つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

歌舞伎座で閉場式

2010年05月02日 | 芸能
 閉場される歌舞伎座の前で撮影する人たち

(スポーツニッポンより)
老朽化のため建て替えられる東京・銀座の歌舞伎座で30日、最後の公演となる「閉場式」が行われた。
松竹の大谷信義会長のあいさつに続き、市川団十郎(63)、尾上菊五郎(67)、松本幸四郎(67)、中村勘三郎(54)ら人気俳優8人が舞踊「都風流」を披露した。
坂東玉三郎(60)ら女形5人は「京鹿子娘道成寺」の“競演”で別れを惜しんだ。

記念の口上は中村芝翫(82)、中村富十郎(80)、坂田藤十郎(78)の人間国宝3人が行った。
半世紀以上にわたり舞台に立った芝翫は「わが家のような場所。
悲しさと、新しくなることへの喜びがごちゃまぜになっています」と話した。

最後は歌舞伎俳優約200人が舞台に勢ぞろいして手締め。
1951年から59年にわたって親しまれた歌舞伎の殿堂は、にぎやかに幕を閉じた。
新劇場は13年春にオープンする予定。

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