つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

秋山郷(4) のよさの里

2010年05月08日 | 名所
               のよさの里の分家と本家をつなぐ通路

切明温泉から上野原温泉に行く。
上野原温泉には、鈴木牧之にちなんで建てられた宿舎「のよさの里」がある。
宿には、当時の秋山郷の暮らしと文化を再現した施設があり、宿本家の「牧之の宿」と七戸の分家は400メートルの廊下で繋がっている。
分家はそれぞれ独立し離れているため、周囲を気にせずに過ごすことが出来る。
11年前に躰道壮年倶楽部のメンバーと秋の紅葉シーズンに秋山郷にきて、この宿舎に泊まったことがある。その時同行した演歌歌手の嶋あきらさんと橘みどりさんの色紙が宿本家の居間に掲示してあった。

宿本家のところからは目の前に雄大な鳥甲山が見える。
残雪があり山の頂には白い雪に覆われていた。

鈴木牧之が、59歳の時に秋山郷を訪れ、この地の生活や文化に感動し貴重な民俗資料「秋山紀行」と「北越雪譜」を発行した。秋山の美しい自然と山村の習俗を全国に伝えた。

(5月8日記)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする