持っていないからだ。山口県出身であることから、菅首相は奇兵隊をよく持ち出すが、そこにとどまっていては、展望は拓けないのである。伊藤博文のように、ここ一番というときには、大胆な妥協をして、世の中を安定させることだって必要なのである。そこで問題になるのは、菅首相にそれだけの度量があるかどうかだが、日本の不幸は、にやけたあの顔からは、それが感じられないことだ。

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喧嘩する気もないのにポーズだけだった民主党政権

2010年09月25日 | 政局

 今回の中共の漁船をめぐる騒動は、菅直人首相を始めとする民主党政権が仕掛けた節がある。その情報が中共サイドから自民党側にもたらされたので、谷垣禎一総裁が、あんなとんでもない発言をしたのではなかろうか。「船長を逮捕せずに国外退去させておけば、こじらせることもなかった」というのは、中共側の言い分である可能性がある。民主党政権からすれば、海上保安庁が法にのっとった強硬手段に出たことで、沖縄に海兵隊が必要だという世論が高まってくる。そうなれば、普天間基地移設もスムーズに進むという目論見があったのだろう。しかし、中共とのホットラインがないことで、ここまでこじれるとは思ってみなかった。それで千谷由人官房長官が泡を食ってしまい、全面降伏をしてしまったのだろう。これに対して、自民党とのパイプがある中共は、民主党政権に振り回されたことで苛立っているというのを、谷垣総裁に伝えてきたのではなかろうか。もし、それが真相であるならば、お子様内閣にしては、とんでもない冒険をしたものだ。歴代の不甲斐ない自民党政権だったらば、荒立てることなく処理したに違いない。それをわざわざ荒立てておいて、やっぱり降参しますと土下座したのだから、中共もエキサイトするはずだ。しかし、東アジア共同体構想をぶち上げながら、中共にも信用されない民主党というのは、悲劇を通り越して、まさに喜劇ではなかろうか。まだまだ偽メール事件から抜け出せないままなのである。愚かなことこの上ない。ただ一つ良かったことは、日本人のナショナリズムに火をつけてくれたことだ。

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中共に尻尾を振り国民を愚弄して嬉しいのか!

2010年09月25日 | 政局
 民主党政権は国民を馬鹿にしている。責任をとるつもりがまったくないからだ。巡視艇にぶつかってきた犯罪人を、無罪放免しただけでなく、地検のせいにして居直るというのは、とんでもない連中である。日本の国益がどう考えているのだろう。いくら領土問題はないと言っても、国内法が適用できないのであれば、日本ではないということを、国際社会に宣言しているのと同じではないか。さらに、ガッカリしたのは、野党のなかにも、今回の売国的な決定を支持した政党があったことだ。公明党と社民党である。中共という国家への認識が甘いようだ。どんどんエスカレートすると思われるから、今後は漁船だけではなく、人民解放軍の軍艦も出てくるだろう。そうした場合にも、見て見ないふりをするのだろう。公務執行妨害で逮捕した船長すら、民主党政権は起訴できなかったわけだから。それとともに危惧されることは、日本という国家を否定しようとする勢力が、中共へ内通している可能性があることだ。テロリスト集団が潜伏して、いつでも中共の支持で破壊活動に着手できるとすれば、警察や自衛隊では追いつかないのである。そうなればまさしく内乱である。だからこそ、国内の治安を維持する上でも、中共に対する警戒心を怠ってはならないのである。いくら口では立派なことを言ってみても、前原誠司外務大臣を始めとする民主党政権のお歴々は、国を守る気概に欠けており、中共に媚びるだけの能無し政治家なのである。

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中共に媚びる民主党政権で国滅ぶ

2010年09月25日 | 政局
 やっぱり民主党では駄目なのである。前原誠司外務大臣にしても、奥さんが創価学会の会員だといわれているだけに、中共に対して強気な発言ができるわけがない。選挙で公明党の支援を受けているはずだから、根は媚中派なのである。いくら高坂正堯のゼミにいたといっても、恩師とイコールであるはずもないし、期待したのが間違いだった。菅直人首相を始めとする民主党政権は、この国をどうするつもりなのだろう。ただただ狼狽しているだけで、取り繕うとするのが精一杯のようだ。政治主導というお題目はいいが、方針が定まっていないのだから、国民もオロオロするだけなのである。しかし、一度譲歩すると、相手が次々と要求をエスカレーションしてくるのは確実だ。実際に中共は、謝罪や賠償まで求めてきており、弱腰の民主党政権では、とても対応できなくなっている。ここは腹をくくって、挙国一致内閣をつくり、外敵を撃退すべきなのである。このままでは、中共の思いのままになってしまうからだ。いくら米国が助けてくれると言っても、日本という国家が毅然としなければ、付け込む隙を与えるだけなのである。千谷由人官房長官あたりは、サヨク気質が抜けないから、謝れば許されると思っているが、中共はそんなに甘くはないのである。自民党がだらしないから、民主党政権を追い込めずにいるが、今回も外圧によって、日本の政治は大きく変わるのではないだろうか。国家というものを再認識する時期にきているからだ。

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中共の恫喝に屈したへなちょこ政権を嗤う

2010年09月24日 | 政局
 だから言ったではないか。中共の漁船船長が処分保留で釈放されることになると。民主党政権は売国奴であり、国益などは念頭にないのである。今回、中共の圧力に屈したということは、もはや日本という国家を、自らの手で否定したのと同じである。これに対しては、国家防衛のために、あらゆることが国民に許されることになるだろう。民主党自体が超法規的な決断をしたのだから、それへの反撃も当然認められるべきだからだ。今後、保守派や民族派による反政府運動は激化することになるだろう。民主党政権の弱腰ぶりは、あまりにも目に余るからだ。マスコミも、今日の夕方あたりからは、政府の方針を支持するような論調に変わるはずだ。実際に警備活動にあたった海上保安官の悔しさを考えると、民主党政権の体たらくさに激しい憤りを覚えてならない。日本が軍事力で対抗しろとは言うのではない。国内法にのっとって粛々と行うことが、どうしてできなかったのだろうか。サヨクが天下を取るというこは、こういうことなのである。自衛隊員や警察官の諸君は、この現実から目をそむけてはならない。民主党政権の誕生によって、日本は日本でなくなりつつあるわけだから。

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媚中派の民主党政権に国益守る気概なし

2010年09月23日 | 政局
 中共の嫌がらせは目に余るが、それを民主党政権も利用していないだろうか。沖縄の普天間基地の移設をめぐって、局面を打開するには、それが一番の言い訳になるからだ。中共の軍事的な圧力が強まっていると言えば、いくら沖縄県民でも、反対を続けるわけにはいかない。それによって、鳩山由紀夫前首相の尻拭いもできるのだから、損ばかりではないのである。しかし、今ほど東アジアの緊張が今ほど高まっている時期はない。にもかかわらず、鳩山前首相が中共を米国と同等に考えたりして、「友愛外交」とかを持ち出して、擦り寄ったことが問題なのである。中共としては、民主党政権に裏切られたという思いがあるのだろう。さらに、民主党政権が中国大使を民間から任命したのも、中共からすればカチンときたのだろう。お子様内閣でしかない民主党政権は、左にぶれたり、右にぶれたりで大忙しであるが、最終的には、千谷由人官房長官が中共に膝を屈するのは目に見えている。足元を見透かされているから、相手は強気に出てくるのである。所詮媚中派ばかりの民主党が、毅然たる態度をとれるわけがないのである。前原誠司外務大臣も、そのうち孤立してしまうのではなかろうか。 保守派がまとまらなければ、何もかもが先に進まないのである。

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サヨク政権による日本滅亡を予言した福田恆存

2010年09月23日 | 思想家

 民主党政権になって何もかもがメチャクチャになったのを、新聞やテレビはどこも伝えない。自分たちが民主党を応援したために、恥ずかしくてそれを報道できないのである。サヨクやリベラルぶった連中は、日本という国家を背負って立つという気概がまったくない。かえって、自分たちの国家を否定することばかりに力を注いでいる。反日的なことを平気で口にする人間が、国家公安委員長になるというのは、狂気の沙汰ではなかろうか。中共が脅かしをかけてくるのは、鳩山由紀夫前首相がだらしがなかったからだ。「日本は日本人だけのものでない」と言って胸を張っていたわけだから、付け込む隙を与えてしまったのである。福田恆存は日本が滅びることを危惧していた。「真の日本の崩壊は、負ける戦争を起こした事にあったのではなく、また敗けた事にあったのでもなく、その後で間違った過去を自ら否定することによって今や新しい曙が来ると思った事に始まったと言へませう」(『世代の断絶』といふ事)と心配していたのである。過去を否定することではなく、それを引き受けることこそが、後に続く国民の責務であるからだ。守るに値しないと日本人が思っているのであれば、滅亡しない方がおかしいのである。一日も早く、国を愛さない者たちの手から、日本を取り戻さなくてはならない。そうでなければ、福田恆存の予言通りになるだけだから。

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菅直人首相は目指すべき国のかたちを示せ!

2010年09月23日 | 思想家
 内政・外交とも立ち往生している民主党政権は、羅針盤のない漂流船である。その一番の原因は、どのような国のかたちを目指すかというビジョンがないことだ。どんなことを言っても、自民党には「日本型福祉国家」と呼ばれるものがあった。それについて宮本太郎は「自律性を強めつつあった自由主義勢力(大企業労使連合)と、狭義の福祉国家路線を嫌った保守主義勢力の結合である」(『福祉国家という戦略』)と定義している。「大企業労使連合が官僚制の支援を受けてつくりだす経済成長の果実を、狭義の福祉政策を通してではなく、公共事業や各種の保護・規制による雇用創出を通して再分配する仕組みが出来上がっていた」とみるのだ。民主党政権としては、すぐにでもビジョンを示す責任があるだろう。「日本型福祉国家」は行き詰まっているからだ。国際化にさらされている大企業は、終身雇用を撤廃しつつあるし、公共事業などによる振興策も難しくなっているからだ。そうした現実を前にして、スウェーデンモデルか、さもなければ、小さな政府を選ぶかの選択を迫られているのだ。しかし、綱領もない民主党は、その議論を避けている。政界再編が叫ばれているのは、今のままの菅直人首相や民主党政権では、場当たり的な政権運営しか望めないからだ。日本国民は、とんでもない政党に、国の舵取りを任せてしまったのである。

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会津戦争の殉難者を弔う 5首

2010年09月22日 | 短歌
秋雨にけむれるなかに大川を渡らんとする女丈夫も

維新にはあらずと叫ぶ声があり飯盛山に秋風ぞ吹く

いたいけな少年の目に映りたる刃に伏して血潮浴びしか

 かくかくに会津は悲しかくまでに敗者を弔う一輪の菊

 闇深き会津盆地にうごめきし少年たちも遥か遠くに


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民主党政権に覇権国家中共に抗する勇気ありや!

2010年09月22日 | 思想家
 東大の全共闘崩れで、サヨクの仙谷由人官房長官は、一日も早く中共と手打ちしたいようだが、ここで折れてしまえば、元も子もなくなくなる。漁船が海上保安庁の巡視船にぶつかってきたのは、日本の領海内でのできごとであり、非は全て中共側にあるからだ。しかし、中共が強気になったのは、民主党が国家解体の政党であることを熟知しているからだろう。党員やサポーターになるにあたっても、日本国民である必要はないわけだし、永住外国人には、地方選挙権まで与えることを明言しているからだ。日本の政権与党が国家としてのまとまりを否定しているのだから、中共が領土問題をからめて攻勢をかけてくるのは、国益上あたりまえのことだ。それを招いた責任こそが問われるべきだろう。富田常雄の小説『姿三四郎』のモデルとなった会津っぽの西郷四郎は、講道館四天王の一人であり、山嵐の技で知られたが、宮崎滔天と並び評される大陸浪人でもあった。さらに、会津坂下町には、孫文を匿ったというエピソードも残っているが、それはもはや過去のことでしかない。日本と共に手を取り合ってという意識が、現在の中共指導部には微塵もないからだ。それよりは、眠れる獅子ではなく、覇権国家中共に抗して、日本の主権や独立を守り通せるかなのである。菅直人首相の民主党政権では、弱腰過ぎてあまりにも心もとない。

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