つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

細川家の至宝展

2010年05月28日 | 文化
                       細川家の至宝展(国立博物館平成館)

上野公園の東京国立博物館で開催されている「細川家の至宝特別展」を鑑賞した。
中高年の男女が多く会場に詰め掛けていた。

細川家に代々伝わる美術工芸品の数々と鋭い鑑識眼で知られる第十六代当主である細川護立氏の珠玉の永青文庫コレクションからえりすぐりの至宝を集めた特別展。
350点あまりの展示品の中には、多数の国宝、重要文化財、重要美術品があった。
入口で音声ガイドを借用する。
細川護熙(第十八代当主・元総理大臣)永青文庫理事長も声の出演をしていた。
永青文庫について、白隠と祖父護立、白洲正子と祖父の想い出等のエピソードを解説していた。
第1部 武家の伝統ー細川家の歴史と美術ー
国宝「時雨螺鈿鞍」、細川ガラシャの手紙、宮本武蔵「五輪書」、千利休「茶杓」などの逸品も展示してあった。
第2部 美へのまなざしー護立コレクションを中心にー
国宝「短刀 無銘正宗(名物包丁正宗)」「金銀錯狩猟文鏡」や重要文化財「桜に破扇図鐔」「菱田春草作の落葉」「如来坐像」などが展示してあった。

よくもこんなに沢山の美術工芸品を収集していたものであると感心してしまった。
細川護熙氏の祖父である細川護立氏の功績は大きい。
一箇所に集められて展示してある「細川家の至宝」に堪能した。

(5月28日記)
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