ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

宜男花、って⁉︎

2018-01-20 10:12:33 | 一茶庵「易社」
初稽古に掛けられていたお軸の漢詩に「宜男花」という言葉があった。
花の名前だろうと想像はつくが、聞いたことのない名前。中国 元の時代の詩に登場するくらいだから昔から存在する花のようだ。

聞くと、「宜男花」は中国原産のユリ科の多年草で、夏、オレンジ色か赤黄色の花を咲かせる、ということらしい。

煎茶にはたまに登場する花のようだ。それは、素敵な男性を意味する。詩によく使われ、良き男性に巡り逢いたい気持ちを、この「宜男花」で表すことがある。

また、薬効として食べると憂いを忘れるといわれ、「忘憂草」という別名もあるよいだ。

写真にある茶托に描かれているのも「宜男花」である。







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